ラーメンはいまや日本人にとって代表的な国民食のひとつです。

街を歩けば至るところにラーメン屋さんが存在しています。

特に東京は美味しいラーメン屋さんが多く、『ラーメン激戦区』と呼ばれる地域もたくさんあります。

ラーメン好きにとってはまさに天国ともいえるような環境ですが、しかしそのため…

「お店が多すぎてどこのラーメンが本当に美味しいのか分からない」
「旅行で東京に来たけどおすすめのラーメン屋を知りたい」
「海外からの友人にラーメン屋をすすめたいけどどこがベストなのか」

こういった疑問や悩みを持つ方も少なくありません。

ここではそんな方のために『本当に食べるべきおすすめのラーメン屋』をカテゴリーごとにまとめてご紹介！

豚骨系が好き、魚介系が好きなど色々と好みが分かれるラーメンですが、これでもうラーメン屋選びに迷うことはありません！

ぜひラーメンガイドブックとしてぜひ参考にしてみてください。

もともとは九州などが発祥といわれている豚骨ラーメン。

それに代表される濃厚こってりタイプのラーメンは全国的にも人気が高まり、いまやどこの地域でも愛されています。

また、外国人観光客にも評判で行列を作るお店もたくさんあります。

そんな豚骨ベースでこってりとしたトロみのあるスープが特徴のラーメン屋をこちらからチェックしていってください。

豚骨ラーメンの本場・福岡の博多の味を存分に堪能できるお店です。

まさにこってり系の王道ともいえる味わいでもちろん替え玉あり。

凝縮された豚骨ベースのスープが後を引く旨味たっぷりのラーメンです。

都内では新宿・板橋・中目黒と数店舗ありますので、どこのエリアでも立ち寄ることができます。

ぜひ一度は食べるべき豚骨ラーメンとしておすすめいたします。

とにかくその安さが魅力の博多風龍の豚骨ラーメン。

かつて博多の屋台村で気軽に食べられていたその味を楽しむことができます。

1杯500円からで替え玉が2つまで無料という店舗もあります。

都内には20店舗ほどお店があるので見つけやすく入りやすいお店としておすすめです。

熊本発祥の桂花ラーメンは東京に進出したことでその知名度を高めたというちょっと変わった経歴のラーメン屋さんです。

たっぷりの生キャベツととろける豚角煮「太肉(ターロー)」をのせた独特なスタイルが話題を呼び一躍人気店の仲間入りをしました。

ボリューム満点でこってり系のスープと中太麺が絡み合い満足のいく味に仕上がっています。

独自性の高いラーメン屋といえばやはりこちらの一蘭。

オーダー用紙には7項目のチェック欄があり、それぞれから好みを選ぶことで自分にぴったりの一杯を楽しむことができます。

とんこつスープは、100%豚の骨から抽出した天然とんこつスープ。

そして一番の特徴は「味集中システム」と呼ばれる座席。

一席ずつ仕切られているため、女性の方でも周りを気にせず食べられると話題になりました。

外国からの旅行客にも人気で、長蛇の列をよく見かけます。

「東京豚骨」という新ジャンルを作り上げた池袋の名店・屯ちん。

現在は新宿などにも店舗を構えています。

福岡系の豚骨ラーメンよりややあっさりとしていて中太ちぢれ麺がスープとよく絡みます。

見た目よりもすっきりとしているので女性にもおすすめのラーメン屋です。

ちなみに歌舞伎町店は深夜まで営業しているので飲み会帰りにもフラッと立ち寄りやすいのがポイント。

豚骨醤油で太麺、さらにボリュームたっぷりの野菜と肉。

これがラーメン大の魅力です。

しっかりとした噛み応えのある麺は醤油の効いた豚骨スープとよく合います。

さらには自分流にアレンジできる背脂やタレ、そしてニンニクの量。

これらを自由にカスタマイズできるのも魅力のひとつ。

一度食べたらハマる味、ぜひお試しください。

スープの材料はとんこつが中心、｢久留米・博多ラーメン｣がルーツ。

げんこつ独特の旨味が感じられ、九州出身の方にもファンが多いというこってり系ラーメンです。

他にもマー油を使ったものや味噌系のラーメンなど数種類用意されています。

豚骨は豚頭等に頼らず新鮮拳骨やロース骨を厳選し、徹底してアク抜き等の下処理を行っています。

臭みのない上品なコクとスッキリ感が魅力で、自家製醤油ダレに隠し味でトロピカルフルーツを加えたまろやかな味わいが人気のラーメンです。

大盛でも値段が同価格なのが人気で、醤油スープと中太麺が見事にマッチしています。

背脂醤油豚骨スープが特徴で、それでいてすっきりとしたコクが評判の野方ホープ。

創業は1988年とかなりの老舗で、中野区を走る環七通りで長年愛され続けているお店です。

環七は「ラーメン戦争激戦区」のひとつで、そのまっただ中で生まれた、たった10坪の小さな店は、今もなお進化を続けています。

東京民はもちろん旅行で訪れた際にぜひ一度立ち寄ってもらいたいラーメン屋です。

麺や天鳳の特徴は、何と言ってもマイルドでコクのある「背脂豚骨スープ」

豚骨をベースに鶏ガラや香味野菜、そしてコラーゲンたっぷりの豚足やもみじといった数種類がブレンドされたオリジナルスープです。

これらの食材を旨味が出し切るまでじっくり炊き上げ、背脂を加えたスープからはほのかな甘みと旨味が感じられます。

もはや説明もいらないほどの知名度を誇る東京名物ラーメン二郎。

その特徴はなんといってもありえないほどのサイズ感です。

大盛りは女性で完食するには難しいとされ、男性でも食が細い方にはおすすめできません。

しかし、その味わいたるや一度食べればやみつきになること間違いなし。

豚骨醤油系のスープと極太麺が食べる人の心を打ち続けています。

ニンニクの量や野菜の量は注文前に調整可能なので、恥ずかしがらずに自分の好みを伝えましょう。

東京・新宿のゴールデン街発祥の煮干ラーメン屋「凪」

スープは煮干の旨味100％で、その圧倒的なクセの強さに最初は衝撃を覚えます。

食べ進めるごとに濃厚な味わいを堪能できるようになり、最後にはまた来ようという思いでいっぱいになるラーメン屋です。

オリジナル中太麺は茹でたてモチモチ食感で際立った小麦風味を楽しめます。

程よい手もみのちぢれ具合がスープとよく絡んで最高の1杯を楽しむことができます。

ぜひ一度訪れてみてください。

新宿の穴場的ラーメン屋「麺屋海神」

透き通ったあっさり系の魚介塩スープが特徴的で、チャーシューではなく「つみれ」が入っているのが非常に珍しい一杯です。

〆にプラスでつけられる焼おにぎりをいれて、雑炊風にして食べるのが海神流。

試す価値ありのラーメンです。

東京のラーメンファンなら知らない人はいないという人気店「渡なべ」

高田馬場と早稲田の中間に位置し、魚介系ではここが一番と太鼓判を押す方も多い名店です。

小料理屋のような外観で中もカウンター8席のみというコンパクトな営業スタイルも好感が持てます。

麺はストレートで加水率低めな中太麺が独特のコシを生み出しています。

煮干し系のラーメン屋として新宿三丁目などで人気のお店です。

手作りのメンマなどトッピングにも力を入れています。

チャーシューは薄切りでレアな仕上がり、旨味たっぷりでジューシーな味わいです。

煮干し系ながら臭さがゼロ、魚介系初心者にもおすすめしたいラーメン屋です。

魚介系の旨味と豚骨出汁を使ったスープが特徴的な「豚骨一燈」

複数の小麦粉を使用して作った自家製麺は、モチモチとした食感の中太麺です。

香りと歯ごたえが抜群で、豚骨と魚介のバランスがちょうどいいスープとの相性もばっちり。

魚介の旨味が豚骨のクセをまろやかにしてくれているので、女性にもおすすめです。

新宿から程近い初台で鴨出汁のラーメンが食べられるお店として人気の「麺屋福丸」

魚介の風味も加えてあり、複雑な味わいを楽しむことができます。

すっきりとしたスープとストレート系の麺が絡むあっさり味のラーメンです。

各種グルメフェスなどにも出店しています。

東京の三鷹郊外にあるラーメン屋「小国」


店内には色々なメニューが書かれた短冊が下げられていますが、来店する客の9割が頼むのが味噌ラーメン。

こだわりの炒め野菜は一杯分ずつ丁寧に鍋を振ります。

ほかにも巨大な餃子が有名です。

味の素スタジアムなどにイベントで訪れた際には車を走らせてみてはいかがでしょうか。

まろやかな豚骨ダシとに長崎県平戸産の高級魚「焼きアゴ」など数種類の魚介系ダシを加えたスープが特徴的な塩系ラーメン。

焼きあご塩らー麺はお店のイチオシです。

臭さがまったくなく、女性にも人気のラーメン屋です。

新宿歌舞伎町にある隠れた味噌ラーメンの名店です。

とにかく濃厚な味噌スープが中太ちぢれ麺とマッチしています。

スープがなくなり次第終了という希少性もあり、街で愛されているお店です。

味噌ラーメンとしてのクオリティーがとにかく高い！

カフェのようなオシャレ空間でラーメンが楽しめる「麺屋 六感堂」

厳選した魚介を使った塩味と、サバ節やソウダ節やイワシの煮干しなどを使い魚介系の旨みを凝縮させた醤油味など色々なラーメンが味わえます。

おすすめは『しおグリーン麺ゆずみつば』で、北海道小麦と59種類もの栄養素を含んだユーグレナをブレンドした自家製麺はモチモチとした食感が非常に美味。

東京には数多くのラーメン屋さんがありますが、今回ご紹介したのはハズレなしの名店ばかりです。

ぜひ自分に好みに合ったラーメンを探してみてください。

きっと気に入る1杯があるはずです！