良く聞く「自賠責保険」と「任意保険」とは

運転免許を取得している方であれば、「自賠責保険」や「任意保険」について聞いたことがあるはず。
では、この2つの保険はどのような違いがあるのでしょうか?

自動車保険には、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険」と、個人の意思で加入する「任意保険」があります。
一般的に自動車保険と呼ばれるのは任意保険です。

自賠責保険

自賠責保険は,被害者の保護のために,最低限度の損害賠償を補償するという保険で,法律上加入が強制されているものです。そのため,「強制保険」と呼ばれることもあります。
自賠責保険の保険金支払い最高額は被害者1名について死亡、後遺障害3,000万円(常時介護の時は4,000万円)、傷害120万円と決められています。後遺障害には程度に応じた1級から14級までの等級が定められていて、障害に応じた保険金が支払われる仕組みになっています。

任意保険

一方、任意保険は必ずしも加入する必要はなく、加入していないからといって運転ができなくなるようなこともありません。
つまり、自賠責保険は義務なのに対して、任意保険は自由ということです。
重大な人身事故を起こしてしまうと、相手方への賠償金が多額に上るケースがあり、自賠責保険の補償上限額を大きくオーバーしてしまうことも多いのが現実。

「任意保険」とは、上記のような自賠責保険ではカバーしきれない損害を補償する保険です。

保険にも色々なタイプがある!どんな保険が人気?

日本では保険の中でも自動車保険の認知度が高いですが、その他にも様々な保険が登場しています。
その中でも代表的な保険が以下の通りです。

火災保険

火事で建物や家財が燃えて損害を受けたときに補償してもらえる保険ですが、火災に限らず、風災、雹(ひょう)災、雪災などによる損害も補償範囲に含まれているのが一般的です。

傷害保険

傷害保険は、損害保険会社が扱う「ケガや事故に対する保険」です。
傷害保険の対象になる「傷害」とは、「急激」かつ「偶然」な「外来」からの事故による、身体に負ったケガ(骨折、やけど等)になります。

地震保険

地震や噴火、またはこれらによる津波を原因とする火災などにより建物や家財に生じた損害に備える保険です。地震保険は火災保険とあわせてご契約いただく必要があります。

生命保険

生命保険は、日々の暮らしの中で起こり得る病気・ケガ等、また人の死亡によって引き起こされる経済的負担や損失等のリスクに備えるためのものです。

ちょっと変わった保険もある!保険の多様化

現代社会では保険も多岐にわたり、細かい部分まで保険で賄えるようになりました。
中には、認知度が低く、ちょっと変わった保険も存在しています。

損害賠償保険

企業には様々なリスクがあり、それによって賠償責任が問われます。こうした万が一に備えた保険が賠償責任保険です。賠償責任保険は損害保険会社ごとに特徴があり、補償内容も異なります。

貨物・運送保険

輸送中・保管中における貨物のさまざまなリスクによる損害をカバーし、貿易や物流を営まれるみなさまの事業の安全と安定を確保する保険が貨物保険です。

盗難保険

特定の持ち物が盗難に遭った場合、その損害を補償してくれる保険です。盗難といえば自転車やバイクなどが浮かびますが、家財や什器などが盗難に遭うケースも十分あるため、火災保険に盗難補償を付帯する人は少なくありません。

国内旅行保険

国内旅行保険(こくないりょこうほけん)とは、国内旅行をした際のした際の損害などの補償がされる損害保険の一種です。要は、国内旅行時にケガをした、救急車を呼んだ、入院した、物が壊れた、といった事態に備えた保険です。

旅行保険には海外向けのサービスもあり、国外へ旅行する方から人気があります。

リスクに備えるためには?保険の正しい選び方

星の数ほどある保険商品を選ぶ時に必要なのは「自分を知ること」です。いきなりあっけにとられた方もいるかもしれませんが、これはとても大事なことです。保険を選ぶ時はまず、ご自身が保険に何を求めているかを知ることが重要です。
良い保険を選ぼうとすると、より専門的な知識が必要となります。それは単に保険商品に詳しいというだけでなく、家計や金融全般の知識、社会保険や税金の知識、そして何より、ライフプランを作成できるスキルが必要となります。
これらの知識を自分で習得するのは、大変なことです。だから、保険選びには、そういった能力をもった本物のプロにサポートしてもらうことが必要なのです。

生命保険選びの6つのポイント

生命保険を選ぶ際の基本ポイントは、
①どんな保障を
②いつまで
③いくら保障し
④いくらの保険料を
⑤いつまでに払い終わるのか
⑥いくら戻ってくるのか
と言う6つが主なポイントになります。

保険加入する際には出来るだけ多くの保険商品を確認してみて、自分に適した保険を選びましょう。
もし、保険選びに悩んでいるという場合には上記の通り、プロの方に助言してもらう方がいいかもしれませんね。

将来を見据えて保険に加入しよう!

将来的に何が起こるかなんて誰にも想定することができません。
そのため、多くの方がその未知のリスクに備えるために「保険」に加入しているのです。
保険自体は万能という訳ではありませんが、リスクヘッジは将来において重要な分岐点になりえます。
全ての保険に加入することは難しいかもしれませんが、なるべく自分自身に合った保険へ加入しましょう。

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