9月14日、乙武洋匡が自身のブログにて妻・仁美さんと離婚することを公式に発表しました。
離婚理由は今年3月に発覚した乙武洋匡の不倫騒動であると推測されており、仁美さんの受け取る慰謝料の総額は1000万円以上になると言われています。

乙武洋匡は早稲田大学政治経済学部を卒業した文筆家兼タレントです。
生まれつき手足が欠損する障害である『先天性四肢切断』を負って生まれてきましたが、そのハンデに負けず明るい生活を送っており、障害者の代表として様々なメディアに取り上げられていました。

画像は妻の仁美さんと乙武洋匡の画像。
2人は2001年3月に結婚し7年後の2008年1月3日には第一子を設けていました。
その後2010年7月9日には第二子を、2015年3月には第三子を妻が出産し2男1女のパパになっています。

1998年に出版された『五体不満足』など約18冊の著書を発行し全国各地で講演も行っている乙武洋匡。
そんな彼の収入は印税だけでかなりの額になると言われており、収入の総額は8億円とも言われています。

一般的に書籍の印税は作者の人気によって書籍発売額の5%～10%とされており、1冊1700円で売られている『五体不満足』は約480万部もの売り上げを上げました。
作者としても有名であり、冊数的にも大ブレイクした乙武洋匡の著書なら印税収入は10%近いでしょう。

ここから計算すると
1700円×480万冊×10%＝8160万円　となり、18冊中たったの1冊で1億円近くの収入を得た計算になります。
更に乙武洋匡の講演料は1回につき50万円以上。
著書と講演で8億円という数字はあながち夢物語でもなさそうですね。

子供好きのイクメンでありポジティブで性格も良いとされていたメディアでの乙武洋匡像。
しかし、乙武洋匡と合コンで出会った事のある女性曰く乙武洋匡は妻がいる事を隠しもせずに女性を口説く俺様系の超肉食男性であり、メディアで報じられる“爽やか好青年”のイメージとはかけ離れた性格だったそうです。

離婚報道以前にも自分が車いすだという事を教えずに建物の2階にあるレストランに予約なしで入店しようとして店長に「車いすの方に対応できないから」と入店を拒否されば店名の実名付きでTwitterに晒すなど(炎上後は心神喪失状態だったと釈明)問題行動が多く、ネット上ではあまりいいイメージがありませんでした。

画像は去年のクリスマスにチュニジアやパリへ不倫旅行をした不倫相手の顔写真。
『週刊新潮』で乙武洋匡の不倫旅行が報じられた際、乙武洋匡は自らこの女性と肉体関係があると認め、「不倫と認識して頂いても構いません」と述べました。

記者の取材に対しこの女性との関係は3、4年であると悪びれもなく言っており、このあと他の4人の不倫相手と思われる女性の顔写真も次々と流出していきます。

参議院議員出馬目前に週刊新潮に不倫について報道され、大きな騒ぎとなった乙武洋匡。

報道翌月の2016年4月に自身の誕生日パーティーを行い謝罪も行ったのですが、自身のブログには何故か不倫の被害者である妻の謝罪文が掲載され火に油を注ぐ結果となりました。

3月の不倫騒動から3か月経った6月には夫婦別居を始めていた乙武洋匡と仁美さん。
お互い一度距離を離して仲を修復するのかと思われていましたが、二人で話し合った結果15年の結婚生活を終えて離婚するという結論に至ったそう。

離婚原因はおそらく5人の女性との不倫でしょうね。
そうなると乙武洋匡有責での離婚となりますので、仁美さんが訴えれば精神的苦痛による慰謝料の請求が可能です。

一般家庭の有責離婚による慰謝料は50万円～300万円のようですが、離婚の慰謝料は基本的に
・浮気相手との年齢差
・婚姻期間
・自分自身の落ち度
・浮気の期間、内容、頻度
・精神的苦痛
・子供の有無
・相手の社会的地位・収入
の要素を考慮して算出される事になります。

画像を見る限り不倫相手の年齢は20代くらいに見えますので40歳の乙武洋匡との年齢差はそれなりに大きく、婚姻期間は15年と長期、献身的に乙武洋匡の介護をしていた仁美さんに落ち度は見受けられず、浮気期間は分かっているだけで4年ほど、乙武は子どもは3人もいて8億稼ぐ社会的地位も高い人物です。

慰謝料は相場の遥か上を行くでしょうね。
仁美さんには乙武洋匡本人＋不倫女性5人に慰謝料を請求する権利がありますので、慰謝料の総額は1000万円を軽く超えるのではないかといわれています。

そして、乙武洋匡と仁美さんの間には8歳・5歳・1歳の子どもがいます。
乙武洋匡の有責離婚という事もありますし、身体的理由で親権は全て仁美さんの方へ行くことでしょう。
よって乙武洋匡には3人の子どもが成人するまで養育費を払い続ける義務が発生します。

この養育費も子供の年齢や夫の収入によって決まってくるのですが…裁判所の養育費算定表によると、乙武の年収が仮に2000万円だった場合、一月に34～36万円の養育費を支払う事が義務化されます。

1年で432万円の養育費ですね。

離婚後1年間で離婚した側が養育費を踏み倒す事例は非常に多く、厚生労働省が発表した“2011年度「全国母子家庭等調査結果報告」”によると夫が離婚した妻と子供の養育費を踏み倒した事例は全体のなんと8割にも上るとされています。

乙武洋匡は3人の子ども全員が成人するまで『父親としての責任』を果たせるのでしょうか？
これから講演の依頼も減り厳しい生活が予想されますが、それでも自分の責任はしっかりと果たしていってほしいものです。