2009年にR-1グランプリで優勝した元R-1覇者の中山功太がキャバ嬢を暴行し、被害女性から訴訟されている事が明らかとなりました。
ニュースによると中山功太は暴行をふるったキャバ嬢の女性と付き合っていると考えており、彼女だと勘違いしてストーカーまがいの行動も行ってしまっていたようです。

中山功太は父親が大企業の社長であり、実家の間取りが“27LDKKK”という大豪邸に住んでいたセレブ芸人です。
残念ながら父親の会社は2006年頃に倒産し『お坊ちゃま芸人』という肩書には“元”の言葉がつくようですが、売れっ子芸人の時代にはR-1グランプリで優勝するなど確かな実力を見せつけており、関西圏では有名な芸人として知られていたようでした。

全国区で名前が出たのは2009年にR-1グランプリで優勝してから。
優勝後も3年連続でR-1グランプリ本戦に出場し続けるなど実力はあったようですが、『R-1グランプリ優勝者は売れない』というジンクス通り、この後あまり知名度を伸ばす事は出来なかったようでした。

しかし、全国区のテレビから姿を見ることが出来なくなった後でもお笑い活動は続けており、2015年の『歌ネタ王決定戦2015』ではお笑いコンビ『COWCOW』と同時優勝を果たすなど実力は衰えていない事を示して見せていたようです。

画像は来店客が撮影した仕事中の中山功太。

2006年に実家が倒産して家からの支援が無くなってしまい、R-1グランプリ優勝後も仕事が安定しなかった中山功太はお笑い活動を地道に続けながら生活のため新宿歌舞伎町にあるサパークラブでホストのような存在として週4日アルバイトをしているようでした。

中山功太と今回暴行の被害に遭ったというキャバ嬢の女性が出会ったのは2017年の3月頃。
女性の働く店に客として来店したのがキッカケで知り合った二人は出会って1ヶ月半が経った4月頃に肉体関係を結び、女性側は“紳士的で腰の低いお客様”として付き合いを続けていたそうですが…。

ある日、「後輩がいるから来てくれ」と電話でしつこく呼び出されて自宅へ行くと、そこで自分を『彼女』だと紹介され、紳士的な態度を豹変させて「お前、布団敷け」と命令。
それを拒否した女性の髪を掴んで振り回すなどし、頭や腕を壁や床に叩きつけてきたとのことでした。

暴力を振るわれて逃げ帰った女性は、その後中山功太にこれ以降連絡を取ってこないようメッセージを送りました。
しかし、中山功太はそれを拒否し、着信やメッセージを大量に送りつけてストーカーまがいの行動を激化させてきたそうです。

この行動で急性ストレス性障害を負った女性は2017年9月1日に訴訟を起こし、220万円の損害賠償請求を行ったとのことでした。

ニュースでは“都内の店で働くキャバ嬢”としか明かされていない被害女性ですが、ネット上では被害を受けたキャバ嬢ではないかというTwitterアカウントが発見されており、名前と顔画像が流出してしまっています。

ネット上の情報によると、キャバ嬢の源氏名は“トモミ”であり、本名は“たなかみえ”である可能性が高いようです。

ちなみに、特定のきっかけはキャバ嬢をしている女性と知り合う前に中山功太の彼女である事を匂わせていた“かえぴん”という女性のTwitterアカウント。

今回の事件をキッカケにこの女性もDVを受けていたのではないかという噂が広まっており、『アナウンサーに元カノを略奪された』という中山功太の自虐ネタも自業自得だったのではないかと言われているようでした。

暴行などで訴訟を受けている中山功太ですが、彼は訴訟を受けた後も女性の事を「めっちゃ好き」と語っており、どうしてこうなったのか分からないとも語っています。
しかし、暴行の件については「暴力・暴言は事実ではない」と主張しており、女性の訴えを真っ向から否定する形となっているようです。

両者とも後ろ暗いところがあるだけにこの後の結果が気になりますね。