アイドルグループ乃木坂46の1期生としてとくにバラエティ方面でその人気を支えてきた高山一実さん。

そのイジられキャラから一転して、雑誌『ダ・ヴィンチ』で自作の小説を連載するなど、意外な才能を発揮しています。

どこか抜けているようで実はエリートなのか？

そんな高山一実さんの魅力に迫ります。

乃木坂46のデビュー日が亡くなった弟の誕生日であるという話や、過去の未成年飲酒スキャンダルの真相に、熱愛彼氏との流出した画像の真相に、クオリティがヤバすぎると話題のイケメン男装姿まで徹底的に紹介します！

人気アイドルグループ乃木坂46の1期生。
独特の低音ボイスや活舌の悪さでバラエティ担当と思われがちですが、最近は雑誌で自作の小説を連載するなど知的ぶりも発揮しています。

・名前　　：高山一実
・生年月日：1994年2月8日
・血液型　：A型
・年齢　　：24歳（2018年3月現在）
・出身地　：千葉県南房総市
・身長　　：162cm
・所属事務所：乃木坂46合同会社

高山一実さんは千葉県の南房総市出身です。

なかなかの田舎の生まれらしく、地元の学校は生徒数が少なかったため、幼稚園、小学校、中学校と、ずっと同じ面々と過ごしてきたそうです。
クラス替えでクラスメイトが変わるようなこともないので、新学期のストレスなどはあまりなさそうですが、そのぶん乃木坂46という知らない人ばかりのグループに入った時はなかなか大変だったようです。

高山一実さんは乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』で、地元の南房総市を紹介するロケを敢行したことがあります。
そのロケを観るかぎり、高山一実さんは地元のご近所さんや友人にとても慕われていました。

高山一実さんにとってとても大切な故郷のようです。

ただ乃木坂メンバーとして見られるような柔和な人柄に反して、人の言うことを聞かない頑固な一面があるらしく、中学時代にはだいぶ荒れていた反抗期があり、よく物にあたってその時壊した名残りが実家のいろんな場所に残っているようです。
いつも笑っている優しいイメージがある高山一実さんなので、こういったエピソードはちょっと意外ですね。

高山一実さんはお母さんの勧めで、小学1年生のころから剣道を習い始めました。
高校1年生で辞めるまで10年ほどの剣道の経験があり、2段の腕前を誇っています。
剣道に打ち込んでいた当時は握力が35キロあったらしく、腕相撲も自分より強い女子には会ったことがないというパワーの持ち主です。

剣道を辞めてからはアイドルオタクとなり、自身もアイドルを目指していたことから、モーニング娘。の9期メンバーオーディションに応募します。
しかし残念ながら書類選考で落選。
その後高校3年生の時に大学への進学も考えていましたが、アイドルになるという夢を捨て切れず、乃木坂46の1期生オーデョションを受けることにしました。
そして見事オーディションに合格し、2012年2月に乃木坂46の1stシングル『ぐるぐるカーテン』でCDデビューしました。
自身の夢が叶った瞬間です。

高山一実さんは乃木坂46内では、バラエティ担当、イジられキャラというイメージがあります。
活舌の悪さやその独特の低い声で番組では笑われることも多い彼女ですが、本人にとっては心外で、笑いをとるためではなく山口百恵さんみたいなアイドルになりたくてこの世界に入ったんだという思いがあるようです。

バラエティのイメージが強い高山一実さんですが、近年は雑誌で自作小説の連載を始めたり、『オールスター後夜祭』でMCを務めるなど、マルチな活躍が光り、乃木坂46の18枚目のシングルのカップリング曲『泣いたっていいじゃないか？』では初のセンターを務めました。
さらにビジュアルレベルの高い乃木坂46においてナンバーワンの美脚に選ばれるなど、スタイルの良さも際立っています。
単独で番組に出演することも多々あり、乃木坂46の中核を担っている存在です。

いつもポジティブで明るいイメージのある高山一実さんですが、彼女にとって暗い側面にあたる事実がいくつか存在しています。
その一つが、彼女の未成年飲酒疑惑です。

2012年2月21日、奇しくも乃木坂46のCDデビュー日の前日に、高山一実さんの未成年飲酒疑惑が浮上しました。
これは高山一実さんが乃木坂46加入前に更新を行っていたブログが見つかったことから発覚しました。
ブログ内に飲酒の事実をほのめかすような記述が見つかったのです。
デビュー当時高山一実さんは18歳だったので、それ以前のブログということは当然まだ未成年の時ということになります。
ただあくまでブログ内の文章であり、実際に飲酒をしていたという証拠はなく、高山一実さんは翌日自身の公式ブログで飲酒疑惑について否定しました。
彼女としてはアイドルとして生活していく難しさを知った瞬間だったのではないでしょうか。

高山一実さんが前述の乃木坂46デビュー日に更新したブログでは、飲酒疑惑を否定したことの他に、気になる記述を残しました。
それはこういった内容です。

高山一実さんは自身に弟がいること、乃木坂46のデビュー日が弟の誕生日と重なっていること、弟は既に亡くなっていることを告白しました。
詳しくは語っていませんが、2月22日は乃木坂46にとっても、高山一実さんの家族にとっても、特別な日であるようです。
乃木坂メンバーとしてのデビュー当時、彼女はいろいろな想いを胸に抱いていたようですね。

2013年8月、高山一実さんが男性らしき人物と家の中で過ごしている画像が流出しました。

とても仲の良さそうな様子で、一緒にいる人物は彼氏なのではないかと疑われることになります。
もちろんイメージで売るアイドルの世界には恋愛禁止という鉄の掟があります。
気になる真相のほうですが、高山一実さんとしてはちょっとした笑いごとだったようです。
なぜなら、高山一実さんと一緒に写っている人物は、女性だったからです。
高山一実さんと昔から仲の良い友達でした。

なるほど、と安心したいところですが、それが事実だとしても、この画像流出といい、飲酒疑惑の元となったブログの発覚といい、彼女の、ひいてや乃木坂46の活動の邪魔をしたい人間がいるのだと勘繰ってしまいますね。
まあそれも、乃木坂46の名が売れているからこそだと考えれば納得できるかもしれないですね。

高山一実さんが番組内で男装を披露し、その男の子っぽい低音のボイスや、ぎりぎり許容範囲内に収まる自然体のチャラさ加減がウケ、話題となっています。
本人として嬉しいのかどうかはわかりませんが、男装がかなりしっくりきていますね。
本当にこういう人、いそうです。

乃木坂の深夜番組『NOGIBINGO!』内の理想の疑似カップルを決定する企画では、高山一実さんこと「かずや」が見事白石麻衣さんと結ばれました。
かずやのイケメンぶりと、何気なく甘い言葉を呟くところに、白石麻衣さんもメロメロだったようです。

さらに『乃木坂工事中』では、高山一実さんが理想のクリスマスを過ごす男女の男役を熱演。
しれっと甘い言葉を呟きつつ、どこか可笑しくて笑ってしまう高山一実さんらしさも出ていて、いろんな意味で見応えがありました。
乃木坂46の中でも声のトーンが一番男性に近いのが高山一実さんなので、会話の内容が違和感なく入ってくるんですよね。
バナナマンの2人も一瞬「かずや」が女性であることに気づかなかったほどのクウォリティです。

読書好きを公言している高山一実さんが、雑誌で小説の連載を始めました。
そのクウィリティはどうなのでしょう？
高山一実さんの執筆業についてお伝えします。

高山一実さんは読書を趣味の一つに挙げています。
高校生のころに知り合いの薦めで湊かなえさんの小説『告白』を読み、それから読書にはまっていったようです。
とくに好きな作品は湊かなえさんの『少女』で、ミステリー全般が好きなようですね。
日常生活で辛いことがあった時など、ストレス発散のために読書を読むことが多いといいます。

2015年、雑誌『ダ・ヴィンチ』の企画で、「若者の活字離れを食い止める」をコンセプトに乃木坂46のメンバーが「乃木坂活字部」を結成し、書店員体験や読書会などを行って本の楽しさと奥深さを知り、本の良さを世に広めていこうというような活動を始めました。
文科系お嬢様グループの雰囲気のある乃木坂46らしい企画ではないでしょうか。
そして読書好きである高山一実さんは乃木坂活字部の部長に就任し、活動の中心を担っています。

高山一実さんはさらに、『ダ・ヴィンチ』のオフィシャルサイトで自作の小説『キャリーオーバー』を発表しました。

内容は、「本当に大切なものは何か」を知る物語といいましょうか。
3000文字程度の短い小説ですが、すぐに物語に引き込ませるような出だしや、主人公の現実的思考と相反する非現実的な発想を織り交ぜるなど、かなり読み応えがあります。

湊かなえさん好きを公言している高山一実さんですが、この『キャリーオーバー』もどことなく湊かなえさんの作品に通じるものがある気がします。
文章も読みやすく、構成もしっかりしていて、アイドルが片手間（？）で書いたとは思えないような代物に仕上がっています。

処女作発表後、高山一実さんは今度は『ダ・ヴィンチ』本誌のほうで長編小説『トラペジウム』の連載を開始しました。

きっと前作『キャリーオーバー』の評価が高かったのでしょう。
『トラペジウム』は隔月で連載していて、今後単行本として発売されることにもなるかもしれません。
ファンならずとも一度は手に取ってみたい作品ではないでしょうか。

タレントの中にも小説を書いている人は結構いて、NEWSの加藤シゲアキさんも複数の小説を出していますし、有名どころではもちろん芥川賞を受賞して一世を風靡したピースの又吉直樹さんもいます。
高山一実さんも小説家として名を上げれば、自身の知名度、そして乃木坂46の知名度も上げることになるかもしれませんね。
今後の作品も楽しみです。

モーニング娘。のファン、とくに道重さゆみさんの大ファンだと公言している高山一実さん。
元々アイドルを志したのもモーニング娘。への憧れがあり、モーニング娘。の9期生オーディションに応募したほどです。
結果的に乃木坂46というグループに所属した高山一実さんですが、道重さゆみさんのファンであることは今も変わらず、推しメンは「生涯道重」を謳っています。

道重さゆみさんがモーニング娘。を卒業して芸能活動休止期間に入る際、高山一実さんは自身の道重さゆみさんへのありったけの想いをブログで書き起こしました。

道重さゆみさんの卒業コンサート当日、高山一実さんは仕事があったもののスタッフの協力もあってどうにか会場に駆けつけることができたといいます。
同じアイドルとしてではなく、道重さゆみの一ファンとして彼女の卒業の瞬間を見守っていたようです。

道重さゆみさんは2年ほどの充電期間を経て、2017年からタレント活動を再開させています。
高山一実さんも道重さゆみさんの復帰を喜んでいるのではないでしょうか。
「世界で一番可愛い道重さゆみ様、あなたの全てが大好き」と語る高山一実さん。
アイドルに憧れられるアイドル。
高山一実さんもそういった存在になるべく、今後も精進していってもらいたいですね。

既に日本を代表するアイドルグループの一つといっていい、乃木坂46のバラエティ班でムードメーカー、最近は執筆業でその知性も発揮している高山一実さんをご紹介しました。

お嬢様的イメージのある乃木坂46の中では若干異色な感じのある彼女ですが、これからもグループを盛り上げて、自身も活躍の場を広げていくのではないでしょうか。