演技派俳優として数多くのドラマに出演し、その怪演ぶりが話題の俳優・香川照之さん。俳優として確固たる地位を築いた後も、46歳で歌舞伎役者に挑戦したり、NHK教育テレビで昆虫の番組で身体を張ったりと様々な顔を見せてくれていますね。
今回はそんな多才な香川照之さんの学歴に迫ってみます！
実は物凄い学歴の持ち主の、スーパーエリートだとか！？？

香川照之さんは1972年4月に暁星小学校に入学し、1978年3月に卒業しています。

暁星小学校は東京都千代田区富士見にある、カトリック系の男子校です。
伝統ある名門校で、幼小中高一貫教育を行っています。

梨園関係者のご子息が多く通っていることでも有名ですが、芸能人の息子さんの入学も多いそうです。
歌舞伎役者の4代目市川猿之助さん、俳優の賀来賢人さんやタレントのモト冬樹さんも暁星小学校の卒業生です。

香川照之さんが同校の卒業生であることは、2018年12月2日発信の『ザテレビジョン』にて”小中高12年通った暁星学園”と書かれていますので、間違いありませんね！

暁星小学校は偏差値61の難関校です。
また倍率は例年4％を超える人気を誇っています。
人気の理由の一つは質の高い教育。さらに系列の中学に進むための内部審査も厳しいため、しっかりと勉強をする習慣が小学生のうちからつくそうです。

医師や弁護士、会社経営者のご子息も多く、経済的にも余裕のある家庭が多いそうです。いわゆる”おっぼちゃん学校”という感じですね。

クイズ番組に引っ張りだこの伊沢拓司さんも暁星小学校出身です。
(ちなみに伊沢さんは暁星小→開成中→開成高→東大です）

小学校で「恐れずに挑戦する事」など人として大切な事を教えられたと語っています。
暁星小学校は、勉強だけでなく人格形成にも重きを置いているようですね！

俳優として大成しているにも関わらず、46歳で歌舞伎役者に挑戦した香川照之さんのチャレンジ精神は、小学校時代に磨かれたのかもしれませんね！

無類の昆虫好きとして知られる香川照之さん。
NHKで『香川照之の昆虫すごいぜ！』という冠番組を持ち、カマキリの着ぐるみを着ながら、昆虫の深い知識を披露していますね。

当然、少年時代の香川照之さんは虫を観察することが大好き！

カマキリにはじまり、トノサマバッタやクワガタ、セミなど様々な昆虫の生態を観察していたようです。

大好きなカマキリの交尾を観察していたら4時間たっていたなんてことも。普通の小学生、4時間も一つの事に集中なんて出来ないですよね。
人並外れた集中力と、探求心があったことがうかがえますね。

ものすごい昆虫愛を感じますよね。
2018年には昆虫のイラスト入り子供服を扱う会社を設立しています。少年のまま大人になったような香川照之さん、素敵ですね！

そんな趣味に没頭するタイプの香川さんは実はかなりの苦労人です。
香川照之さんは歌舞伎役者・二代目市川猿翁さんと元宝塚トップ女優の浜木綿子さんとの間に生まれますが、2歳の時に両親は離婚。
母である浜木さんが女手一つで香川照之さんを育ててきました。
複雑な境遇の中、多感な少年時代を過ごしてきた香川照之さん。

苦労もたくさんあったものと思いますが、勉学に励み、大好きな昆虫と触れ合いながら少年時代を過ごしました。

香川照之さんの暁星小学校時代の卒業アルバム画像は、残念ながら見つかりませんでした。

しかし母・浜木綿子さんと手をつないで歩くかわいらしい香川照之さんを紹介します。
「お母さん大好き！」なのが一目で伝わってきますね。
そしてお母様、おキレイ！！！さすが元タカラジェンヌ！！

美人なお母さん、同級生にも自慢だったでしょうね。

香川照之さんは、1978年4月に暁星中学校に入学し、1981年3月に同校を卒業しています。

暁星中学校は暁星小学校からの内部進学組120名程度に加え、中学受験組が80名程度入学します。
内部進学の基準も厳しいため、小学校時代から家庭学習時間6時間もザラではないそうです（汗）スゴすぎますね。。。

またフランス語が必須科目であることでも有名です。

中高一貫教育のカリキュラムを組む進学校ですが、サッカー部やかるた部など全国区で活躍する部活動もあります。

主な卒業生は、俳優の北大路欣也さんや歌舞伎俳優の18代目中村勘三郎さんなど多数の有名人がいます。

香川照之さんがこの名門男子校出身であることは、「12年暁星に通った」と話していることからも間違いありません。暁星中でフランス語を習得したため、香川照之さんはフランス語が話せ、フランス国家も歌えるそうです。

暁星中学校の偏差値は６２の難関校です。倍率は年によって変動がありますが、近年は2倍程度を推移しているようです。

名門校であり、親も卒業生という家庭も多いそうです。
OBが母校愛が強いというのは、素晴らしい学校であることの証明ですね。

中学では部活動に入らず、勉強ばかりしていたという香川照之さん。

それまであまり得意でなかった国語も、先生の授業が面白かったおかげで好きになっていったそうです。

そんな勤勉であった香川照之さんは、ある出会いをきっかけに、また”とあること”に没頭していきます。。。

その出会いは、なんとボクシング！！
当時世界チャンピオンだった具志堅影向さんの試合を見て、ドはまりしてしまったそうです。
昆虫と言いボクシングと言い、好きになったら一直線の香川照之さん。
国内だけでなく海外の試合のビデオや専門誌も取り寄せ、研究を重ねたそうです。
その研究の成果もあり、あふれるボクシング愛から、2011年にはボクシングのタイトルマッチで解説までしています。

少年時代の昆虫好きから、昆虫特集番組を持ち、またボクシング好きから解説までする香川照之さん。大好きなモノへの探求心がすさまじいですよね。また大人になるまでずっと好きでい続ける一途さもステキです。
少年の頃からずっと大好きだったものが仕事につながるなんて、ロマンを感じちゃいます。

香川照之さんの中学時代の写真、中学の卒アル画像は残念ながら見つけることが出来ませんでした。
見つかり次第、追記してまいります。

ご本人の中学時代の画像はありませんでしたが、中学時代の息子さんの画像はありました。お父様である香川照之さんとは、、お顔立ちは似ていないように感じますが、どうでしょうか。

香川照之さんは1981年4月に暁星高等校に入学し、1984年3月に卒業しています。
名門男子校である暁星高等学校は、完全中高一貫校の高等部になるため、高校からの生徒を募集しません。
中学入学時から6年間のカリキュラムが組まれていて、暁星中学に入学した時点で暁星高等学校への進学は決まっています。
例にもれず、香川照之さんも暁星高等学校へと進学となっています。

著名な卒業生は政治家・学者・文化人・音楽家・医師・実業家・歌舞伎役者・俳優・プロサッカー選手など多義にわたります。

タレントのグッチ雄三さん、藤村俊二さん、ホリプロ社長・堀義貴さん、講談社社長・野間省伸さん、シダックス社長・志太勤一さんなどなど書ききれないほどの有名人卒業生がいらっしゃいます。

特徴的な7つの金ボタンの学ランも人気で、小・中・高ともにこの伝統ある上品な制服が、暁星学園の象徴にもなっています。

伝統ある名門校の暁星高等学校は偏差値60～70の難関校です。
高校の入学試験はありませんので、倍率はなしです。
偏差値に幅があるのは、暁星高等学校内に進学希望に合わせたコース分類があるためだそうです。

卒業生は東大・京大を含む超難関国公立大学。早慶上智など難関私立大学に進む生徒が多いです。
また暁星は、医学部にすすむ生徒が多いことも特徴の一つです。これは親も医師という家系が多い事に由来しています。
裕福な家庭が多い、エリート校なのがよくわかりますね！

名門校・暁星高等学校でもトップの成績を維持していたという香川照之さん。多くの同級生が通塾し勉強しているところ、香川照之さんは塾にも家庭教師にも頼らず、また部活動にも所属せずたった一人で勉強をしていたそうです。
その理由の一つは母親の教えにあったと言われています。
香川照之さんは前項でも書いた通り、歌舞伎役者の家柄に生まれながら、両親の離婚により母子家庭で育っています。離婚の原因は父である2代目市川猿翁さんの不倫でした。そこから絶縁状態であった父子。
そんな父・2代目市川猿翁さんは慶応義塾中等部時代から成績は常にトップクラス。高校も大学も慶応にすすんでいます。
そんな経歴を持っているため
「父親を超えなさい」
と母である浜木綿子さんは言い続けていたとか。

自分たちを捨てた父親。普通なら恨んでしまいそうな存在であるところ、
「立派な父親を超えてみせよ」と父への尊敬の心も育てた浜木綿子さんは立派なですね。
そして女手一つで育ててくれた母の期待に応えるため、たった一人で勉学に励んだ香川照之さん。その情熱と努力には感動すら覚えてしまいます。

香川照之さんの高校時代の画像は卒アルを含め、公開されていませんでした。
今後見つかり次第、アップしていきます。
代わりに・・・と言いますか、高校生になった息子さんと現在の香川照之さんのTwitter画像を紹介します。
息子さんは小顔で今どきの若者のスタイルの良さですね！嵐の大野智さんに似ている！？とも言われています。

香川照之さんは1984年4月に東京大学・文科三類に入学し、1988年3月に文学部社会心理学科を卒業しています。
高校の卒業年月日からも分かる通り、現役合格です。
しかも言わずと知れた、「日本一の最難関大学・東京大学に」です。さらに驚くことに日本中の秀才が集う東大において、主席で卒業しているというのですから、その頭脳明晰さは国内最上位というわけです。スゴすぎますね。
もちろん卒業生は政治家・医師・実業家など日本を動かすリーダーを数多く輩出しています。
主な卒業生は女優の菊川怜さん、日本テレビアナウンサーの桝太一さん、実業家の堀江貴文さんなど、紹介しきれないほどの著名人を輩出しています。

また塾講師でタレント業でも絶好調の林修さんと香川照之さんは東大の同期です。（林先生は法学部卒）

東京大学の合格発表に来ていた母・浜木綿子さんが当時ワイドショーで紹介されていたことからも、香川照之さんが東大出身であることは間違いありません。しかし本人が東大卒を語ることはほとんどありません。
その理由はデビュー当時「東大卒・３代目市川猿之助と浜木綿子の息子」とばかりメディアに取り上げられたことへの悔しさが関係しているそうです。
今ではそんな肩書が必要ない地位を築いた香川照之さん。バラエティー番組でも暁星の話はしますが、東大卒については触れないことからも、香川照之さんの意地と信念を感じます！

東京大学文科三類の偏差値は67.5の最難関レベルです。近年の倍率は約3倍となっています。と言いますのも、日本一の名門・東大にはセンター試験の足きりあります。センター試験で一定の点数を超えていない者は受験すらできないのです。この足きり、文科系では三類が異様に高いことでも知られています。そのため、受験の倍率は3倍となっていますが、高得点をとった者が集った3倍ですから、他大学の3倍とは全く比較になりません。
香川照之さんが大学入試に挑んだ頃と現在とは受験のシステムが多少変わっていますが、日本一の頭脳を持った受験生の戦いなのは今も昔も変わりません。

見事・東大に合格した香川照之さんでしたが、卒業後の将来については明確な夢が見つからなかったそうです。
そこで親の知名度を利用して俳優になろうと思ったとか(笑)
これは香川照之さんなりの照れ隠しのリップサービスかもしれませんね。俳優になりたい願望は元から心の奥底にあったのではないでしょうか。（本当の真相は本人にしかわかりませんが）
しかしその夢は母・浜木綿子さんに反対されます。芸能界の厳しさを知り尽くしていたからでしょう。それでも折れなかった香川照之さんに浜木さんは
「それなら裏方の仕事をしっかり理解してから目指しなさい」と助言します。
浜木さんカッコいいですね～！裏方さんの気持ちを知らないまま親の七光りで活動するのは絶対に良くないと思ったのでしょう。素晴らしい教育方針だと思います。

そこで母のアドバイス通り、大学4年生の時にTBSの緑山スタジオでアルバイトを始めた香川照之さん。連日怒られながら働いていたそうです。
そんな時に後輩ADが入ってきました。そこで先輩面の香川照之さんはその後輩ADに先輩風を吹かせていたとか。
その後輩ADというのがなんと、『世界の中心で愛を叫ぶ』の大ヒットで有名な映画監督・行定勲さんだったのです。

後に映画『北の零年』や『月に沈む』で行定監督とタッグを組む事となった際に復讐を受けたとバラエティー場組で語っています。
香川照之さん曰く、「本番を50回くらいやらされた」「俺の事を殺そうとしている」だそう。
しかしその放送を見た行定監督は「話盛ってます。50回ではなく10回、殺そうとしていません。香川さんまいりました」とフェイスブックに投稿しています。
この関係性を見るからに、バイト時代の話も笑い話のようですね。第一、本当に陰湿な後輩いびりをやっていたのなら、自身の監督作品なのに香川照之さんへオファーしないでしょう。
信頼関係が成り立っていることがうかがえます。
しかし大学時代のアルバイトで後の監督と出会っているなんて、人の縁というのは面白いですね！

東大の卒アル画像は、面影ありまくりですね！今とほとんど変わらないような気さえします。
この青年・香川照之さんがここから日本を代表する俳優に成長していくんですね！

このページでは、俳優香川照之さんの出身校やその偏差値、在学時のエピソードなどを紹介しました。

今や日本を代表する演技派俳優に成長した香川照之さんは、家庭の事情に苦労しながらも、女手一つで立派に育てあげてくれた母親の期待に応えるべくエリート街道を突っ走てきたことがわかりました。

また自分を捨てた父とも和解し、息子のために歌舞伎役者に挑戦するなど、一見すると破天荒とも見えかねない行動からも、情に厚く優しい性格の持ち主であることも分かります。
高学歴なこともひけらかさず、演技も昆虫もボクシングも、好きなことにとことんのめり込んでいる姿はカッコいいですね！

努力家で一途で愛嬌たっぷりの香川照之さん、ますます応援したくなりました！
今後も様々な分野で活躍する姿に元気をもらえそうです。