ワキガの主な原因は、アポクリン腺から出る汗にあります。汗そのものは無臭なのですが、アポクリン腺の汗に含まれる脂質やタンパク質、糖質、アンモニアなどの成分が皮膚表面に存在する常在菌により分解されることで、鼻につく独特のにおいが発生するのです。これに皮脂が混ざり合うと、においはさらに強くなります。

脇毛は汗を留める役割をもつため、ワキの下の湿度が高まるとそこに溜まった汗に細菌が繁殖し、におい物質が増加してしまう場合もあります。

ワキガの人が臭いの強いものを食べてしまうと、脇からそのまま臭いが排出されてしまうことがよくあります。
それはつまり、ワキガの臭いをさせないためには、食生活に気を付ける必要があるということなんです。

医療技術の進歩で、新しん方法を含めて様々なものが提供されるようになってきています。ワキガの完治には、自分のワキガ症状に適した治療方法を選ぶことが最も大拙なポイントです。

ワキガって、誰にも相談できずに人知れず悩んでいる人も多いもの。しかしその悩み、病院できちんと相談・治療をすれば、心もワキガの程度も軽くなります！

ワキガの治療方法は、クリニックによっていろいろあるので迷いがち。症状や程度に合った治療方法を選ぶことが、ワキガ解消のいちばんの近道です。

腋臭症の治療法は、手術治療・制汗剤や外用薬（塗り薬）の使用・内服薬によるものなど様々あります。手術治療を行っているのは、形成外科や美容外科です。形成外科で腋臭症の治療を行っていない施設は、おそらくないのではないかと思います。

顔だけ、手や足の裏だけ汗ばみやすい、そしてワキだけに通常より汗をかいてしまう「局部多汗症」があります。

わきがと併発することもあり、ワキ汗がアポクリン腺から大量に流れるとにおいも増して感じやすくなります。汗は体温調節する為に、誰でもかいていますが多汗症の場合には、精神的な事が関わっている為に「わきがであることが恥ずかしい」「誰かに気づかれたらどうしょう」と緊張するとより汗が出でしまいにおいが強くなってしまいます。

両親がわきがである場合、多くはわきがで確定的です。そんな時には、ケア方法をどうするのか、手術やその他の治療をした方が良いのかの判断をする為には「美容外科」か「美容成形外科」に行きましょう。

ミラドライが発するマイクロ波は、汗腺の水分に反応して熱に変化し、わきが・多汗症の原因となる汗腺を破壊します。肌表面には反応しませんし、特別な冷却システムで肌を保護するため、ほとんどダメージはありません。
切開手術と同様の半永久的な効果を、目立つ傷跡が残る心配なく実現できます。

ミラドライを受けて半年後にまた匂いが気になってしまったという方が何人かクリニックにいらっしゃったことがあります。

そんな時は照射数やレベルを上げてミラドライの２回目をするか、手術をおすすめしています。

ミラドライは、マイクロ波を皮膚の上から照射し、その熱により汗腺を破壊するため、皮膚を切らずに治療が可能です。破壊した汗腺は再生しないため、効果は半永久的です。
また、施術後のダウンタイムがほとんどないので、手術療法のように体に負担をかけません。
現在の腋臭症、多汗症治療法の中で、効果とダウンタイムの最も優れたバランスを有している最新の治療法です。

ワキの汗染みが気になる人、手術にはどうしても抵抗がある人等、注射のみの処置ですのでお気軽にお受けいただけます。処置時間は10分程度で施術後のスケジュールも制限されることはありません。効果は1回の処置で6ヵ月～1年程度持続しますので、暑くなるシーズンに向けて処置をしておくと大変効果的です。

直視下摘除法や皮弁法とも呼ばれ、数あるワキガ手術の中で最も効果が高く確実な治療法です。ワキのしわに沿って２～３ｃｍ切開して皮膚を反転し、ニオイの原因となるアポクリン腺を直接目で見ながら取り除いていく方法です。