はごろもフーズのツナ缶からゴキブリが出てきた!?

食品会社『はごろもフーズ』が販売するツナ缶の中からゴキブリが発見されました。
会社側は原因が製造元にあると謝罪しゴキブリ混入の事実は認めたようですが、該当する商品の自主回収はしない方針を明かしています。
HPなどでの混入事件公表も行っていないようです。

食品会社『はごろもフーズ』のツナ缶にゴキブリ混入!?

山梨県に住む50代女性のツナ缶から…

画像は混入を見つけた山梨県甲府市に住む50代の女性が証拠を写真に収めた物。
今月13日、食品製造会社『はごろもフーズ』が製造しているツナ缶の中から小さなゴキブリが1匹入っているのが発見されました。

中に入っていたゴキブリはおよそ1.5cmほどの大きさであり、足だけといった部分的な混入ではなく、丸々1匹がそのまま入っていたんだそう。

山梨県甲斐市のスーパーにクレーム

ゴキブリの混入を見つけた女性はすぐにツナ缶を購入した山梨県甲斐市のスーパーへ報告を入れ、通報を受けたスーパー側がはごろもフーズに苦情の届け出をします。

問題のツナ缶を受け取ったはごろもフーズは社内の調査などを行い混入原因の調査を行いました。

はごろもフーズが調査してみると・・・?

製造過程での混入が発覚!

製造過程での混入が発覚!

調査の結果、ゴキブリが混入した原因はツナ缶の製造過程にあった事が分かり、混入が判明して5日が経過した10月18日に担当者が女性へ謝罪を行いました。
女性はその謝罪を受け入れ、大きく騒ぎ立てるような事はしなかったようですが…。

女性に謝罪はしたものの…混入の事実を公表せず!?

なんと、はごろもフーズはその後ゴキブリ混入事件の公表や注意喚起を一切行わず、事件の隠ぺいと沈静化に走り始めました。

取材陣に対してもゴキブリ混入の事実については認めているようですが、「同様の申し出がなく他の商品への混入はない」として今でも公式HPなどで謝罪文や詳細についての報告はされていないままです。

自主回収も行わない方針

ツナ缶の中にゴキブリが入っていたのはたまたまであり、不運なエラー品として今回の事件を終わらせる方針の『はごろもフーズ』。
会社側は今のところ該当商品を自主回収するつもりはないのだそうです。

基本的にゴキブリは油を好む傾向があり、『1匹見たら30匹』と言われるほど繁殖力や隠密力の高い虫なのですが…。

ゴキブリが入っていたツナ缶はどれ?

商品名は『シーチキンLフレーク』

会社側が守ってくれないのならば、自分たちで危ない商品を未然に防ぐしかありません。

はごろもフーズは『シーチキンフレーク』や『シーチキンマイルド』、『和風シーチキン』や『シーチキンPlus』など様々な類似ツナ缶を発売していますが、今回ゴキブリの混入が見つかったのはこれらのツナ缶の内最もポピュラーな銘柄である『シーチキンLフレーク』です。

製造年月日は?

2014年12月製造のツナ缶

2014年12月製造のツナ缶

そして、ゴキブリが見つかったシーチキンLフレークの製造年月は“2014年12月”。
食品棚の奥や冷蔵庫の片隅にうっかりあってもおかしくない年月日のものですので、同じようなツナ缶を開けるのは避け、念のため廃棄しておきましょう。

食品のゴキブリ混入といえば…

記憶に新しい“ペヤングゴキブリ混入事件”

2015年12月にTwitterで発覚

2015年12月にTwitterで発覚

完全に麺に埋め込まれ偽造は不可能

食品のゴキブリ混入事件といえば、“ペヤングゴキブリ混入事件”が記憶に新しいと思います。
こちらは2014年の12月に夜食を食べようとした大学生のカップ焼きそば(ペヤング)の中からゴキブリが発見され、それがTwitterで拡散された事で大騒ぎに発展したものでした。

このゴキブリは乾麺に絡みとられた状態で発見されており、捏造の可能性が限りなく低かったことからすぐさま保健所に通報される事となります。

ペヤング製造会社『まるか食品』の反応は?

即座に対応&自主回収も

即座に対応&自主回収も

Twitterから拡散した騒ぎを受け、翌日の10時には保健所が入り立ち入り検査が行われた食品製造会社『まるか食品』。

まるか食品はゴキブリの混入が判明した2日後である12月4日にはTwitterの主であるシグナーてるま/バスター(@aria0419)さんに誠意ある謝罪を行い、市場に出回っていた全てのペヤングの自主回収を行いました。

翌年5月に発売を再開

シェア20%オーバーのトップブランドに

シェア20%オーバーのトップブランドに

自主回収が行われておよそ5か月が経過した2015年5月19日。
まるか食品は保健所やJAS認定機関のお墨付きをもらい、ペヤングの製造再開に踏み切ります。
売り上げが心配されたペヤングでしたが、なんと発売が開始された6月8日から売り上げが一気に急増し、カップ焼きそばのシェアを21.9%も席巻するトップブランドとなりました。

初期対応の違いがどう転がるか

即座に対応し、自主回収も行って売り上げを復活させたまるか食品のぺヤングと事件の隠ぺい工作が明るみとなった今でも事件の公表や自主回収を拒んでいるはごろもフーズ。

相反する初期対応の違いがこれからどのような影響を及ぼすのか気になるばかりですね。
既にネット上でははごろもフーズに対する非難の声が上がっており、一部では不買活動が開始されている有様です。
明日以降のはごろもフーズの動きに注目の目が集まります。

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*Putyu*

元栄養系大学生。得意科目はダイエット。
辛いものと猫が大好き