覚せい剤やコカインなどの麻薬の使用で複数回逮捕され、最近ではまったくテレビで見ることのなかった田代まさしさん。

５度の逮捕と計７年の懲役を受けた田代まさしさんが、なんと漫画家ぴょこたんのユーチューブチャンネルに出演したことで、ファンからは「ユーチューバー」として復活するのではないかと、密かな話題になっています。

覚せい剤の怖さや、刑務所での体験を話し、覚せい剤利用の怖さを訴えた田代まさしさん。今は薬物依存リハビリ施設「ダルク」に入り、リハビリや講演活動をしているそうです。

ダジャレやお笑いのセンスは未だ健在です。また、逮捕時に比べるとだいぶ健康そうになってました。

かなりやつれていましたね。もともと痩せていましたが、肌や髪の雰囲気、虚ろな瞳から、普段とは違うというのが明らかにわかります。とても不健康そうな痩せ方に見えます。

動画の中で覚せい剤の恐ろしさについて語っていましたが、やはり経験者の言葉には重みがありました。

「純度の高い覚せい剤は全身の毛穴から針が出るほど気持ち良い。」と語っていた田代まさしさん。

覚せい剤を使用したことで、仕事も社会的な地位も失ってしまった田代まさしさん。服役中に離婚もして家族も失ってしまったそうです。

また、幻覚や幻聴の症状もあると言っていました。呂律も昔に比べると回ってないように思えました。

一時の快楽にはあまりにも大きすぎる代償でしたね。

逮捕されてもやめれず、何度も逮捕されてしまったことからその依存性の高さはわかりますね。他の覚せい剤で捕まった多くの芸能人も複数回逮捕されることが多いです。

いまだに完治したわけではなく、今もなおリハビリ活動を続けているそうです。「駐車禁止」を「注射禁止」と見間違えたり、「おかえりなさい」を「コカイン買いなさい」と聞き違えたりするそうです。

覚せい剤使用で逮捕される芸能人は多くいますが、その中でも田代まさしさんは、ほかの芸能人とはくらべものにはならない伝説を残してきました。

女子高生のスカートを盗撮した際に謝罪会見で「『ミニにタコができる』というタイトルのギャグ映像を作ろうとしていた」という意味不明な言い訳をした田代まさしさん。

当時はこの発言が非常に話題となりました。未だに「耳に胼胝ができる」を冗談で「ミニにタコができる」という人がいるくらいに有名な言葉になってしまいました。

事務所から「この事件はギャグにしよう」と言われたのを真に受けてした発言がこの「ミニにタコ」だったそうです。

まさに、体を張ったギャグになってしまいましたね。

覚せい剤を使用中に性的興奮を覚えてアパートのお風呂場をのぞいていしまった田代まさしさん。

しかし、さすがマーシーはただのぞいただけでは終わりません。なんと覗いたお風呂には男が入っていたのです。そしてそのまま現行犯逮捕されてしまいました。

この時に、収録してあったすべての番組がお蔵入りなってしまい、およそ８０００万の損害賠償を請求されてしまったそうです。

田代まさしさんが伝説と言われる所以はここにあります。なんと覚せい剤所持と覗きで逮捕された２００１年に、米タイム誌の「今年の人 （PERSON OF THE YEAR）」（2001年）、「アジアのヒーロー （Asian Heroes）」（2002年） の各１位になってしまったのです。しかし、これは不正な組織票として扱われ無効になりました。

１位になってしまった理由は当時の「２ちゃんねる」住民が「田代砲」というツールを使い大量にタイム誌のネット投票に票を入れたからでした。このことは「田代祭り」と呼ばれました。

もしかしたら画像のように米タイム誌の表紙を田代まさしさんが飾っていたかもしれませんね。ちなみにこの時、２位だったウサマ・ビンラディンに倍の票差をつけての１位だったそうです。

今は薬物依存リハビリ施設「ダルク」に入り、リハビリや講演活動をしている田代まさしさんですが、今後の芸能界復帰はあるのでしょうか？

動画の中で「今は影で支える仕事をしたい」と言っていた田代まさしさんですが、話の面白さは健在で、視聴者からは「ユーチューバーになってほしい」との声があがっていました。

もしかしたらこれをきっかけに精力的にユーチューブで活動を始めるかもしれませんね。

いずれにせよ、リハビリを頑張ってまた昔のような田代さんを見られるようになれるといいですね。皆さんも絶対に麻薬には手を出さないようにしましょうね。「ダメ！絶対！」ですよ。