キンコン西野の描いた絵に1000万円の値段がつく

お笑いコンビ・キングコング西野亮廣が描いた絵本の絵に1000万円もの値段が付き、売却された絵がその後高野山三宝院というお寺に奉納までされました。
お笑い芸人の意外な才能にネット上では驚きの声が広がっています。

画家に転身したお笑いコンビ・キングコング西野亮廣

西野亮廣(にしの あきひろ)プロフィール

お笑いコンビ・キングコングのツッコミ役

お笑いコンビ・キングコングのツッコミ役

本名西野 亮廣
生年月日1980年7月3日(36歳)
出身地兵庫県川西市
血液型O型
身長173cm
方言神戸弁
最終学歴兵庫県立川西緑台高等学校卒業
出身吉本総合芸能学院 (NSC) 22期生
コンビ名キングコング
相方梶原雄太
芸風ツッコミ
立ち位置左

西野亮廣のwikiプロフィール。

お笑いコンビ・キングコングでの活動

“好感度低い芸人”として活躍

“好感度低い芸人”として活躍

「鈴木おさむの『芸人交換日記』はちっとも面白くない」や「ヤフオクで3万人分のTwitterフォロワーを購入した」など炎上騒ぎを起こす事がとにかく多く、“炎上商法芸人”などと言われていた西野亮廣。

毎回炎上騒ぎを起こした後は謝罪しているものの、生放送中に相方や他の芸人とケンカ騒ぎを起こしかけたりするその姿勢に嫌悪感を抱く人は多く、イケメン芸人として女性ファンにもてはやされながら“好感度ワースト芸人”として当時は活躍していました。

相方・梶原雄太の生活保護不正受給で干された!?

相方・梶原雄太の生活保護不正受給で干された!?

テンポが早くラップのような漫才を得意とし、『漫才ラッパー』とも呼ばれていたキングコング。
吉本総合芸能学院在学中にNHK上方漫才コンテスト最優秀賞に選ばれ、M1グランプリ決勝戦に大会史上最短芸歴で進出するなど実力は確かな漫才コンビだったのですが、西野亮廣の相方である梶原雄太の生活保護不正受給疑惑によって芸能界から干されてしまい、仕事が激減してしまったと言われています。

疑惑発覚当時梶原雄太は不正受給を否定していましたが、その後自民党議員からも梶原雄太の母の生活保護受給は不自然であると追及され、生活費の受給を自ら辞退しました。

今年の6月に芸能界を引退宣言!?

タモリの勧めで絵本作家に専念へ

タモリの勧めで絵本作家に専念へ

相方の影響で仕事が激減した折、タモリから絵本作家に転向しないかとアドバイスを受けた西野亮廣。
タモリのアドバイスに強く胸を打たれた西野は、今年の6月に絵本作家として仕事に専念するため芸能界引退宣言を行いました。

しかし、11月になった今でも不定期でお笑いライブを開催するなどまだまだ芸人としての未練は色濃いようです。

絵本作家としての西野亮廣

タモリ原案の絵本『オルゴールワールド』表紙

タモリ原案の絵本『オルゴールワールド』表紙

『にしのあきひろ』という名前で絵本作家としての道を歩み始め、これまで4作の絵本を描き上げた西野亮廣。
画像は実際ににしのあきひろとして西野が描いた絵本なのですが、これらの絵は全てボールペンだけで描かれた物であり、独自の世界観が存分に発揮された作品となっています。

元々絵画が得意だった西野亮廣の作品はお笑い芸人としての知名度もあって飛ぶように売れ、1万冊売れれば大ヒットだと言われる絵本業界で7万冊もの売り上げを叩き出す大人気作となりました。

キンコン西野の絵が1000万円で売れた!?

『えんとつ町のプペル展』にて

最新作『えんとつ町のプペル』の絵が1000万円に

最新作『えんとつ町のプペル』の絵が1000万円に

これまでも原画が100万円台で売れることがまれにあり、絵本作家として大成功を収めていたにしのあきひろ。
そんな彼が10月30日まで開催していた『えんとつ町のプペル展』にて、展示していた絵の1枚に1000万円もの値段がつくという驚きの事件がありました。
この値段はこれまで西野が描いてきた絵の中で最高額となる値段であり、既に絵本として出回っている絵が1000万円もの高値で売れた事態にネット上では驚きの声が上がっています。

『えんとつ町のプペル』あらすじ

『えんとつ町のプペル』あらすじ

『えんとつ町のプペル』は、巨大な崖と煙突からの煙で他の街から隔離された街が舞台のちょっと悲しいお話。
仮装パーティーで盛り上がるハロウィンの街中で主人公が人間ではない本物の仮装人間『プペル』に出会い、仲違いしながらも二人でプペルの正体に迫っていくお話です。

これまで西野亮廣はボールペンだけで描くモノクロの絵本を出版していましたが、この作品は総勢20人のチームで描き上げた初のカラー作品であり、この作品で西野は絵コンテを担当していたのだとか。

1000万円の値段がついた絵

1000万円の値段がついた絵

ちなみに、1000万円で売れた絵がこちら。
主人公とプペルが風船のついたボートで煙突の上に登り、二人でプペルの体について話をしている物語の佳境シーンです。

購入したのは誰?

購入者は西野と知り合いのエンジェル投資家!

購入者は西野と知り合いのエンジェル投資家!

画像の絵を1000万円で購入したのは、西野亮廣と知り合いである男性のエンジェル投資家。
エンジェル投資家とは何らかの事業で成功を収めた人間が後続を育て応援するため創業間もない企業や個人へお金を提供する投資家の事の事を言うそうです。

男性は西野の絵を元々応援していた存在であり、今回も応援を兼ねて件の絵を買い取る事に決めたのだそう。
残念ながら購入したエンジェル投資家の男性の名前や顔写真は公開されていませんでした。
基本的にエンジェル投資家の方は厄介ごとを避けるため、“エンジェル投資家”として表に出る事はほとんどないのだそう。

購入した絵は寺に奉納へ

購入した絵は寺に奉納へ

1000万円で購入された西野の絵はその後、水子供養のお寺として有名な高野山三宝院に納められています。
エンジェル投資家の男性は高野山の為に何かしたいと前々から考えており、西野の絵を見て高野山に飾るのにちょうどいいと考えたのだとか。

絵本作家として成功を収めた西野亮廣

お笑い芸人として1度は成功をおさめ、絵本作家としても大きな成功を収めた西野亮廣。
『えんとつ町のプペル』は20人の作家で作った作品であるにも関わらずにしのあきひろの作品として紹介され、他の作家の名前が記載されていない事から再度炎上が始まっているようですが、本人はブログで事の経緯を語っており、チームで作っている事を明かしてはいるようです。

絵本作家になっても炎上芸人の芸風は変わっていないようですね。
これからの活躍にも期待したいところです。

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*Putyu*

元栄養系大学生。得意科目はダイエット。
辛いものと猫が大好き