上沼恵美子さんと言えば関西では人気看板番組を5本も抱える超・大物！

歯に衣着せぬ物言いと大衆の心理を代弁してくれるような爽快な語り口で関西では絶大な人気を集めています。

ダウンタウンの松本人志さんも、あの明石家さんまさんまでも「上沼さんにはかなわない」と恐れられるほどの存在だったのです！

まさに「女帝」の名を欲しいままにしてきた彼女の伝説は必見です！！

2018年M-1グランプリ審査員を務めた上沼恵美子さんでしたが、とろサーモン久保田さんとスーパーマラドーナ武智さんのインスタ暴言配信が大問題に発展してしまいました。

しかしさすが数々の伝説を持つ女帝の上沼恵美子さん！

その対応が神対応すぎて女王の貫録たっぷりと話題です

2001年に島田紳助さんの発案で始まった若手漫才王者決定戦の「M-1グランプリ」。
今や年末の定番となったこの番組の審査員を務めてる上沼恵美子さんは、もともと全然乗り気じゃなかったそうなんです。

しかし松本人志さんに懇願されたことによって「そこまで言うなら」と引き受けたそうなんです。

お笑い界のレジェンド・松本人志さんも尊敬している「漫才師」だという上沼恵美子さん。
今後彼女を超えるような女漫才師は出てこないのではないかとまで言われています。

そんな上沼恵美子さんを罵倒してしまった二人。

上沼恵美子さんだけではなく審査員を頼んだ松本人志さんまで蔑んでいることになります。

「上沼さんがやめるなら自分も考えなくてはいけない」
と語る松本人志さんの言葉通り、上沼恵美子さんの審査を否定する事は松本人志さんを否定していることになっていることに二人は気が付いているのでしょうか。

先ほど紹介したように、M-1グランプリ後の打ち上げの宴会の席でとろサーモン久保田さんとスーパーマラドーナ武智さんが上沼恵美子さんに対し暴言を吐いている動画を配信してしまいます。

文字に起こしてみると以下の通りです。

なんでこんなの配信したんですかね。
何考えてるんでしょうか。非常識すぎます・・・。

これには先輩芸人からも世間からも非難殺到の大炎上。

動画は削除されましたが、時すでに遅し。一度アップされたものはいくら削除しても瞬く間に世界中に発信されてしまいますからね。怖いですよね。

しかしこんな暴言を耳にしても、圧巻の神対応を見せた上沼恵美子さん。
怒る素振りなど全く見せず、丁寧に答えているのです。

と冷静に穏やかに記者の直撃取材に対応し、さらに2人への激励の言葉まで述べたのです。

これには
「上沼恵美子カッコいい！！」
「さすがえみちゃんやわ！」
「器の大きさが違う」

と称賛の声が上がりました。

さらにテレビ番組の収録では

「興味ないねん！」
としっかり笑いもとっているから「さすが」としか言いようがありません。

でも個人的にはもっとネチネチ責める上沼恵美子さんが見たい！（笑）と思ってしまいました。

今後もほとぼりがさめたらまたネタにして爆笑を巻き起こしてくれそうな予感です！

しかしこの二人は上沼恵美子さんの才能と権力を知らないのでしょうか。
身の程知らずにも程がありますよ。

今は漫才を披露する機会はほとんどない上沼恵美子さんですが、島田紳助さん、ビートたけしさんも称賛する天才漫才師で一世を風靡したお方です。

それでは次項はそんな漫才師としての上沼恵美子さんの伝説を紹介します！

上沼恵美子さんの漫才師時代を知らない現在の若手お笑いコンビたち。

しかし今・大物ともてはやされている芸人たちも「彼女たちは本当にすごかった。巧かった」と語るほどに、群を抜いた存在だったのです。

上沼恵美子さんは1971年、中学卒業後に漫才師「梅原お浜・小浜」の門下として、「梅原千里・万里」でデビューしています。

それまで幼少期からテレビの素人歌番組に出演し、数々の賞を受賞してきた上沼恵美子さん。
あまりに歌がうまいため
「のど自慢荒らし」
の異名をとっていたそうです。

当然当時の夢は
「歌手になること」
だったそうです。

上沼恵美子さんが素人のど自慢大会で唯一勝てなかった相手というのが紅白歌合戦でもおなじみの西の大御所・天童よしみさんというから驚きですよね！

そんな折にすでに漫才師としてデビュー予定であった姉・万里さんの相方が突然失踪してしまいます。
そこで白羽の矢が立ったのが妹である上沼恵美子さん。
急遽姉妹で漫才コンビ「梅原千里・万里」としてデビューする事になりました。

そしてデビューしてすぐ
「上方お笑い大賞・銀賞」
を受賞。

デビュー2年で「NHK上方漫才コンテスト・優秀敢闘賞受賞」と立て続けにデビュー早々で大きな賞を受賞しています。

高校生だった上沼恵美子さんは、当時アイドルとして人気絶頂の天地真理さんに似ていると言われ
「漫才界の白雪姫」
ともてはやされ、アイドル的な人気を博しました。

かわいい！！
めちゃめちゃかわいいですね！！
上沼恵美子さんにこんなかわいらしい時代があったなんて！（スミマセン）

さらに1975年には「大阪ラプソディー」で念願のレコードデビューを果たし、40万枚を超える大ヒット。
演歌界の巨匠・北島三郎さんに「歌手転向」を勧められるほどの歌唱力で魅了しました。

見た目のかわいらしさからの人気もありましたが、漫才師としての話術も抜群。
さらに歌唱力も飛びぬけているなんて、すごい才能ですね！

今後のお笑い界のみならず、ひいては芸能界全体を引っ張て行く存在と思われていました。

当時の「海原千里・万里」の漫才スキルの高さを物語るような島田紳助さんのエピソードがあります。

海原千里・万里より3年後輩にあたる島田紳助さんは二人の抜群の話術に
「一言一句漏らさずに書き起こして漫才の研究をしていた」
と言います。

あの島田紳助さんから見ても天才的であった二人の漫才。

当時を回顧し紳助さんは
「千里・万里の影響を受けていない若い奴なんていないん違いますか」
と最大級の賛辞を送っています。

誰もがその才能に憧れ、研究し、追いつこうと必死になった存在であったという海原千里・万里さん。
ズバ抜けた存在であったことがうかがい知れますね。

お笑い界のドン・ビートたけしも海原千里・万里のその卓越した才能を認める一人です。
女性漫才師を褒めるということがほぼないにもかかわらず、彼女たちに対しては
「抜群に巧かった」
その話術の巧みさを称えています。

さらにビートたけしの妻で元漫才師の北野幹子さんは「海原千里・万里を見て廃業を決意した」という逸話まであるのです。

お笑い界のビッグ３の一人、明石家さんまさんも上沼恵美子さんには押され気味です。
週刊誌に「犬猿の仲」と書かれたこともある二人は長い間共演NGとされてきました。

しかし22年の空白期間を経て2016年に共演。
番組は
「因縁のしゃべくりの天才二人の頂上決戦」
と言われ注目されました。

2人の生番組での舌戦はまさにトークの主導権の取り合い。
「ケンカや！ケンカ！！」
と後に語っていますが、さんまさんがトークで完全に主導権を握れない相手なんて上沼恵美子さん以外にはいないといっても過言ではありません。

お笑い界の今後を担っていくと思われる存在。さらに歌唱力も抜群で才能あふれる上沼恵美子さんでしたが周囲も驚愕の突然の引退を発表します。
その理由がまた伝説を生んだって本当なんでしょうか！？

最初に引退情報が流れたのは姉である海原万里さんの方でした。
結婚を機に引退するというのです。
相手は元漫才師の夢大作さん。

デビュー直後に知り合いましたが、多忙により一時疎遠に。
しかし妹・上沼恵美子さんが仲を取り持ち交際をスタートし、忙しい合間を愛を育んでいたようです。そしてついに1976年12月に
「来年は結婚したいと考えています」
と事務所社長に万里さんが直談判。

惜しまれつつも万里さんたっての希望で以降の仕事を断り始めます。
そんな中1人でも十分仕事をこなせると思われていた千里さん（上沼恵美子）。

しかし解散公演を2か月後に控えた2月に突如
「千里が婚約」
と今後は千里さん（上沼恵美子）も婚約したという報道で世間を驚かせました。

婚約相手は関西テレビの上沼真平ディレクター。

知的な雰囲気ですね～。
それもそのはず！父は新聞記者、祖父は弁護士という家庭に生まれ、関西の名門・大阪教育大学付属池田中学校、関西学院大学へ進学したエリートです。

上沼恵美子さんは仕事上の付き合いから真平さんに惹かれ、1975年の冬より交際をしていたそうで忙しい中でも月に2回ほどデートを重ねていたそうなんです。

驚いたことに所属事務所もこの婚約の事実を知らなかったそうで

「私たちでさえ知らなかった。千里は一人でもやっていけるタレントだと思っていた」

とショックを隠し切れなかったそう。
当然人気絶頂の中での結婚に周囲は大反対。

そんな中でも実の母親は
「芸に生きて一人でいるよりは、いいお嫁さんになってほしいと思っていました」

と突然の娘二人の嫁入りを後押ししてくれました。
お母さんが理解者って素敵ですね。
人気者ゆえ、手放したくない事務所の気持ちはわかりますが母親は二人の気持ちを汲んでくれたようですね。

1977年4月12日にはさよなら公演を実施し、惜しまれつつもコンビ解散＆引退。

当時アイドル的な人気を誇った二人のお別れ会ですから、ファンが殺到しピンクレディーを彷彿とされるような伝説的なお別れ会になったそうです。

その後5月に千里さん、6月に万里さんが挙式。

翌年には二人とも出産をしたそうで、姉妹仲良くおめでたいことが続きました。

1971年のデビューから1977年の解散まで活動期間はたったの6年。
それでも今なお語り継がれる二人の漫才。

いかに二人の漫才がすごかったかがわかりますよね。

人気絶頂で結婚。コンビ解消、引退。

潔さがかっこいいですよね。

「スターが惜しまれつつ結婚して引退」の代表格と言えば山口百恵さんですが、実は上沼恵美子さんの方が先駆け的存在だったのですね！

超人気の漫才師の地位を失ってでも結婚したかった上沼恵美子さんの結婚相手はどんな男性なのでしょうか！？

上沼恵美子さんが惚れ込んだ夫・上沼真平さんは結婚当時は関西テレビディレクターでした。
人気絶頂の上沼恵美子さんとは今で言う「格差婚」。

しかしそこはさすが上沼恵美子さんが惚れ込んだ男！
プロデュースの手腕を買われ、関西テレビの常務取締役や制作局長にまで昇りつめ、さらに子会社の「メディアプルポ」の代表取締役会長も務めました。

昇進をどんどん果たしていった上沼真平さんですが、現場主義であったため会長職などの地位は柄に合わなかったとのことで、2008年に61歳で関西テレビを退社しています。
退社後は趣味に没頭しているそうです。

1976年に惜しまれつつ電撃引退いた上沼恵美子さんでしたが、専業主婦が耐えられず1年で復帰を決めます。しかしそんな妻に対し夫は

「西は姫路、東は京都まで」

という範囲限定で仕事復帰を許したと言います。

「狭っっ！！」
電車通勤圏内ですね。

そんな条件のもと、復帰した上沼恵美子さんはその旦那様の条件を今でもずっと守り続け仕事をしいます。

西の女帝と言われ、高視聴率を記録し続ける上沼恵美子さんにはこれまでも幾度となく東京進出の誘いや、東京での仕事の依頼がありました。
しかしこの夫の条件を守るため、全て断ってきた上沼恵美子さん。

NHK大河ドラマのオファーも東京で撮影のため断ったそうです。

しかし1994年の紅白歌合戦の司会だけは

「引き受けないと君が一生後悔するだろう」
と許してくれたそうで、この出演を機に在京局からの出演依頼が相次ぎ、11本ものレギュラー番組のオファーがあったそうです。

しかしこれらのレギュラー番組の話も全て夫のために断ったのです。

普段のテレビでの姿からは想像がつきませんが、亭主関白な夫についていく従順な妻という感じですね！

そんな亭主関白な夫が退職をし、毎日家にいるようになってしまいそんな毎日に疲れ上沼恵美子さんは自律神経失調症になってしまったというのです。

これ、めっちゃわかりますよね～。
仕事だけでなく家事も忙しい妻に、家事も何もせず呑気に話しかけてくる夫。
朝ごはん食べたばかりで食器を洗っている横で
「お昼ごはん、何？」とかね（笑）

退職後の鬱陶しい夫の典型です。

ただでさえレギュラー番組にラジオに大忙しの上沼恵美子さんですから、暇人夫に毎日家にいられちゃたまりませんよね。

ついには趣味に没頭し毎日話しかけ続けてくる夫に疲れ果て、仕事が忙しい時は自宅に帰らずホテル暮らしをするようになったというのです。

これらの話から離婚危機説もありましたが、夫も自身の病気もネタにしながら笑いに変えてしまう上沼恵美子さんですから「離婚」はないでしょう。

今後も熟年夫婦の鉄板ネタや姑ネタで爆笑させてくれるはずです！
っていうか、させてほしいです（笑）！

バラエティーMC番組1本の収録100万円と言われている上沼恵美子さん。

大御所としてはそれほど高い設定ではなくむしろ安すぎるくらいのようなのですが、5本のレギュラー番組を抱えていることから月収にすると2000万円越え。

さらにラジオやディナーショー、特番の審査員など様々な仕事を加えると年収3億円は超えているのではないかと言われています。

さらにMCを勤める番組全てが高視聴率をマーク。

もはや関西で向かうところ敵なし状態です。

自分の体調も夫も、さらにはトラブルも全てを笑いに変えてしまう抜群の話術。
今後も上沼恵美子一強時代が続きそうですね！

若い世代や関西圏以外に在住の人たちにはあまり知られていませんが、西の女帝・上沼恵美子さんの漫才師としての才能は凄まじく、お笑いの天才と呼ばれる人たちもこぞってその才能を称えています。

また意外にも？若い頃にはアイドル的な人気を博したかわいらしい容姿で、旦那様に尽くす慎ましい奥様であることもわかりました！

今後もその巧みな話術でたくさん笑わせてほしいですね！！
上沼恵美子さんの今後のさらなるご活躍を応援しております♪