AKB48の15期生、「次世代エース」として活躍する「みーおん」こと向井地美音（むかいち・みおん）ちゃん。

篠原涼子主演のドラマ「アンフェア」に子役として出演していた彼女は、後にAKBファンを経てオーディションを突破し、第一線級のメンバーとして名を知られるようになりました。

そんな超絶カワイイみーおんの経歴を振り返ってみましょう。

2002年、4歳にして子役デビューを果たした向井地美音ちゃんは、2006年のドラマ「アンフェア」に篠原涼子の娘役として出演。

その後、中学受験に伴って子役業を離れていましたが、2011年頃からAKB48のファンになり、オーディション受験を決意。見事、15期生オーディションに合格し、2013年にAKB48のメンバーとして芸能界にカムバックを果たすことになりました。

他に類を見ないほどの「AKB愛」と、たゆまぬ努力で、翌2014年には早くも正規メンバーに昇格し、38thシングル「希望的リフレイン」の選抜メンバーに初抜擢。一躍、次世代エースの呼び声を高めることになります。
2016年には44thシングル「翼はいらない」で自身初となるシングル表題曲センターを務め、同年の選抜総選挙でも13位に付け選抜入りを果たす大躍進。

2017年の総選挙では惜しくも17位に終わりましたが、楽天ブックス主催の「楽天推しメン総選挙」1位に輝いて1年間特集の権利を勝ち取ったり、尾木プロ傘下の芸能事務所「Mama＆Son」に移籍（栄転）が決まったりと、話題に事欠かない人気メンバーの一人であり続けています。

幼い頃から子役としてドラマや映画に出ていた向井地美音ちゃん。
かの大ヒット映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」（2003年）にも端役で出演していたのです。AKBファンの中にも、知らずに見ていた人が少なくないはず！

美音ちゃんが一躍その名を世に知らしめたのは、2006年の篠原涼子主演のドラマ「アンフェア」。当時8歳にして、「心に傷を負って声が出せない」という難しい役柄を演じきり、お茶の間の注目を集めました。

中学時代の美音ちゃんはほとんど芸能活動をしていなかったのですが、2011年には「アンフェア」のテレビスペシャルに再出演を果たしています。

美音ちゃんは小学5年生でほぼ子役業を引退し、中高一貫の難関校（後述）に進学して勉学に励んでいたそうです。そんな彼女の運命を変えたのが、当時大流行の黄金期にあったAKB48との出会いでした。
友達の影響でAKBのファンになったという彼女は、やがてファンでいるだけでは我慢できなくなり、一念発起してAKBのオーディションを受験。晴れて憧れの舞台へ。

彼女のTwitterのプロフィールには今でも「桜の木になろう新規です」という文字が踊っています。
（「●●新規」とは、●●を切っ掛けにAKBのファンになったという意味。自分は今でも一人のAKBファンであり続けているのだという思いの籠もったプロフィールでしょうか。）

グラビアでも活躍している美音ちゃん。
身長150cmの小柄な身体ながら、なかなか豊満なバストには定評があるようです。
スリーサイズは非公開ですが、2017年9月にラジオ「アッパレやってまーす！」にゲスト出演した際には、かなりキワどい情報まで披露したことも。それによると、全盛期はDカップ以上あったようですが、現在はそれより縮んでしまっているとか。

台詞起こし（2017年9月13日放送「アッパレやってまーす！」より）

ケンコバ「パイオツカイデーなの？」
みーおん「いやいやいやいや、もうねー。縮んじゃったんですよね。」
ケンコバ「縮んだ！？」
田　中 「最大でどこまで行ってたの？」
みーおん「え？」
田　中 「最大で」
みーおん「それどういうアレですか？」
田　中 「まあなんかカップ的なやつ」
みーおん「え、言った方がいいですか？」
ケンコバ「言いにくかったら俺がアルファベット言っていくから当てはまるところで手をバーンと叩く」
みーおん「ちっちゃめに叩きますね」
ケンコバ「A、B、C、D……。お？　ここで終わるかと思った」
みーおん「終わらないでくださいよー。まあまあまあ、別に、大きくはないですけど」
ケンコバ「いやいや、それは大きいよ」

AKB48の中でもかなり背が低いことで知られるみーおん。公称身長は150cmとされていますが、実際目の前で見るともっと小さく感じることも……。
その小柄な身体に秘めたエネルギッシュさも彼女の魅力なのですが、そうは言っても、「背が低すぎるとセンターに立ったとき見栄えがしないのでは」という声があるのも確か。
実際、みーおんがセンターを務めた「翼はいらない」では、スタジオにベンチを持ち込んで座って歌うというオモシロすぎる振り付けも披露され、話題になりました。立ってたら小さいのバレちゃうからね。

小学校時代は子役業に邁進（まいしん）していた美音ちゃん。上の画像は小学校の卒業アルバム。この頃から可愛らしさが光っています。

後に劇場公演のMCなどで度々触れているところによると、同じ小学校の後輩には、後に同じく子役を経てAKBメンバーとなる樋渡結依（ひわたし・ゆい／写真右）ちゃんがいました。
二人とも埼玉県出身なので、小学校も埼玉の地元だったと考えるのが自然でしょう。

先述の通り、美音ちゃんは小学5年生の頃から子役業を控え、中学受験の勉強に専念。
その進学先は、中高一貫の公立校「さいたま市立浦和中学校／同・浦和高等学校」であったと言われています。中学の偏差値は65、高校の偏差値は69という、かなりのレベルの進学校です。

ちなみに上の画像は2016年4月19日放送の「AKBINGO!」より。中学の頃もやっぱり可愛いですね。

中学時代は「5人くらい」に告白されたという美音ちゃん（2016年4月19日放送の「AKBINGO!」より）。
いやいや、もっといるでしょ！もっと！

美音ちゃんの中学・高校を「市立浦和」と特定する根拠の一つは、彼女が高校卒業をファンに報告した際の制服写真。
タイ留めの「M」の文字が、市立浦和高校の制服の「M.U.H.S.」の文字と一致するのです。
（同校はかつて「浦和市立高校」だったため、画像検索すると「U.M.H.S.」と書かれた旧制服もヒットするので注意）

ただし、後述するように、美音ちゃんはAKB加入後に市立浦和高校から日出高校に転校していたため、卒業校は市立浦和高校ではありません。
日出高校への転校後も、市立浦和の制服を私服扱いで着ていたのでしょう。

AKB48加入後の美音ちゃんは、東京都内の「日出高校」（ひのでこうこう）の通信課程に転校し、2016年3月に卒業しました。
せっかく猛勉強して入った市立浦和でしたが、夢に見たAKBでの活躍と比べれば学歴など取るに足らないものだったのでしょう。

この日出高校というのは、言わずと知れた芸能人御用達の私立学校であり、AKBメンバーのみならず多数の芸能人が在籍・卒業していることで有名です。

美音ちゃんの卒業校を日出高校と断定する根拠は、同じ年の卒業生である女優の小芝風花（こしば・ふうか）が学校名を明かしていること。
これと合わせて、卒業生全員の氏名が書かれた黒板の画像も出回っており、小芝風花と向井地美音、さらにはAKB48の湯本亜美（ゆもと・あみ）や乃木坂46の堀未央奈（ほり・みおな）が全員同じクラスだったことが明らかになっています。

2016年度AKB48選抜総選挙では13位と高順位に付け、シングル選抜入り（1～16位）を果たしたみーおん。
翌2017年の総選挙では、いよいよ「神7」にも手が届くかと期待され、また自らも「目標は神7入り」と公言していたのですが、蓋を開けてみれば、まさかの17位。
ファンやメディアにとってもこれは予想外の結果でしたが、なんといっても一番悔しいのは本人。結果発表直後のインタビューで悔しそうに今後の抱負を語る彼女の姿は印象的でした。

↑2017年度総選挙順位の予想記事。「AKB新聞」の記者6人中4人までが、向井地美音の「神7」入りを予想していたが……。

総選挙で悔しさを味わったのも束の間、2017年8月には、楽天ブックスが主催する「楽天推しメン総選挙」の1位に輝き、1年にわたってピックアップされることが決まりました。
決してめげない美音ちゃんの努力が呼び込んだ結果といえるでしょう。

2017年9月には、AKB48の先輩である加藤玲奈（かとう・れな／写真右）とともに、プロダクション尾木系列の新事務所「Mama＆Son」に移籍することが決まった美音ちゃん。

48グループメンバーが、直轄事務所のAKSから外部事務所に移籍するのは、一般に「栄転」と捉えられ、今後の芸能活動がますます安泰になることを表しています。
いわゆる「外仕事」、つまり48グループファン以外の一般層に向けた仕事もこれから増えてくるかも？

2017年末卒業の渡辺麻友（まゆゆ）の後継者候補の一人とも言われているみーおん。
同年8月のインタビューでは、まゆゆから「AKB48の救世主」と指名されたことに応え、前向きに抱負を語りました。

同期や後輩にもライバルは多いですが、これからのAKB48を支える柱の一人となって頑張ってほしいですね。