米メディア、TechCrunchが「ポケモンGOの配信は7月20日」と報道したのもつかの間、20日午前になって同じTechCrunchが今度は「配信延期」と報じました。

7月19日に、突然「ポケモンGOは明日20日配信！」との噂が日本中を駆け巡りましたが、当日になって「延期」と同じニュース通信社が報道し、混乱しています。

理由は「マクドナルドの社内Eメールが流出したせい」と書かれていますが、なんだか不可解です。

”
明日よりローンチおよびプレスリリースされるポケモンGOは、先行ローンチされたAUS/USAでも大きな話題となっており、
日本においても万全の準備態勢を整えるためにCMTを発足させ関係各部で議論いたしましたので報告いたします。
チームメンバー：MKT,PR,IC,O＆T,RDD,CS

＜想定されるリスク状況＞
店舗（特にポケジム店舗）

*店内：大幅GC増、客席での長期間滞在、購入なく滞在、プレイヤーと顧客とのトラブル、客席不足

*通信環境の悪い店：つながらないとの苦情

*店外：敷地内でゲームをする方による事故や営業妨害、近隣トラブル、営業時間外の敷地内侵入

*NGLPローンチとタイミングが重なり、アプリ更新増加対応……

”

これが流出したEメールの内容ですが、一般の人は使わない言葉も使われていますね。

これからポケモンGOが配信されるにあたって、会社としてはどんなリスクがあるのかと話し合った結果がまとめられているだけのようです。

考えてみれば、Eメールを流出させたマクドナルド社員は処罰されるでしょうけど、それがなぜポケモンGOの配信の延期につながるのでしょうね？よくわかりませんね。

今回、配信の報道から延期の報道をした、海外メディアのTechCrunchですが、このサイトによると、延期した理由は、配信元のナイアンテックが「サーバーに負担がかかるから」と考えたからだそうです。

このTechCrunchには、「2ちゃんねるとは？」まで説明されているのだとか。

ちょっとキツネにつままれたような気分になりました。

つまり、「Eメールを流出させたせいで、20日の配信がバレてしまった。そうすると20日に一気にポケモンGOにアクセスが集まるから、サーバーに負担がかかる。仕方ない、配信は延期だ」とナイアンテックが言ったという意味でしょうか……。

19日に「ポケモンGO配信」とTechCrunchが報じて、20日になって「延期になった。それはEメールの流出のせいだ」と書いているのです。

Eメールっていつ流出したのでしょうか？

TechCrunchの日本版の記事が、19日にはアップロードされています。
その記事には時間が書いていないようですが、US版の記事には時間が表記されていました。19日の4:20とあります。

TechCrunchは、カリフォルニア州のシリコンバレーにあるらしいので、時差が-6時間です。

19日の10：20ということですね。

マクドナルドのEメールよりも、ここのリークのほうが早かったんじゃないでしょうか？

TechCrunchがリークの責任を、うまく誤魔化したかどうかは、別としてポケモンGO配信に伴ったサーバー強化は、ずいぶん前から進んでいるようなので、ほんとうに配信されても大丈夫なようです。

”今日
「ポケモンGO21日に延期！」
21日
「22日に延期！」
22日
「23日に延期！」
23日
「24日に延期！」
24日
「25日に延期！」
25日
「ポケモンGO配信日未定！」

〜数ヶ月後〜

「ポケモンGOは日本では配信されません」”

ありそうで怖いですよね……。