ポケモンGOは甘い！今『大島てるGO』が話題です。

ポケモンGOは、まだ日本では配信されていないのに、すでに流行語大賞になりそうなくらい社会現象化しています。ポケモンGOの共同開発をした任天堂の株価は急上昇。

SNSでも毎日、ポケモンGOの単語を見ます。

実際の街を歩き、街角でスマホをかざすとなんと画面にポケモンが現れ、それをゲーム上でゲットし、戦わせることもできるというリアル世界のポケモンゲームです。

海外では、いつも争っている黒人と白人がポケモンGOで仲良くなったという微笑ましいエピソードもありました。

快進撃を続けるポケモンGOに、強力なライバルが出現したとか？

その名は『大島てるGO』！

大島てるというサイトに載っている事故物件で、地縛霊をゲットするゲームだとか…？

たしかに「妖怪ウオッチも同じようなゲームがあればいいのに」と想像する人は多そうですが、まさか大島てるとコラボとは。

実はこの、大島てるGOは、実際にはないゲームです。「大島てるの地図を、ポケモンGOみたいに使って物件を探検するとどうなるだろう？」「そうすれば、借り手のいない事故物件も人気化するのでは？」という考えから広まったようです。

脱サラをして大家業をするひとは、物件を探し、お金を借りて入居者を探して、とたいへんな苦労をしています。そんな大家業のみなさんも、「大島てるGOだと！」と大喜びでtweetしていました。

ちょっと難しい専門用語がありますが、なんとなく大島てるGOを喜んでいる雰囲気が伝わってきます。

本当にできるといいですね！

「引っ越しをしたい！でも引っ越し先が事故物件だったらどうしよう！」と悩んでいる人も多いはず。事故物件は、事故のあった次に誰かが入居すれば、その次の人には告知をする義務はないといいます。

「そんな～！それじゃあ不動産屋に行っても事故物件かどうか分からないじゃないか？！」

そこで、そんな人の強い味方が『大島てる』なのです。

大島てるのページを開くと、地図が表示されます。そして、事故物件の上には炎のマークが表示され、その建物が事故物件かどうかが一目でわかるのです！

これは誰でも編集できるようになっています。しかし、嘘の書き込みをしても、ほかの人が見つけて修正してしまいます。

なので、この情報の信ぴょう性はかなりのものになっているのです。

今はすでに日本だけでなく、世界中の事故物件がみられるようになっているのです！

（でも事故物件のほうが人気があって、家賃が高いという国もありますよね）

大島てるのシステムはわかっていただけたでしょうか？

そして、大島てるGOという架空のゲームは、この地図を使って実際の街を歩き、事故物件で亡くなられた方の地縛霊をゲットする！というものなのです！

不謹慎ですね！

ただし、先ほども書いたように、イギリスでは「幽霊が出る物件のほうが人気があって家賃が高い」と言われています。

お国柄で、日本ではなんでもかんでも「不謹慎」「家族の気持ちを考えろ」と言いますが、亡くなられた方がどう考えているかは、誰にもわかりませんよね。

もしかしたら、大島てるGOで一緒に遊ぶのを心待ちにしている地縛霊さんだっているのかもしれませんよ？！

大島てるの事故物件の地図でマークのあるところには、ゲンガーが出るそうです。

亡くなった人がなるという、幽霊のうち、亡くなった時の場所にずっと居る幽霊が「地縛霊」です。

反対に自由に移動する幽霊は「浮遊霊」といいます。

ミュウツーは浮遊霊になりますね。

大島てるGOでは、自縛霊さんをメガシンカさせるための方法も少し違うようです。

じつは、地縛霊さんはもともと生きた人なので、亡くなられないと新たな地縛霊さんは現れません。

そこで、自分で作ってしまおうと考えるプレイヤーが出てくるのでは？と危惧されています。

これはゆゆしき問題ですね！

すでにポケモンGOで指摘されているように、歩いてポケモンを探しているうちに、つまずいてしまったとか、交通事故にあいそうになったとか、心配な事件が起きています。

大島てるGOでは、飛び込みのあった場所で地縛霊さんを発見、ゲットしようとフェンスを乗り越えて、プレイヤーまで地縛霊さんになってしまうと心配されています。

大島てるGOはTwitterでの大喜利ネタなので、本当にはないゲームですが、これだけみんながtweetし拡散されていると、ほんとうにあると思う人が出てもおかしくないですね。

よのなかには、地縛霊さんをスマホ経由でなくても見ることのできる方々がいらっしゃるようです。

そんな人にはスマホのディスプレイも必要ないようですね。

ちょっと勝てる気がしません。

かさねてお伝えしますが、大島てるGOはまだ発売されていません。

開発もぜんぜんスタートしていませんし、だれも作ると言っていません。

でもちょっとやってみたいですね。