2011年8月29日に車線変更の違反という警察の摘発に発覚しました。
なんと半年以上にわたって運転免許の更新をしていなかったのです。

一般人であれば、たとえ1日過ぎようがどんな理由であれ無免許運転で即逮捕の事案です。

仮に温情で1～2日免許の更新するのを忘れたとしてそれを言い訳にしても摘発を免れたとしても、半年以上免許更新作業を放置していたというのはどんなに言い訳をしても世間的には同情の余地はありませんよ。

東京を拠点にしていろいろと活動していれば、プライベート以外では車に乗る機会はないかもしれません。

ロケでの移動はマネージャーが運転するか、あるいはその番組のスタッフが運転しているだろうから、温情面で語るとついつい車の免許の更新を忘れてしまったのではないかと思います。

芸能人がスキャンダルを引き起こせば普通であればレギュラー番組の降板はツキものです。

しかしながら、日本テレビの上層部とジャニーズ事務所が協議した結果、数日後に山口達也が生放送で謝罪することで決着したのです。

一般的に考えれば『激甘』ですね。

事実上処分不問といってよいでしょう。

これがほかの事務所だったら即レギュラー降板＆日テレの無期限出入り禁止もあり得たはずです。

当然、一部の視聴者からは日テレにクレームと抗議の電話がしばらくは鳴り響いていました。

もちろん、日テレ上層部はこの事態を知っていたはずだが、シカトを決め込んでそのままほとぼりが冷めるをの待つという選択肢をとったのです。

結果的にいつの間にか世論の関心は別の方向に向かい、この問題はジャニーズ事務所が勝利した形で幕引きが図られたのです。

この日、ジャニーズ事務所を超えて芸能界に激震が走った！

TOKIOのメンバーである山口達也が女子高生に無理やりキスを迫り、強制わいせつを引き起こしたことが報じられたのです。

しかも日本の公共放送的な役割を果たしているNHKがスクープをしたから驚き！

これが日本テレビのような民放なら前回同様隠匿して被害者との間に示談でも…。

だが、今回はそのようにいきませんでした。

なぜなら、2018年の4月に財務省のトップが『セクハラ』をした話題が世間をくぎ付けにしていたのです。

セクハラ問題が芸能界に飛び火したイメージです。

山口達也がレギュラー番組持っていたNHKは怒り心頭で、日テレが穏便に済まそうとしても、テレビ局で対応が真逆になってしまうと甘い対応をしたテレビ局が叩かれてしまいます。

最悪、この問題のせいでスポンサー契約で利益の多くを挙げている民放にとっては問題解決の手段を間違えると大変なことになってしまいます。

スポンサー離れは避けたいのです。

この不祥事で一番頭を悩ませたのはもちろん日テレです。

前回はジャニーズ事務所と協議して事実上うやむやにしただけに、今回も同じことをするのかと思われたが、結果的に山口達也が辞表をジャニーズ事務所に提出してTOKIOのリーダーである城島茂とジャニー社長で協議した結果、山口達也のジャニーズ事務所退所によって自動的にZIPと幸せ！ボンビーガールの降板が決まったのです。

正直、日本テレビ単独で決められたはずなのですが、NHKが降板をすぐに決めたのと違ってよほどジャニーズ事務所に頭が上がらないのでしょうね。

正直申し上げれば、ほかのTOKIOのメンバーがもっと支えてあげれば最悪の結末は避けられたかもしれません。

正直ここが彼にとっての人生のターニングポイントだったと思います。

奥さんと離婚してこれからは独身で仕事をしていくわけですから。

離婚の原因はいろいろと言われていますが、報道されたところによれば彼自身の傲慢さがひどすぎた説と、週２～３日しか自宅に帰らず子供の面倒をあまり見ない、それにより夫婦関係が悪化した説といったことが有力だと言われています。

離婚した直後は彼の精神面はあまり良くなかったはずです。

リーダーの城島が山口のことを気にかけていたわけですが、ほかのメンバーが密接に寄り添ったかどうかの詳細は不明です。

もう少し彼のためになるように接していればこのようなことは起きなかったはずです…。

掲示板にはもっとひどい中傷が数多く見受けられます。

山口達也以外にもジャニーズ事務所に矛先を向けた脅迫めいた言葉がたくさん点在しています。

一度こういったことになればジャニーズ事務所のアイドル・タレントとはいえそう簡単に芸能界には戻って来れないのですよ。

山口達也が『堕ちた』理由としてはっきりわかるのは、【自業自得】以外にありません。

普通なら無免許運転問題の時から芸能活動は慎重に行って二度と不祥事をおこさないようにするのが当たり前の行動なわけですが、ほかのメンバーに支えられても彼自身があの事件から何か学習していれば、【強制わいせつ】といった致命的事案は起きなかったはずです。

TOKIOは4人になってしまいましたので、ベース担当がいなくなったので音楽活動はもう行われないでしょう。

TOKIOの4人態勢はあまり長く続かないかもしれません。