ビッグバンと言えば日本でもファンの多い韓国の男性アイドルグループでしたが、最近見ないなぁなんて思っていた方も多いのではないでしょうか？

それもそのはず。

現在、ビッグバンはほとんどのメンバーがスキャンダルにまみれて、実質解散状態にあるからです。

特にメンバーのひとりであったVI(スンリ)に関しては芸能界引退までしています。

しかもその理由というのが「性接待斡旋」「薬物の売買」といった事件性のあるスキャンダル。

ここでは、過去に起きたVIの「スンリゲート事件」をまとめてご紹介していきます。

韓国芸能界の闇が垣間見える非常に興味深い事件ですのでどうぞご覧ください。

ビッグバンのVIは日本でもファンの多いメンバーでしたが、事件性のある複数の疑惑によって芸能界を引退しています。

きっかけとなったのは2018年11月にソウル市の繁華街、江南区にあるクラブ「バーニングサン」で起きた暴行事件でした。

この事件というのは、簡単に言えばセクハラを受けていた女性客を助けようとした男性客がなぜか男性従業員に暴行を受けたというもの。

このナイトクラブの経営にVIは参入していて、事実上のトップでもありました。

男性客は警察に連絡をしたのですが、逆に警察から営業妨害と扱われ逮捕されるという摩訶不思議な事件に発展していきます。

正直、この時点で警察がまともに対応していればVIもほかの悪事がバレずに済んだのではないだろうかと考えられるのですが、

警察が不当な逮捕をおこなったことで、事件は週刊誌などにも伝わってしまいました。

実はこのナイトクラブがある地域の特定の警察官とVIを含む経営陣は癒着関係にあり、いろいろな問題をもみ消してきたとされています。

そのため、この事件でも警察としてはきっと気をきかせたつもりだったんでしょうね。

しかし、この逮捕があまりにも不可解ということもあり、一転してまともな警察組織から目を付けられることになったというわけです。

実はVIが実業家として活動を出来ていたのは、海外からの投資家たちよる出資があったからです。

そして、ただの男性アイドルグループの一員であったVIがどうやって海外投資家たちからお金を引っ張っていたかというと

「性接待の斡旋」

だったということです。

つまり金持ちのオヤジたちに自分の知っている韓国人女性をあてがっていたということですね。

ちなみにこの性接待斡旋は仲間内でもおこなわれていたとされ、その証拠としてカカオトーク(LINEのような連絡ツール)に「どんな子がいい？」などのメールが残っていたとされています。

この性接待疑惑に端を発し、ほかにもナイトクラブの従業員や客が大麻や別のドラッグを頻繁に店内で常用していたことが発覚し、

VIはすぐさま経営陣から撤退することを決めました。

このドラッグ疑惑に関しては売買の疑いまでかけられているのでかなり大きな事件といえるでしょう。

しかし、経営陣から降りたからといって警察が許してくれるわけありませんよね。

こうして、さらなる追求がされるようになっていった中で、今度はVI個人にもっと大きなほかの疑惑も持ち上げられるようになっていきました。

ナイトクラブ内での暴行事件、地域警察官との不正な癒着問題、そして性接待斡旋疑惑とかなりの悪事がバレていったVIですが、

さらに大きな事件が発覚することになります。

それがナイトクラブへの出資をしていた台湾人女性投資家のマネーロンダリング事件です。

どうやらVIのナイトクラブは株式化されていて、その株式の20％をこの女性が保有していたものと見られています。

株式の20％というと、かなりの権限を持っていることになりますから只者ではありません。

この人物がどういう人物なのかを調べてみると、かなりの資産を持っているもののその出所がまったく分からないといった怪しさ満載の台湾人女性でした。

この流れの何が問題か？ちょっと分からないという人に簡単に説明をしましょう。

＜VIのマネーロンダリング関与疑惑＞

・おそらく性的な関係を持っていると見られる女性投資家からお金をもらってお店をはじめる
↓
・このお金は高確率で不正な方法によって女性投資家が溜め込んだお金である。
↓
・汚いお金をVIのお店の運営資金にあて、売上というキレイなお金にする(これがマネーロンダリング)
↓
・人件費という名目でお店側はお金を出金し、女性投資家は別名義を用意してキレイになったお金を入金してもらう

こんな感じですね。

マネーロンダリングのテンプレのような形ですが、どうやらこのマネロンがバレて女性は逃亡。

現在に至るまでその姿を消しているそうです。

もしかしたらもっと大きな力によって、もうこの世にいないかもしれませんね。

一連の事態に対してとうとう観念したと思われたビッグバンのVIでしたが、いろいろな情報を入手している週刊誌に対して

「カカオトークでの内容はデマ。友達との間でホラを吹いていただけ」

といったかなり苦しい言い訳をインタビューで答えています。

いやぁ、それで警察が納得するわけないだろとツッコミたくなるのですが、警察の一部にはVIを含む悪質な実業家とズブズブの関係ということでいまだに逮捕されていません。

こうした事態に韓国国内でも議論が噴出し、VIはさらに追い込まれます。

そして一時は「軍隊へ入隊することで世間からの声から逃れようともした」わけですが、

さすがにこれは認められず、兵役までの期間が延長されることとなりました。

もう、ここまで来たら人として末期ですね。

さらに韓国の世論を動かしたのは女性との性行為を撮影した動画を勝手に仲間内で共有していたというもの。

これは女性を紹介したほかの男性タレントが動画の共有を認め、逮捕されたこともあって完全にクロとなっています。

どうやら韓国では日本のAVのようなものがないため、自分たちで「ある意味自作のAVを撮影して共有するのが流行」しているようなんですね。

さすが異常性欲者の国・韓国さんです。

もはや考え方が斜め上どころか枠外いってます。

女性からの被害届けなどもあり、この件に関してもVIは芸能界引退へと追い込まれていったというわけですね。

ここまでをおさらいすると、ビッグバンのVIには以下の疑惑が報じられています。

・警察官との不正癒着問題
・海外投資家(パトロン)への性接待斡旋
・自身の経営するナイトクラブでの薬物蔓延(使用・売買も？)
・マネーロンダリングへの関与
・女性との性行為動画を不正流出

もう日本だったら確実に逮捕されている案件ですが、いまのところまだ逮捕されていないというのが不正大国・韓国らしいところですね。

きっとまだVIを逮捕させないための力がどっかから動いているのでしょう。

しかし、さすがにこの状態で芸能活動などおこなえるはずもなく、

VIは芸能界引退することを発表しました。

この一連の流れが「スンリゲート事件」と呼ばれるものとなっています。
(スンリはVIの韓国での活動名)

まぁ、日本でもTOKO山口達也の未成年者への淫行未遂や飲酒強要などがありましたが、即刻芸能界引退といった形となっていますよね。

正直、事件としてはそれ以上に大きな話ですので、逮捕されてもおかしくはないのですが何故かまだシャバにいるというVI。

今後は軍への入隊も囁かれていますが、その前にさらなる不正や事件の証拠が発覚して逮捕というのがベターな末路ではないでしょうか。

ただ、まだまだ韓国は発展途上な部分がありますので、これでも逮捕されないという可能性が残っています。

多くの韓国系芸能人が日本にもやってきていますが、こうした問題があるのであれば「芸能人の輸入」も禁止して欲しいものですね。