音楽ユニット『ゲスの極み乙女。』のボーカル川谷絵音と不倫騒動を起こし、様々なCMやテレビ番組を降板させられていたマルチタレントのベッキー。

そんなベッキーが7月5日放送のスカパー！『FULL CHORUS～音楽は、フルコーラス～』にて久しぶりにレギュラー復帰を果たしました。

芸能界復帰を喜ぶファンも多く、歓迎ムード一色と言われているベッキーの再スタートなのですが…実のところ、あまり歓迎されていないようです。

これまで明るい優等生としてキャラを確立し、好感度ナンバー1の座を欲しいままにしていたベッキーの不倫疑惑が発覚したのは2016年1月5日。
お正月に二人で川谷絵音と実家に行ってご両親に挨拶をしたり、ラブラブなLINEのやり取りをしていた事が判明して大変な事になりました。

この大騒ぎでベッキーはこれまで出演していたテレビ番組やCMのスポンサーから契約を打ち切られ、所属事務所と共におよそ5億円の損害を駆け込む事になってしまいます。

画像は1月6に行われた謝罪会見のもの。
ベッキーはこの時『川谷絵音とはただの友達』とウソをつき、不倫疑惑を収めようとしました。

不倫よりもこの時“ウソをついた”という事実が今のベッキーのイメージをより悪いものにしているようです。

発覚当時は「川谷絵音はベッキーに自身が妻帯者である事を知らせていなかった」とされていましたが、それも嘘と判明。

お付き合いを始めた1か月後に川谷絵音はベッキーに自分が既婚者である事を告げていたことが分かったり、芸能界初復帰番組『金スマ』も川谷絵音の元妻に謝罪に行く前に収録していたことが分かったりと不自然な事務所の動きが更にファンの怒りを激化させる結果となりました。

簡単に説明すると、現在持っているiPhoneと全く同じアカウント・同じ識別番号を持つiPhoneの事。
同じiPhoneなので作ってしまえば当然同じアカウントでLINEを繋ぐことが出来、やり取りを監視する事が出来てしまいます。

本来は自分のiPhoneを無くしてしまった時や画面を割ってしまった時に備えて利用する機能なのですが…。
他人のiPhoneのクローンを作って浮気の監視などを行う不届き者は多いようです。

アナライザーとは、アンドロイドのスマホやiPhoneを強制的に遠隔操作したり中身を覗いたりできるソフトウェアのこと。
これも本来はスマホやiPhoneを無くした時に遠隔操作をしてお財布ケータイを停止したりカメラを起動していまどこにスマホがあるかを確認するための物なのですが…。

他人のスマホにアナライザーを使うとパスワードの有無に関係なくLINEの中身や現在の位置情報、電話帳の個人情報やスマホ内の動画・写真・スケジュールなどありとあらゆる情報を盗み見る事が出来てしまいます。

流出したのは川谷絵音のLINEだけでしたので、川谷絵音の使っている携帯がiPhoneならばクローンiPhone、アンドロイドスマホならアナライザー説が正しいのでしょうね。

金スマ出演以降初めてベッキーがレギュラー復帰したテレビ番組『FULL CHORUS～音楽は、フルコーラス～』とはどんな番組なのでしょうか？

『FULL CHORUS～音楽は、フルコーラス～』とは、ワンコーラスだけを流されて紹介されがちな様々な音楽をフルコーラスで紹介しながらその曲についての思い入れや作成秘話などを聞いていく純粋な音楽番組です。

『音楽よりもトークがメイン』『視聴率至上主義』の流れに対するアンチテーゼ的な番組でもあるそう。

番組ではゲストとして『モーニング娘』や『華原朋美』など毎回様々な歌手やアイドルなどが呼ばれ、MCであるハマ・オカモトとベッキーと共に明るいやり取りが繰り広げられています。

ベッキーはレギュラー復帰と同時にTwitterやインスタグラムを再開。
復帰後初のツイートは自身のインスタグラムのURLを宣伝したものになっていました。

再会したTwitterやインスタグラムには60万件あまりの「イイネ！」が寄せられ、9000件近くのコメントが寄せられるなど芸能界復帰を喜ぶ声が満面かと思われましたが…？

復帰歓迎コメント一色のインスタグラムに対し、Twitterでは非難の声も殺到しているようです。

Twitterを再開したベッキーのツイートへ実際に送られた呟き(一部)。
皮肉の混じったものから直球で不快感を示しているものまで種類は様々です。

もちろん「待ってたよ！」「これからも頑張って！」などといったコメントも多いのですが…不快感を示すコメントもかなり多いものでした。

歓迎一色のインスタグラムと全く違う様相になっているのはユーザーの違いが原因なのでしょうか？

Twitterの住人がベッキーに怒りの声を上げている理由として、
『これまでとキャラが変わっていない』という事が挙げられます。

これまでのベッキーのキャラといえば“清楚で明るく元気な優等生”。

今回の不倫騒動でこのキャラは大きく崩れ、復帰後も今までのようにはいかないだろうという推測されていました。

しかし、蓋を開けてみれば今までと全く同じ明るく元気な優等生キャラ…今までの事をなかった事にしているようだと感じる人は少なくなく、それがTwitter民の不快感に繋がっているようです。

似たような事件を起こした女優や女性タレントなどが復帰するタイミングに比べ、ベッキーの復帰が恐ろしく速かったのはなぜなのか？
この疑問に対し、見えてくるのは“事務所の焦り”です。

ベッキーが不倫騒動でCM降板になった際、ベッキーの所属事務所であるサンミュージックプロダクションには5億円というとんでもない金額の違約金が課せられました。

この違約金はベッキーと折半することとなり、ベッキーは実家を抵当に入れたと報道されていましたが…それでも残った違約金は2億5千万円。

多額の損害賠償だけではなく、これまで稼ぎ頭であったベッキーからの収入が途絶える事は事務所にとって大問題でした。

よって、事務所は慌ててベッキーの同情を誘う情報を流布。
歓迎ムードに拍車をかけ、6月にあったファンキー加藤の不倫騒動でベッキーの不倫の酷さのイメージが薄まったと見て芸能界戦線復帰を急がせたのだと考える人もいるようです。

半年の休業を経て復帰を果たしたベッキー。

仕事としてはこれまでと比べ規模の小さなものとなりましたが、これからが返り咲きの正念場とも言えるでしょう。
これから彼女はどういった活躍を見せるのでしょうか？

完全復活の鍵はこれまで出演していた地上波番組の復帰にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
ベッキー降板後これらの番組視聴率に変化はなく、ベッキーの再度登板は大きな博打になると考えられています。

これからも彼女にとってベストな芸能界生活が送れる事を祈るばかりです。