9月15日に発売された『週刊文春』にて歌舞伎俳優・中村橋之助の不倫が報じられ謝罪会見が行割れる事になりました。
今回の不倫騒動で妻・三田寛子さんは中村橋之助に大激怒し時間を忘れるほどのお説教を行ったんだそうです。

中村橋之助の本名は中村幸二といい、中村橋之助という名前は3代目として襲名したものです。
成年男子の役柄を演じる『立役』という役が非常に得意であり、小さい頃からテレビ露出が多かったこともあって歌舞伎界だけではなく一般にも非常に人気の高い歌舞伎俳優でした。

勿論一流の歌舞伎俳優という事もあり人気だけではなく歌舞伎の腕も立つようで、2011年の10月には父・七代目中村芝翫の死去を受け日本舞踊の流派の一つである『中村流』の相談役に就任することとなりました。

中村流は日本舞踊の中でも特に歌舞伎の所作を重要視している流派であり、江戸時代後期である文化・文政期（1804年～1830年）頃から続く長い歴史を持つ流派です。

中村橋之助は歌舞伎俳優にしては珍しく現代もののドラマなどにも数多く出演しており、
・テレ朝『相棒 Season12 元日スペシャル』正木浩輔 役
・実写映画『妖怪人間ベム』加賀美正輝 役
など様々な作品で顔が売れていたドラマ俳優としての一面も持つ男優さんでした。

中村橋之助は最近太り気味になってきた事が悩みの長男・中村国生君(20歳)、お兄ちゃんと同時に歌舞伎役者デビューを果たした次男・中村宗生君(18歳)、青山学院に通学中の三男・中村宜生君(14歳)と3人の息子を持つパパであり、2016年10月からは親子同時襲名に向けての襲名披露興行も行う予定になっていました。

尊敬する父親の不倫に今息子たちは何を思っているのでしょうね…。

週刊文春の報道によると中村橋之助の不倫相手は京都の先斗町で人気No.1の芸妓である『市さよ』という芸妓さんとのこと。
この人は芸妓・舞妓の代表としてテレビ番組でも活躍している芸妓兼タレントであり、中村橋之助とは20年以上の付き合いとなる人物でした。
1995年から舞妓になり、2001年に芸妓デビューしたそうですので舞妓時代からの付き合いだったことになりますね。

ちなみにこの方、奥さんの三田寛子さんとも面識のある人だったようです。

週刊文春によると中村橋之助は8月下旬から週3回ペースで市さよを京都から東京に呼び出しており、8月29日に浅草で行われた『お練り』の際には夜にコッソリ合流して一緒にホテルにまで入っていってたんだそう。

芸妓通の人間の間では2年以上前から“市さよは大物歌舞伎俳優の愛人”だと囁かれていたようですが…。
噂は真実だったようですね。

画像は2chの書き込みを引用したものですが、これが真実だとすると二人の不倫関係は2年以上続いていた物だと思われます。

週刊文春の報道を受けて開かれた謝罪会見で中村橋之助は
「ちょっと度が過ぎた、謝りたい」
としか釈明しておらず、不倫関係についても市さよとホテルで同室した事を認めていながら「僕の責任です」「今後はこのような事がないように」など不貞についての明確な謝意は表明していません。

謝罪会見は世間を騒がせたことに対するお詫びの為に開かれたようです。

謝罪会見で中村橋之助が話した内容によると、浮気報道のあと妻の三田寛子からは
「大きな名跡を継ぐに当たって、あなたの認識が足りないんじゃないですか？」
「芸には女性が肥やしであるというのは、決して、うちでは認識していないし、甘い覚悟を持ってはいけない」
「あなた、今がどんなに大事な時期か分かりますね？」
などとにかく淡々とした口調で時間を忘れるほど長い間お説教をされたんだそう。

離婚についての明言はなく、冷や汗を垂らしながらの謝罪会見となりました。
離婚の危機であるかどうか訊ねた記者に対し「そういうことはないと信じていますが…。」と目を潤ませる場面もあり、これからの三田さんの動きが注視されるところです。

謝罪会見で中村橋之助は
「家内もご迷惑をお掛けした方にお詫びの最中だと思います」
とも述べており、三田寛子さんは現在迷惑をかけた関係各所にお詫びをして回っている最中という事がうかがえます。

夫の不貞を謝罪して回らなければならない三田寛子さんは今一体どんな気持ちなのでしょうね？

ベッキーと同時期に不倫が報道された落語家・三遊亭円楽は地上波テレビに出演できないほどのバッシングを受け一時期自殺まで考える時期のあったベッキーに比べて不貞の扱いが格段に軽く、報道直後から笑点に出演し不倫をネタに笑いをとるほどの扱いでした。

一般俳優でも男性俳優が不倫した場合はしばらくの間出演を辞退し俳優生命が断たれかねない事態となります。
歌舞伎界や落語界は男性の不貞に対してかなり寛容なようですね。
20年以上夫に尽くしてきた三田寛子さんが哀れでなりません…。