ロリータファッションとは簡単に説明すると主に白・ピンクを基調とした、幼児的なフリルやレースなどが過剰にあしらった、子供の頃に憧れた少女マンガの「お姫様」のようなファッションです。

一般的に、日本の少女文化から誕生した原宿の一ストリートファッションのことを指します。

この「日本の少女文化」とは、ファッションに見られることが多く、海外では中々見ない日本にしか存在しないもの。
フリルやレースで可愛らしくデコレーションされたものです。

スウィートな印象のロリータ。ピンクや赤、サックスブルーやミントグリーンなどの色が多いイメージです。
モチーフも、お菓子、いちご、アリス、星空などのファンシーなものが多い印象です。季節のモチーフもあり、非常にかわいらしい。
かわいいの洪水。また、かわいらしいプリントの服が多いのも特徴です。

クラシカルロリィタとは、ロリィタファッションのジャンルのひとつであり、その名の通りクラシカルなロリィタのことです。
（お洋服、それを着る人のこと、ジャンルやスタイルを指します）
クラロリと略されることが多いです。

甘ロリやゴシックロリィタとは異なり、セピアや淡いラベンダー・サーモンピンク・ベージュなどといったアンティークで落ち着いた色使いでクラシカルなファッションです。

甘ロリやゴシックロリィタの様なボリューミーなパニエではなく、すこし抑えめボリュームのパニエにスカート丈も他のロリィタファッションに比べて丈が長いです。

黒や真紅などを基調とするゴシック風のデザインに、レースやフリルなどのかわいらしい装飾を組み合わせた若い女性向けの服。

レースやフリル、リボンを多用しながら、全体的な色を黒、白、紫、赤、青などの暗めにまとめた日本発祥のファッションスタイルで、アメリカやヨーロッパでも人気があります。
悪魔のようなダークなイメージと少女のような可憐さの二面性を持ちます。

ロリータコーデの基本となるのは実は以下の５つ。

・ジャンパースカート
・ブラウス
・ヘッドアクセサリー
・タイツorオーバーニーソックス
・シューズ

別に絶対履かないといけない訳ではありませんが、できれは履いた方が良いとされています。
というのも、ロリータ系の洋服は、丈が長かったり、パニエを履く事を見越したデザインで作られている事が多いからです。
履くことによって本来のデザインが生かされて、見た目も膨らませた方が可愛いです。

ショーツの上につけるペチコートタイプのインナーパンツ。

ロリィタたるもの、スカートの中が見えたら大変！必需品の１つです。
全体がゆったりとした作りの短めのズボンのようなアンダーウェア。

原宿で見かける機会が少なくなった理由として、多くの人が挙げるのが「たむろする場所の消滅」。
ラフォーレ前にあった原宿GAPのような踊り場がなくなり、なんとなく座ってお喋りする場所が減ってしまったことが影響しているという。

この10年だけを見ても、Forever 21やH＆Mといったヨーロッパ発のファスト・ファッション企業の安価商品がどこでも手に入るようになり、東京人たちも以前のように高価なドメスティック・ブランドにお金を使わなくなって、個性的なスタイルは衰退していった。

日本で独自の進化を遂げたロリータファッションが、海外でもファンを増やしています。
イギリスでは、日本で活躍するロリータファションのカリスマが講演。
来年には渋谷で「ロリータ国際会議」も計画中です。
海外に熱烈なファンがいるのに情報が少ないロリータファッション。
クールジャパン戦略にとっても見逃せない存在になりそうです。

日本のアニメで日本文化に興味を持ち、調べていくうちにお姫様のようなカワイイファッションが日本にあり、それがロリータファッションであると知って虜になったそうです。