HIKAKIN(ヒカキン)の猫・まるおが炎上&批判された理由はスコティッシュフォールドだから!?
大人気ユーチューバーHIKAKIN(ヒカキン)が猫のまるおを飼い始めて炎上!?その理由は「保護猫を迎えてほしかったから」?!理由は他にも!?繁殖が問題視されている品種スコティッシュフォールドについても調べました。二匹目の情報も見ていきます!
猫を飼ったHIKAKIN(ヒカキン)が炎上! その理由は!?
YouTuber(ユーチューバー)といえば必ず名前が挙がるほど有名なHIKAKAIN(ヒカキン)さんですが、猫「スコティッシュフォールド」を飼い始めたことで大きく叩かれて話題になりました。
普通に猫を飼っただけでここまで叩かれるというところに彼の影響力の高さを感じますね。
その内容はどんなものだったのでしょうか?
「保護猫を迎えてほしかった」の声多数も…
まず挙がった批判の声は「ペットショップで買うのではなく、保護猫を迎えてほしかった」という内容。
う~ん、いくら影響力の高い人だからとはいえ、なんの法も犯していないのに善意を押し付けられて叩かれるのはちょっと理不尽な気もしますね^^;
しかしこの声がここまで高まったことには間の悪いタイミング的な理由がありました。
HIKAKINさんは2018年7月19日に動画で公表しましたが、
偶然にも7月23日にお笑い芸人のサンシャイン池崎さんが自身のインスタグラムで「2匹の保護猫を引き取ったこと」を報告し、「保護猫」がホットワードになったそうなのです。
そこで、同時期に飼い始めたHIKAKINさんが引き合いに出されてしまったわけなのだそう。
純粋な人気商売であるユーチューバーの難しさを感じざるを得ません。
世界中で問題視されている品種だった
ただ、炎上した理由はそれだけではありませんでした。
HIKAKINさんが飼った品種は「スコティッシュフォールド」。折れ曲がった小さな耳、ふくろうのような丸い顔に加え、性格もおとなしく飼いやすいことで、とても人気の高い品種です。人気品種10年連続1位なんだとか!
しかし、売れるからと人間の都合を優先させ、猫にとって残酷な側面が放置されていました。
“折れ曲がった小さな耳”というのは実際には、“軟骨の異常によって起きた奇形”を固定したもので、つまり猫が猫として生きていくのに正常な状態ではない猫が「スコティッシュフォールド」だったのです。
スコティッシュフォールドは普通に生きるだけで激しい痛みを伴う恐れがあるなど、高負荷がかかっているそうです。
大人しい理由も、ほんとは暴れたくても痛みからじっとせざるを得ないだけという……。
実際に売っている以上、HIKAKINさんだけを責めるのはちょっと筋違いだとは思いますが、こういう情報を聞くと、マイナスイメージにはなってしまったかもしれませんね……。
HIKAKINのプロフィール
それぞれの批判についてもっと深く見ていく前に、HIKAKINさんのプロフィールを簡単におさらいしたいと思います。
HIKAKINさんは1989年4月21日に新潟県新井市(現:妙高市)で生まれました。
YouTubeにて自身の公式チャンネル「HIKAKIN」を開設したのは2006年12月で、当初はビートボクサーの動画を投稿していたそうです。そして、2010年にアップロードした動画「Super Mario Beatbox」がYouTubeにおける日本国内月間アクセス一位を記録し、パフォーマーとしてライブやテレビへの出演依頼も増えていきます。動画による広告収入が会社員の給料を超えるようになり、2012年にはスーパーの仕事を退職し、動画の投稿を通じた広告収入で生活する道を進むことになりました。
そして2018年7月19日に猫を飼い始めたことで、猫動画も投稿するようになります。
「保護猫を迎えてほしい」の批判には疑問の声も
話は保護猫に戻りますが、「ペットショップで買うのではなく、保護猫を迎えてほしかった」という声に対しては、やはり疑問の声も上がりました。
「人気商売」と「いきすぎた要求」
「保護猫を飼うことは美徳じゃないし、ペットショップの猫だって売れ残れば殺処分されてしまう」「他人に対して『保護猫を飼え』ってエゴが強すぎて引く」「ヒカキンが結婚して子どもできたら『影響力あるんだから施設から引き取ってほしかった』とか言い出すのかね」
ただ、こうした批判の批判を見ていると、
ふと、よく考えてみるとこんな批判はありふれていることにも気づきます。
たとえば「アイドルには恋愛しないでほしかった」というのも、
本質的には同じことを要求していると思います。
生きていれば恋をしてしまうことだってあるのが人間です。
にもかかわらず恋愛したアイドルを重罪犯のごとく叩いている人たちが「人権侵害」だと非難されないのは、恋愛という人気を売り物にしているからという共通認識があるからでしょう。
HIKAKINさんの人気の訳がにじみ出る人柄の良さだとするなら、それを売り物にして人気を得ている以上はこうした「えっ、なんでそんなことでがっかりしたとか言われなきゃいけないの!?」と他人が感じるような部分でも、過剰に期待を寄せてしまうファンの声は今後もいろいろ上がって聞こえてくるかもしれません。
独身男は保護猫を飼えない
さらに、独身男は保護猫を飼えないという事情があることも判明してきます。
「自分で猫を拾うならいいんですが、保護猫を引き取るのは大変です。猫を一人にするわけにはいかないので、独身男性や老人は保護猫を譲渡されないことが多いんです」
保護猫を迎え入れるには、「預かり日記」を読んだり、数週間一緒に暮らしたりといった条件が課せられることもあるんだとか!
こうした擁護の声がきちんとあがるところは、さすが、多くの人に愛されるユーチューバーだなと感じますね!
HIKAKINさんが保護猫を引き受けるには、実際はハードルが高かったのかもしれません。HIKAKINさんほどの年収になれば、猫一匹くらい買うのはなんの負担でもなかったでしょうし……。
むしろ、これだけ稼いでいる人が保護猫を引き取ったら「お金がなくて高い猫を買えない人もいるのに、稼いでるくせにタダで引き取るなんて、なんてケチなやつ!」とはならなかったのでしょうか?(わかりませんが……)
保護猫は保護猫を必要とする家庭に引き取られてくれるのを願います。
耳が曲がった「スコティッシュフォールド」の抱える問題
保護猫の件はそうだとしても、ペットショップで買ったのはいいにしてもスコティッシュフォールドという品種が残念だったという声は残ります。
先にも触れましたが、スコティッシュフォールドは世界でも問題視されている品種のようです。
スコティッシュフォールドとは?
スコティッシュフォールドは、イギリスはスコットランドで生まれた猫種。純血種としての歴史が浅く、交配に交配を重ね生まれてきた品種で、そのためなのか遺伝性の病気を持っていると言われています。スコティッシュフォールドといえば「耳が垂れている」ですが、それも軟骨の異常によるものと考えられています。
実は奇形で体のあちこちに問題が!
かわいらしい「たれ耳」ですが、それは奇形の一種なんだそう。
「スコティッシュフォールドは病気の状態を留めさせている品種であり、繁殖させるのは残酷で倫理的に弁解の余地がない」
スコティッシュフォールドが骨軟骨異形成症を発症する遺伝子に関する研究を発表したシドニー大学の獣医内科専門家であるリチャード・マリク博士もこう語っています。
猫にとって健やかな姿ではないんですね。
生まれながらにして非常に高い病気のリスクを抱えている品種であるにもかかわらず、「かわいいから」という理由で人間がたくさん生み出し続けている……。
折れ耳の猫には、ほぼ100%の確率で、何かしらの症状が出ると言われている。発症した場合、グルコサミンなどのサプリメントで症状を緩和する、臓器に負担をかける鎮痛剤を一生使い続ける、低線量放射線の照射をして痛みの緩和をする、外科手術を行うなどの治療が行われる。しかし、どれも対症療法のみで、根本的な治療法は見つかっていない……。少し厳しい言い方になるが、生涯痛みを感じ続ける生き物を“面白くかわいい外見”を求めた人間が、生み出してしまったのだ。
動物保護とペット問題に詳しい一般社団法人ランコントレ・ミグノンの友森玲子さんから。「かわいさ」と引き換えに、猫に「痛み」を生み出す品種だった……。
人間のおっさんのような座り方をする猫!
何も知らなければ「猫なのに人間のおっさんみたいで面白い!」と思ってしまいますが……
スコ座りとも呼ばれるくらい、この姿勢で座っているのはほとんどがスコティッシュフォールド。他の猫種では、長時間このままでいることはないそうです。
面白可愛いですが……
これは骨軟骨異形成症による関節部の軟骨の変形による痛みや座りずらさのせいではないかと言われています。
事情を知るとちょっと悲しく考えてしまいますね。
繁殖禁止も!
イギリスでは1970年代、すでに血統登録団体の育猫管理評議会(GCCF)がスコティッシュフォールドの登録を取りやめているのだそうです。
今や世界中で繁殖されているスコティッシュフォールドですが、
生み出してしまったイギリスが真っ先にそうした行動を取っていることから、今後もしかしたら世界もそのようになっていくのかもしれません。
HIKAKIN兄妹猫二匹目を購入! 評価が上がった!?
スコティッシュフォールドを飼ったことでこれだけ叩かれたHIKAKINさんですが、それでも猫「まるお」のために二匹目の兄妹猫(もちろんスコティッシュフォールドです)を飼ったことで、今度は称賛の声があがっています。
多頭飼いは猫の寂しさの軽減や、社会性の発育など、いろいろなメリットがあるのだそうです。
HIKAKINさんは自由業なので日中家にいることもあると思いますが、ものすごく多忙で日本や世界中を飛び回る必要が出るときもあるでしょう。そんなときには安心ですね。
「がっかり↓↓」にはすかさず「↑↑さすが!」をぶつけるHIKAKINさん。こうしたところが、人気のポイントなのでしょうね。
まとめ
HIKAKIN動画やコメントでスコティッシュフォールドの問題が取りざたされて、この炎上騒動をきっかけに、スコティッシュフォールドのハイリスクな状況を知った人もいるかと思います。変えなければならないと思う人や機関が動き出すかもしれません。
でもその前にHIKAKIN人気でスコティッシュフォールドの人気が加速することのほうが予想されるでしょう。
公的機関が介入するまでは、それも自由としかいえません。
可愛がることは悪いことではありませんし、売られている現状がある以上、HIKAKINさん含めどうしてもスコティッシュフォールドが飼いたいと思った人は精一杯可愛がってあげてほしいですね。
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まあそう言いたくなりますよね。