スパイ映画の傑作!007シリーズをまとめてみた!【ティモシー・ダルトン/ピアース・ブロスナン編】
4代目ジェームズ・ボンド「ティモシー・ダルトン」と5代目の「ピアース・ブロスナン」の出演策をまとめてみました。
4代目ジェームズ・ボンド!「ティモシー・ダルトン」
第15作「007 リビング・デイライツ」
4代目ボンドとしてT・ダルトンが登場、精悍なヒーローを演ずる。ソ連高官のコスコフが亡命を希望した。護衛についたボンドは、KGBの殺し屋の手からコスコフを守る。そして、コスコフの情報から、KGBによるスパイ暗殺計画が告げられた……。国際的武器商人の陰謀と闘うボンドの活躍を描く。
第16作「007 消されたライセンス」
4代目ジェームズ・ボンド、ダルトンの2作目にして最終作であるシリーズ第16作。ボンドとフェリックス(ヘディソン)が逮捕した麻薬王サンチェス(ダヴィ)は部下の手で脱走、フェリックスに瀕死の重傷を負わせ、彼の新妻を殺した。友人の仇を討つためボンドは単身サンチェスへ近づいていく……。
5代目ジェームズ・ボンド!「ピアース・ブロスナン」
第17作「007 ゴールデンアイ」
「007/消されたライセンス」以来、6年のブランクをおいて製作された新生007の第1弾。“ゴールデンアイ”と呼ばれる電磁波攻撃用の衛星システムをめぐって、ヨーロッパから南米へと飛び交うボンドの活躍を描く。
第18作「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」
「ゴールデンアイ」に続く、新生ジェームズ・ボンドの第2弾。英戦艦が中国領海近くの海域で攻撃を受けた。だがそれは中国空軍によるものではなく、世界の情報を牛耳る“メディアの帝王”カーヴァーの操るステルス艦の仕業であった。事件の背後に何者かの陰謀を確信した英諜報部は、このニュースをいち早く報道したカーヴァーの背後を調査すべく007を送り込む。そしてカーヴァー邸に潜入し衛星システムの証拠を掴んだ007の前に、謎の中国人女性ウェイ・リンが現れた……。
第19作「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」
娯楽映画の金字塔、007シリーズ第19作。5代目ボンド、ピアース・ブロスナンが石油パイプラインを狙うテロリストと攻防戦を繰り広げる。冒頭のモーターボートチェイスから海や雪山を舞台に、手に汗握るアクションシーンが満載。ソフィー・マルソー、デニース・リチャーズ共演。MI6本部で石油王が暗殺される。その裏に国際的テロリスト集団の影を感じたボンドは、彼に誘拐された過去を持つ石油王の娘の護衛に就く。
第20作「007 ダイ・アナザー・デイ」
ジェームズ・ボンドは、北朝鮮のムーン大佐暗殺任務に就き、英国諜報部員の精鋭たちと共に朝鮮半島に潜入する。しかし、任務遂行目前にして正体を見破られ、北側に捕まり、監禁、拷問に耐える日々が続く。14ヶ月後、ボンドは南側で捕虜となっていたムーン大佐の腹心ザオとの交換によりようやく自由の身となった。しかし、上司Mはボンドが拷問に負け情報を漏らしたと疑い、諜報部員の資格を剥奪したうえ施設内に幽閉してしまう。ボンドは自らの疑いを晴らすため、なんとか施設を脱出すると、鍵を握る男ザオを追ってキューバへと向かうのだった…。
まとめ
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ロジャー・ムーアのあとを継いで4代目ジェームズ・ボンドを演じたのは「ティモシー・ダルトン」でした。ティモシー演じるボンドの特徴は、なんといっても“イアン・フレミングの原作に忠実”であることです。残念なことに出演した作品は2作のみでしたが、両作品ともそれまでの映画007シリーズの中で最も原作に忠実な作品でした。視聴者にとって印象深いボンドであったことは言うまでもありません。