松坂さんのデビューは戦隊ヒーロー。2009年に放映された『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッド役で出演して人気になりました。

しかし、これが初めての演技への挑戦だったこともあり、戦隊モノ独特のセリフ回しや身のこなしが染みついてしまい、後に演技で苦労することになります。

松坂さんが所属するのはトップコート。木村佳乃さんや菅田将暉さんなどが所属しており、事務所のサイズとしては中堅ですが、人気俳優が多く所属しています。
このトップコートは元々渡辺プロダクションから派生した、モデル系の事務所。所属している俳優も元々モデルの方が多く、松坂さんの演技力に？マークがつくのも、この事務所の影響があるかもしれません。

・本名　　　　：松坂桃李
・生年月日　　：1988年10月17日
・血液型　　　：A型
・年齢　　　　：28歳　　　（2017年3月現在）
・出身地　　　：神奈川県
・身長　　　　：183cm
・所属事務所　：トップコート

松坂さんは大学在学時に「チャレンジFBモデル2008オーディション」に応募してグランプリを獲得。ファッション雑誌『FINE BOYS』の専属モデルになります。

オーディションには友人の誘いで参加しており、松坂さん自身には演技経験はなく、突然表舞台に出ることになったようです。

松坂さんの身長は公称183cm。検証画像①を見ると、身長180cmの綾野剛さんよりやや身長が低く見えます。さらに言えば鈴木さんとは10cm以上の身長差があるようにも。

しかし、これがカメラの構図の妙というもので、同じメンバーで正面から取った画像が検証画像②です。こちらの画像を見ると綾野さんより身長は高く、鈴木さんとも5cm程度の身長差に見えます。

写真は角度や撮り方などで5cm程度は誤差があるように見えますので、できるだけ正面から撮っている画像で検証しましょう。

そもそもモデルとしてデビューした松坂さんはスタイルも抜群。しっかりと引き締まった細マッチョをキープしており、体重は恐らく60kg台前半。63kgくらいでしょうか。

松坂さんは「2つの名前を持ちたくない」ということで芸能活動も本名で行っています。優しい印象のある「桃李」という名前ですが、これにはご両親の願いが込められているとか。

語源は中国の歴史書『史記』に書かれた言葉「桃李不言下自成蹊（とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす）」と中国の故事「桜梅桃李」 の2つからだそうです。

父親からは「桃李不言下自成蹊」の言葉から「徳のある誰からも慕われる人」になって欲しいという思いを、母親からは「桜梅桃李」の言葉から「自分らしさを大切に」という思いが込められているそうです。

聡明で博識なご両親から想いをこめて名づけられた名前を、非常に大切に思っているようですね。

ご家族のことも比較的隠すことなく語る松坂さん。過去に出演したTV番組で父親の職業について「大学で心理学を教えている」と告白しています。
そんな告白をすれば、当然ネット上では父親探しが始まります。

そんなネット上で、松坂さんの父親は松坂秀雄さん。東京福祉大学で心理学を教える講師ということで確定しています。

大学講師の父親の影響で、松坂さんは生真面目な性格に育ったのかもしれません。

松坂さんにはお姉さんと妹さんがおり、3人兄弟の2番目で長男です。
しかし6歳年上のお姉さんは随分怖い存在のようで、TV番組でも怖いと告白しています。

5人家族で女性が3人。お父さんが仕事でいない間は、女性3人と松坂さんだけという生活ですから、恐らくかなり肩身の狭い思いをしていたのでは？　女系家族で育った男性は、優しくて気弱に育ちやすいといいますが、松坂さんの優しさもこんな家庭環境で育まれたものかもしれません。

2008年にモデルとして芸能生活をスタートした松坂さんが、初めて俳優として出演したのが2009年放映の『侍戦隊シンケンジャー』です。

この作品で主役のシンケンレッドを演じた松坂さんは、いわゆる若手イケメン俳優として、一部のファンから熱烈な支持を集めます。

2011年公開の映画『アントキノイノチ』では主人公である岡田将生さんを影でイジメる役を演じた松坂さん。
ファンの間からは松坂さんの人柄に合わない役ということで、賛否両論が沸き起こりました。

2013年に公開された映画『ガッチャマン』で映画初主演を果たします。こちらはデビュー作同様の戦隊モノということもありファンからは好評でした。

2012年公開の映画『今日、恋を始めます』で、少女漫画原作のいわゆるイケメンキャラクターに挑戦しました。

恋人役の木村文乃さんと、悪女役の菜々緒さんに弄ばれる刑事役を演じた松坂さん。キスシーンも話題になりました。

人気グループGReeeeNの楽曲「キセキ」が出来上がるまでの実話をもとにしたストーリーで話題の映画に出演。この作品では歌声も披露しています。

2010年放映のドラマ『GOLD』、2011年放映のドラマ『アスコーマーチ』、そして2012年公開の映画『今日、恋を始めます』と3度の共演経験がある2人。そのため熱愛の噂は絶えず囁かれており、映画公開後も真剣交際が続いているとされていました。
ただし、決定的な証拠は残ってなく、基本的には噂止まりと考えていいでしょう。

2013年公開の映画『ガッチャマン』で共演した剛力彩芽さんとはドラマ「アスコーマーチ」でも共演しており、映画公開後に熱愛の噂が上がりました。
しかも当時の報道では、剛力さんと同じ事務所の武井さんが、松坂さんを取り合っていると煽っていました。

しかしこちらも証拠の写真などは撮られておらず、噂止まりといったところでしょうか。武井さんと剛力さんが同じ事務所ということもあり、勝手に周囲が盛り上がったといったところでしょうか。

2人の噂は2014年公開の映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳』で共演したことから。宣伝活動の中で、お互い好感を持っている旨を強調しすぎたせいか一気に噂が上がりました。

お互いはこの噂に対して「友達です」とコメントをしていましたが、そんなコメントで噂が消えるワケもなく、久々の大物カップル誕生への期待からか噂は益々広がります。

さらに写真こそ撮られないものの目撃情報が多数寄せられるようになります。しかしこれ、当時2人が住んでいる家が近かったのが原因のようです。当時2人のマンションは車で10分ほどの距離。それは近所で目撃情報が増えるワケです。

一時は結婚報道までありましたが、2015年になると破局報道が。結局この2人は写真に撮られることもなく破局したようです。

綾瀬さんとの破局報道が流れたのが、木村さんとの熱愛の噂が流れた頃。当時放映されていたドラマ『サイレーン』で恋人役を演じ、キスシーンもあたのが原因でしょう。

しかしこちらも噂というだけ。木村さんは御存じの通りその後に結婚をしており、恐らく松坂さんとの関係も噂だったのでしょう

以前TV番組で語ったところによると、休日は家から一歩も出ないで過ごすのが当たり前のようです。とにかく友達が少なく、買い物も食事も基本的におひとり様が当たり前で、本人もそれを苦にはしないそうです。

そんな松坂さんは、休日の24時間一言も発さないなんてことは日常茶飯事だとか。時折自分で声が出るか不安になり、部屋で一人で「あ」と声を出してみるとか。

このあたりのエピソードはそのまんま「引きこもり」の人のエピソード。そんな性格でよく仕事の時に演技をしたり、周辺の人と仲良くしたりできるなぁというのが率直な印象。

このエピソードが事実だとすれば、それは熱愛報道で写真を撮られるようなことはないでしょうね。

松坂さんの性格形成に大きな影響を与えたのは、小学校時代のイジメが原因かもしれません。イジメの原因は松坂さんの名前。男の子なのに名前に「桃」の字が入っていることからイジメが始まったと言います。

松坂さんは当時の同級生は全員嫌いと広言しており、相当辛い目に遭わされたようです。

小学校高学年になると身長も大きくなり、見た目だけで目立つようになりますが、本人はできるだけ目立たないように、感情の起伏を表に出さないようにしていたそうです。

これが現在では「根暗」と呼ばれる原因になっています。

高校になると今と変わらぬイケメンに成長しますが、それでも性格は変わらず。さすがにイジメはなくなったそうですが、派手に遊ぶこともなく真面目な高校生活を送っていたそうです。

周囲からは「芸能界に行けば？」と言われることもあったそうですか、本人にその気は一切なく、普通に大学に進学して就職するつもりだったそうです。

大学の講師をしている父親の教育方針もあったとは思いますが、この頃までは芸能界に派一切興味がなかったようです。

神奈川県茅ケ崎市出身の松坂さんは、地元の公立中学を卒業して相洋高校に進学します。

中学ではバスケ部に所属していた松坂さんですが、高校のバスケ部は坊主頭が決まりだったようで、それが嫌で入部しなかったそうです。

相洋高校を卒業した松坂さんは、産業能率大学に進学します。大学では経営を学んでいたとご本人が告白していますので、恐らく経営学部だったかと思われます。

しかし、大学1年の時にオーディションに合格して芸能界デビュー。当初は休学していたようですが、最終的には大学を中退して芸能活動一本に絞りこみます。

この大学中退に関しては本人が「人生で一番の決断」と言っており、厳格な父親に、せっかく入学した大学を中退すると告げるのは一大事だったようです。

最初に少し触れた通り、松坂さんのデビューは戦隊モノでした。また、松坂さん自身が幼少期より戦隊モノが好きだったこともアリ、初めての演技経験である戦隊モノの演技が身にしみついてしまいました。

その結果どの現場に行っても松坂さんが演じると、なぜかすべてヒーローじみた芝居になってしまうとか。
特に生真面目な性格な松坂さんは、この演技の癖が抜けずに相当苦労したとうです。

しかしそんな経験が生かされたのが映画『ガッチャマン』。こちらは得意の戦隊モノ。しかも々リーダー役ということでのびのび演技できたようです。

そしてこの作品あたりから松坂さんの演技力に変化が見られように。

松坂さんに撮って大きな転機となったのが大河ドラマ『軍師官兵衛』への出演でした。この作品で主演の岡田准一さんの息子役を演じた松坂さん。1年に渡る長期の撮影、初めての時代物作品、大物共演者の数々など、これまでに経験できなかった環境に身を置かれ、演技への取り組みが変わったそうです。

岡田さんとは翌年、映画『図書館戦争』で再び共演。この頃にはただのイケメンではなく、演技のできるイケメンへと進化した姿を岡田さんに見せつけることになります。

厳格な父親の元、真面目な性格に育った松坂さん。さらに小学生時代に受けたイジメの影響で感情を表に出すのが苦手な子供になりました。

俳優としてはあまりに真面目過ぎるのも、感情の表現が苦手なのもマイナスでしかありません。しかも松坂さんは10代の間は演技の経験もなく興味もなく育ってきました。

そう考えると、30代を目前にした現在もまだまだ成長途上と言えます。つまり伸びしろが十分あるということ。今後の出演作品に期待です。

また、芸能界での交友関係も広くなってきた松坂さん。今後は熱愛のニュースも増えてきそうです。これまでは引きこもりのような生活を送ってきたせいか、写真誌の餌食にはなりませんでしたが、そろそろ年齢的にも熱愛報道を楽しみにしたいと思います。