大手女優事務所オスカープロモーションで将来を嘱望されていたはずの福田沙紀さんが、テレビであまり見かけなくなって数年。なぜ福田さんはテレビから姿を消したのか？
性格最悪・共演NG多数など悪い噂も多い福田さんの素顔に迫ります。

・本名　　　　：福田沙紀（ふくだ・さき）
・生年月日　　：1990年9月19日
・血液型　　　：O型
・年齢　　　　：27歳　　　（2018年6月現在）
・出身地　　　：熊本県
・身長　　　　：157.5cm
・スリーサイズ：B79・W58・H80
・所属事務所　：オスカープロモーション

福田沙紀さんのデビューのきっかけは、2004年に行われた『第10回全日本国民的美少女コンテスト』で「演技部門賞」を受賞し、オスカープロモーションに所属したことから始まります。この時14歳。

もっと細かく言えば7歳の時には熊本のローカルタレントとして活動を開始していたといいますから、キャリアはすっかりベテランの域になります。

福田沙紀さんはご両親と3歳年下の弟の4人家族で育ちました。家族は美奈さん一般人ですが、義従兄に熊本のローカルタレント兼タレント事務所社長である前田シゲさんがいるそうです。

えー、非常にどうでもいい話なのですが、どの資料を見ても前田シゲさんは「義従兄」の表記になっています。つまり「義理のいとこ」です。
福田沙紀さんの義理のいとこということは、シンプルに考えれば福田沙紀さん弟さんの奥さんのいとこになります。しかしその場合表記は「従弟」になるかと。そうなるとご両親の関係の義理のいとこということに…。

特にネット上に情報はありませんでしたが、ご両親何かありましたかね？
まぁ、本当にどうでもいい話ですが…。

福田沙紀さんの本名に関しては公式の発表はありません。ただ、14歳の時にコンテストに応募した名前が「福田沙紀」ですから、恐らく本名で間違いないでしょう。

ちなみに名前の「さき」に関しては本名です（漢字は不確定ですが）。
命名の由来は「正義感の強い子に育ってほしい」という願いから、『スケバン刑事』の主人公である「麻宮サキ」の名前をもらったそうです。

あ、どうでもいいですがご両親に離婚歴等があった場合、どのタイミングの本名かは不明です。
本当にどうでもいい話ですが…。

国民的美少女コンテストで演技部門賞を獲得した福田沙紀さん。そんな福田さんの水着画像を探してみましたが、見当たりませんでした。

これ、オスカーの特徴ともいえるのですが、デビュー当時から「女優」と決め打ちしたタレントさんは、あまり水着の仕事をしない特徴があります。もちろん、「モデル」「タレント」も視野に入っている子であれば水着の仕事もありですが。

剛力彩芽さんや武井咲さん、忽那汐里さんの水着画像が少ないのは「女優路線」だったから。
米倉涼子さんや上戸彩さんはグラビア路線もありの戦略だったのである程度水着画像が出てきます。

ここからも事務所は福田沙紀さんに女優としての活躍を期待しているのが分かります。

そんな福田沙紀さんの特技はダンスと韓国語。

ダンスに関しては以前『今夜くらべてみました』に出演した時に、少女時代のダンスを披露しています。

さらに舞台作品『フラガール』でも見事なフラダンスを披露してくれていますので、体を動かすのは好きなんでしょうね。

まぁ、この少女時代のダンスを見て「特技」とするか「趣味」とするかは観た方の判断にゆだねましょう。個人的には「趣味かな？」なんて思ってしまうレベルですが。

あと、どうでもいい話ですが、なぜテレビで見かけなくなった女優さんや俳優さんは韓国語の勉強をするのでしょう？　韓国でそんなに仕事がすのでしょうか？　不思議です。
まぁ本当にどうでもいい話ですが…。

福田沙紀さんは熊本県の出身。
地元熊本の公立校、熊本市立池田小学校・熊本市立京陵中学校を卒業し、中学卒業と同時に上京。高校は芸能人御用達の堀越高校に進学します。

同級生にはHay! Say! JUMPの八乙女光さんや蓮佛美沙子さん、三浦春馬さんなどがいました。

その後大学には進まず女優として活躍中です。

福田沙紀さんの女優としてのデビュー作は人気ドラマシリーズ『3年B組金八先生』の第7シリーズ。

3年B組の生徒・麻田玲子役で出演しました。
国民的美少女コンテストからわずか数か月でのドラマデビューで、しかも主要キャストという破格の扱いに、事務所の期待度の高さが見えます。

ちなみに同シリーズで麻田玲子（福田さん）が想いを寄せる小塚崇史役の鮎川太陽さん、その小塚の親友で薬物に手を染めてしまう生徒・丸山しゅう役の八乙女光さんは、堀越高校でも実際に同級生でした。

2005～2006年にかけてはクイズ番組『ヘキサゴン』にレギュラー出演。出演ごとに最下位を争うなど、おバカキャラを露呈してしまいます。
確かにこの番組で知名度は跳ね上がりましたが、それは「おバカ」として。
これは事務所の判断ミスだったかもしれませんね。

2008年には映画初出演で主演に抜擢。
しかもこの映画、制作にオスカープロモーションが携わっており、全社を挙げて福田沙紀さんをプッシュする体制がとられています。
共演に武井咲さん、上戸彩さん、米倉涼子さん、菊川怜さんと、当時のオスカーの主力を完全投入。事務所の本気度の見える作品といえます。

ちなみに主要キャストは他に杏さん、大島優子さんなどがいました。

過激なイジメ表現で、良くも悪くも話題となったドラマ。このドラマでイジメっ子の中心人物・安西愛海役として、イジメられっ子・椎葉歩役の北乃きいさんとW主演しました。

このドラマは全国のPTAなどから苦情が殺到するほどイジメをしっかりと描いた作品で、そのイジメを行っていたのが福田さん。

この作品を機に福田沙紀さんは「性格が悪い」とネット上で噂されるようになりますが、これはそれだけ見事にイジメっ子役を演じ切ったということでしょう。

ちなみにネット動画サイトなどで素材として以前良く活用されていた「おめぇの席、ねぇから！」の元ネタはこのドラマです。

ここまであまりセクシーという雰囲気はなかった福田沙紀さんですが、このドラマでは終始メイドコスプレで出演。ある意味セクシーさを強調した作品になりました。

2009年には人気アニメの実写化映画『YATTER MAN 〜ヤッターマン〜』で主演。
この映画原作再現度が高く、原作ファンの間でも高評価の作品で、しかも相方は嵐の櫻井翔さん。
当然福田沙紀さんも大いに目立った作品になるはずでしたが…。

ドロンジョ役の深田恭子さん、ボヤッキー役の生瀬勝久さん、トンズラー役のケンドーコバヤシさんの完成度が高すぎたせいで、深田恭子さんが目立たないという悲劇の結果に。

特に深田恭子さんのドロンジョ様はセクシーすぎると大きな話題を呼びました。

2012年には大河ドラマ『平清盛』に八重姫役で出演しますが、この出演を最後に、テレビドラマでのレギュラー出演はなくなります。

2時間ドラマや特別ドラマ、また連続ドラマへのゲスト出演はあるものの、レギュラー出演がないという不思議な事態に陥ります。

映画が忙しいというほど映画も出ていませんし舞台も同様です。
福田沙紀さんになにがあったのでしょう？

オスカープロモーションの基本的な戦略として、推している女優はとにかくCMに多数出演させるという方針があります。

菊川怜さん、上戸彩さん、武井咲さん、剛力彩芽さんなどがこのパターンで知名度を高めています。

この戦略は知名度を上げるだけではなく、CMに出ているということは、その女優をドラマに使えば一緒にスポンサーがついてくるということもあり、ドラマにも出演しやすくなるというプラス面があります。

これをネット上の一部心内人たちは「オスカーのごり押し」と蔑む傾向もありますが、それでも戦略としては正しい戦略といえるでしょう。

では、なぜ福田沙紀さんはこのオスカーの戦略がなかったのでしょう？

ひとつ考えられるのは、『ヘキサゴン』に出演したことで「おバカキャラ」のイメージが強くなってしまったことが考えられます。

元々バラエティ中心で活動するタレントであれば、「おバカキャラ」はマイナスにはなりませんし、そのイメージのCMも来るでしょう。しかし福田さんの路線はあくまでも「清純派女優」路線。その路線でCMに出ようとするとき、やはり「おバカキャラ」は邪魔でしかなかったように思われます。

もうひとつはドラマ『ライフ』の影響。
前述の通り、このドラマ以降福田沙紀さんには「性格が悪い」というイメージがついてしまいました。

これはもちろんそれだけ福田さんの演技力が高かったということなのですが、CMはイメージを大切にするもの。嫌われている可能性がある女優さんにオファーが少ないのも当然の帰結といえます。

こうした悪循環が重なり、福田さんにはCMのオファーが少なかったことが予想されます。さらに福田さんにとって厳しかったのが、「オスカープロモーション」の看板です。

オスカーと言えば菊川怜さんに上戸彩さん、武井咲さんに剛力彩芽さんと、「清純派女優」の宝庫です。
そんな中で福田沙紀さんは、「おバカで性格最悪」（※あくまでも視聴者のイメージの話です）なわけですから、「オスカーなのに…」と思われる可能性はあったはずです。

つまりオスカープロモーションという高いハードルが、余計福田さんにマイナスに働いたということが考えられます。

オスカープロモーションは基本的に所属タレントの恋愛を禁止しています。しかしその禁止期間は25歳になるまで。上戸彩さんもこの期間を過ぎてから結婚をされていますし、剛力彩芽さんも25歳を超えたところで熱愛が発覚しています。

年齢的にはすでに恋愛禁止期間は過ぎている福田さん。
そろそろ熱愛報道があってもおかしくない状況といえるでしょう。

一時週刊誌に「福田沙紀は撮影現場でワガママな振る舞いが目立つ」ですとか、「共演NGが多すぎてキャスティングができない」などという記事が掲載されました。
そこで今回そんな噂話を裏付けるエピソードを探してみましたが、一切見当たりません。

まぁ、恐らくですがテレビであまり見かけなくなった女優さんは大抵こういう噂が流れるもの。信じるに足らない記事でしょう。

「福田沙紀は性格が悪いと思われているだろうから、こういう記事をかけば読者が喜ぶだろう」程度の短絡的なゴシップ記事と判断していいでしょう。

こういう記事に出てくる「関係者」とか「事情通」に会ってみたいものです（笑）。

いろいろな要因が重なり、すっかりテレビで見かける機会が減ってしまった福田沙紀さん。
しかし2018年には出演映画2本が公開されるなど、徐々に復活の気配があります。
またオスカープロモーションとしても、武井咲さんと上戸彩さんが子育てをしながらの活動、剛力彩芽さんは熱愛報道と、ややコマ不足といえる状態になっています。

そう考えればここから徐々にドラマのレギュラー出演などが増えるかもしれません。

福田さんは以前のインタビューで、「目標とする役者さんは八嶋智人さん」、「脇役でも光る女優になりたい」と答えており、現状を考えると福田さんの希望通り、光を放つ脇役が舞い込んできそうなタイミングでもあります。

そもそも演技力の高さには定評がある女優さんですから、いろいろな作品で、いろいろな表情を見せてほしいものです。