話題のアニメ作品に数多く出演し、高い演技力が評価されている花江夏樹さん。天真爛漫で柔らかい少年ボイスから神経質で気難しそうな低音ボイスまで、演技の幅の広さにも定評があり、2015年には、見事第9回声優アワード新人男優集を受賞されました。


花江さんはアニメへの出演だけでなく、テレビ番組でも大活躍されていて、「おっはー！」のあいさつで知られる、子供向けバラエティ番組「おはスタ」では、先輩声優の山寺宏一さんの後任として、小野友樹さんとともにメインMCを務めています！

しかし、花江さんの人気の秘密はこうした声優や番組MCとしての高い実力が評価されていることだけでなく、その独特な趣味・嗜好や大胆な発言も彼の大きな魅力の一つだと思います。

普段から下ネタ発言が多い花江さんのガチ変態エピソードから、ちょっと変わった「モノ集め」の趣味まで、花江夏樹の魅力を徹底的にご紹介します！

ここ十数年で一気に声優という職業の人気が上昇し、多くの声優養成所が設立され、「声優を目指す人は養成所に入る」のがセオリーになりました。

しかし、そんな中花江さんは養成所には一切通わず、直接芸能事務所に「声優になりたい」旨のメールとともに自身のボイスサンプルを送り、声優という職業を勝ち取った異色の経歴の持ち主です。

花江さんは以前、ニコニコ動画に「歌ってみた」動画を投稿する、いわゆる「歌い手」さんとして活動されていました。所属事務所公認で活動されていましたが、声優としてのお仕事が忙しくなるとともに「歌い手」は卒業することに。

今になって当時の声を聴くと、もちろん今よりも若い印象がありますが、当時からいい声をされていて歌もお上手です！
また、花江さんの原点を感じることができるのがファンとしてはうれしいものです。

『TARI TARI』は『花咲くいろは』が大ヒットとなったP.A.WORKSが制作しており、江の島を舞台に情緒あふれる美しい背景描写が印象的なアニメ作品です。

廃部寸前のバトミントン部と抱き合わせで設立した合唱部「合唱時々バドミントン部」の5人の生徒たちが、「合唱の楽しさ」「仲間との絆」を見つけていく王道青春ストーリーになっています。

花江さんはこの作品で、オーストリアからの帰国子女の男子生徒・通称「ウイーン（前田敦博）」を演じています。
花江さんの初のメインキャラ担当となり、どこか抜けた感じのあるウイーンのキャラクターと、花江さんのふわふわした声がマッチした「ハマり役」作品となりました。

「昨年声優として仕事を始めたばかりの新人」の演技とはとても思えない完成された高い演技力と、「かわいいのにたまにかっこよくなる」声のおかげで、花江さんは声優として一躍脚光を浴びることになります。

「人を食らう怪人・喰種」が存在する架空の東京を舞台に描かれたファンタジー作品のアニメ化で、アニメ公開前から大きな反響を集めていました。

花江さんはこの作品で主役の「金木研（かねき　けん）」を担当していて、「人であり、喰種でもある存在」になってしまった金木の葛藤や苦しみを熱演されています。

この作品のアニメ化が決まった際、正直、花江さんが主人公を演じることになるとは思ってみなくて、かなり驚かされました。
しかし、アニメ公開後は金木の「人間らしくて脆い部分」や「本能的に捕食活動をする猟奇的な喰種」としての一面も見事に演じ分けていて、「声優・花江夏樹の底の知れなさ」を存分に感じることができました。

それは突然のことでした。
2015年8月、花江さんが声優・日高里菜さんとともにパーソナリティーを務めるラジオ「A＆G TRIBAL RADIO エジソン」内で、「今日は花江夏樹から皆さんにご報告があります」という言葉の後、「結婚しました！」といううれしい報告が！
番組内では、ともにパーソナリティーを務める日高里菜さんやゲストの方々からお祝いのメッセージがあり、とにかく幸せそうな花江さんの様子が印象的でした。

声優さんは人気商売のため、なかなか交際や結婚を公にすることができない中、ご本人の口から結婚報告を聞けたことは、ファンとしても本当にうれしく、これからも応援していきたいという思いでいっぱいになりました。
お相手の方の詳細等については全く触れられていないため、ネットでは様々な憶測がされていますが、「年上の方」というのが花江さんらしいんじゃないかと思います。

花江さんはラジオやネット番組等でしばしば下ネタ全開のトークをし、見ているほうはいつもヒヤヒヤさせられています。

彼の伝説の一つとして、ファンの間ではあまりに有名な「ニコ生」出禁！？事件があります。

2014年のクリスマスに事件は起こりました。
『ダイヤのA』という大人気野球漫画のアニメ化に伴うニコニコ生放送の中で、「ラブジェンガ」に書かれたお題に沿って「一人ずつエッチな言葉を言う」というコーナーで、花江さんはやらかしてくれました。


ほかの出演者の方が放送コードに引っかからないような当たり障りのないワードで逃げていた中、花江さんが言った「バ〇ブ」が放送禁止用語に当たったため、コーナーは中断、花江さんが強制的に罰ゲームを受けるという流れに。

登場した直後の挨拶でまたもや花江さんはやらかしてくれました。

「こんバ〇ブ！」と元気よく言い放った彼のメンタルの強さには感服いたします。

下ネタ全開で有名なラジオ『電撃大賞』の企画として、花江さんのお宅に訪問するという企画があり、ともにパーソナリティーを務めるタレント・谷澤恵里香さんが実況してくれています。

部屋の真ん中に置かれたエログッズ入れの中から発見されたのは、「電動のオ〇ホ（お値段約4万円）」でした。しかも「これは2代目」とのこと。
谷澤さん曰く「ちょっとおしゃれでコンパクトな空気清浄機みたい」だそうです。

テレビアニメ『世界征服～謀略のズヴィズダー～』のラジオ「ザ・ズヴィズダー・アワー」ないでの花江さんの発言。

「女子高生はさわやかな森、オアシス」
「電車で女子高生が座った後の席に座ってぬくもりを感じる」

『東京喰種』で演じた金木研のマスクを着用した写真をTwitterにアップされていることもあった花江さん。
実は「ちょっと変わったマスクを集める」のが趣味らしいのです。

とあるテレビ番組で「自分の趣味遍歴を紹介する」というコーナーがあり、そこで花江さんはおもむろに持参した紙袋からいかつい「ガスマスク」を取り出し、装着して見せてくれました。
もちろん周りは驚いていましたが、自宅で着けては「マスク越しに息をする」のを楽しんでらっしゃるようです。ちょっと理解できません。

「おはスタ」レギュラーMCとなり、これからも活躍が期待される花江さんですが、ぜひこのまま突き抜けたキャラクターのままでいてほしいなと思います。