皮脂は、外部の刺激から肌を守ったり、角質がはがれるのを防ぐなどの役割を果たしています。この皮脂の分泌が過剰になっている状態が「脂性肌」です。

本来体には皮脂の量を適正にする機能が備わっているのになぜ皮脂の分泌が過剰になってしまうのでしょうか。今回は、その原因についてご紹介します。

「食生活」では、中性脂肪の過剰摂取によって脂性肌になりやすくなります。皮脂の分泌を促す食品は以下の通りです。

・動物性脂肪(バター、生クリーム、チーズ、卵、脂身の多い肉類)
・砂糖や果物などの糖質
・アルコール

食生活で脂性肌を改善するには、肉よりも魚、果物よりも野菜を摂ることが大切です。
ブロッコリやキャベツ、ほうれん草など繊維質の多い緑野菜には体から脂を排出する効果があります。
また、鮭、マス、秋刀魚、たらなど寒流 を泳ぐ魚に多く含まれるビタミンB2は、脂肪の代謝を助け、肌を健康にする効果があります。
なので、積極的に食べるよう心がけましょう。

睡眠不足や不規則な生活、ストレスなどの生活習慣によってホルモンバランスが乱れ、女性ホルモンより男性ホルモンが優位になることで、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
ホルモンバランスを整え、皮脂の分泌量を正常にするには生活習慣を整えることがとても重要です。

脂性肌の方に多いのが、スキンケアのときに皮脂を取りすぎてしまっているケースです。皮脂を取りすぎて肌が乾燥すると肌を守る機能が働き、脂性肌になってしまいます。洗顔をした後は、化粧水でしっかりと潤いを与え、クリームや乳液で潤いをにがさないようにしっかりと保湿することが大切です。

いかがでしたか？
脂性肌は食生活や生活習慣、スキンケアなどが大きく影響していることがお分かりいただけたと思います。
特に、脂性肌の方はスキンケアで脂を取りすぎてしまっている方が多いと思うので、思い当たる原因があったらそれを重点的に改善していくことが大切です。
脂性肌でお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね♪