痔のくすりだけど、肌トラブルを素早く解決すると噂のボラギノール。

ボラギノールの特徴は、ステロイドの抗炎症作用とアラントインなどの組織修復作用。

でも所詮「おしりのくすり」です。そこで、成分が同じで効果の期待できる化粧品と医薬品をまとめました。

すべてのくすりと化粧品の注意事項
・妊婦は医師に相談です（一部の化粧品は除く）
・赤ちゃんは想定していません
・アレルギー反応のあった薬は使えません
・かぶれやジュクジュクには使えません（かぶれとジュクジュクを治すくすりを除く）

ボラギノールで期待されている効果

しみ、シワ、目の腫れ、むくみ、たるみ、ひび割れ、ほうれい線、肌をピンっとさせる、ニキビが消える、など。

ただし一時的なものがほとんど。特にステロイド剤の効果でニキビが治っても、不衛生にしていれば再発します。

それから、効果には個人差があります。

今回の代用品も同じように考えてくださいね。

ステロイドは化粧品には入れてはいけない成分。
化粧品には入っていません。

でも湿疹、荒れ、ニキビなどを劇的に治します。

デート前日にプツっとニキビが出来ていたらパニくりますが、やたら使うのはNG

お医者さんすら「顔と首には長い期間使えない」と言っています。

深刻なトラブルのときだけ使いましょう。

「クロマイ-P軟膏AS」

アレルギー性の湿疹や、ジュクジュクにも使えます。抗炎症効果のほかに雑菌を殺します。

「顔には広範囲使用しないこと」基本、手荒れなど用です。

「ウナコーワエースＧ」

虫刺されのかゆみ用のウナコーワシリーズ。かゆみ止めも入っています。

「顔面に広範囲に使用しないこと」
（顔に使用OK、でも顔中ぬりたくらないこと）

入れてはいけないのに、化粧品に入れる業者も。
気を付けましょう。

ボラギノールにはリドカインも入っていますが、局所麻酔効果は美肌には関係ないかと思いますので、今回は省きます。またビタミンB酢酸エステルは補助的な働きなのでメインには使われないことが多いです。

アラントインは多くの医薬品、化粧品に入っています。

荒れた肌の組織を修復する効果です。

選び方はお好みで。最後のモアリップNは超オススメです！

ヘチマコロンシリーズはお財布に優しく、添加物も少ないロングラン。

化粧水にアラントイン配合です。

無印良品の「化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」

アラントインのほか、グレープフルーツ種子エキス、スベリヒユエキスなどの天然由来成分。

「DHCアセローラローション」

ビタミンCがレモンの34倍というアセロラのローション。

アセロラ果実エキス、アラントインのほかプラセンタエキスも期待大。

「ザ・マイラ　MR プランタハーモニー ピュアローション」

アラントインのほかに、グリチルリチン酸の抗炎症作用があります。オウゴンエキス、サンザシエキスほか生薬エキスも豊富に含まれます。プラセンタが売り。

なかなかの高級品。

「モアリップN」
荒れた唇用のリップクリームですが、アラントイン、グリチルレチン酸、ビタミンB、Eの働きで傷の治癒も早めます。

唇用ですが、おしりに付ける薬を塗るよりこちらのほうが断然オススメ