病気のリスクは極めて高い?!

「一度だけだから」など軽い気持ちで性交渉をする若者が増えているようです。しかしたった一度の性交渉で、病気になるリスクを高めてしまうようです。

性感染症(STD)は、必ずしも自覚症状があるとは限らない病気です。そのため、感染に気づいたときにはすでに多くの人に伝染していることも考えられます。
まったく無症状のものもあれば、高熱が出るもの、排尿痛や腹痛、おりものに異常が現れるもの、出産に影響を及ぼすものもある。
性感染症の病原菌はできるだけ目立たずに
長い間感染し続けるタイプが生き残っているのです。

とにかく、ひっそりと潜んでいるのですね。
そして、性交渉での感染の機会を待っているのです。

性感染症は、症状に気付かない可能性もあり、個人によって治療までに時間がかかることもあります。
だからこそ、性感染症の種類や特徴について知っておくべきなのです。

性交渉で感染する病気とは?

性交渉をした人数が多ければ多いほど、性病のリスクは高まるようです。では、実際に性交渉をすることでどのような病気に感染してしまうのでしょうか?

・HPV(ヒトパピローマウイルス)

”感染しては自然に治ったりして、
女性の半分以上は一度は感染しているウイルスです。
すぐになにかがあるわけではないのですが、
このウイルスはやっかいなことに子宮がんの原因になります。”

・クラミジア

クラミジア・トラコマチスという細菌による感染症で、性感染症のなかで最も流行しているもののひとつです。近年ではとくに若い女性のかかる率が増加しており、性行為の若年化、多様化とともにその広がりが問題となっています。

・HIV

20代女子に特に気を付けてほしいウイルスは、尖形コンジローマ(HPVウイルス)と呼ばれるウイルスです。HPVウイルスは常在ウイルスと言われていて、ありふれたウイルスではあるのですが、これらのウイルスのハイリスク型とも言われる16・18・31型などが「子宮頸がん」の原因になります。

これらのウィルスは性器および身体全体に苦痛を感じることも多いようです。
症状が見られる場合には、すぐに医師に診断してもらうことをオススメします。

特に気をつけておきたいのが「B型肝炎」の感染

性交渉をすることで、上記で紹介した病気以外にも多くの病気に感染するリスクがあります。しかし、その中でも「B型肝炎」に最も気を付ける必要があるようです。

B型肝炎はウイルス(HBV)に感染して起こる。国内の感染者は推定で150万人程度いる。
感染して90~150日の症状のない期間があった後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)がおこります。皮膚発疹や関節の痛みが生じることがあります。
B型肝炎に感染しウィルスを保持し続けている場合、多くのケースで10歳~30歳代に肝炎を発症します。このとき、検査をしなければ肝炎とは気づきにくいものです。
避妊具を着用すれば、性行為によってB型肝炎ウイルスに感染する可能性が低くなるということはできますが、その可能性がないとは言い切れません。

B型肝炎ウイルスは性交渉してから、すぐに症状が確認できるわけではありません。
そのため、自覚症状がないというケースも多いのです。

そもそもB型肝炎ってなに?

B型肝炎ウイルス(HBV)は、ウイルスに感染している人の血液、または体液を介して感染します。感染経路は主に、HBVに感染している母親から、生まれた子供への感染(母子感染:垂直感染)と、それ以外による感染(水平感染)があります。

従来の対策は母子感染を防ぐことが柱で、約30年前から生後すぐにワクチンを接種する取り組みが始まり、乳児がキャリアになるケースは激減した。近ごろ多いのは思春期以降の性交渉による感染だ。

最近は、性交渉によってB型肝炎に感染する若者が多くなっていることを問題視しています。しかし、B型肝炎には自覚症状があまり出ないため、検査や治療を受ける人が少ないようです。最近「体調がすぐれないな」と感じた際にはすぐに検査を受けましょう。

感染したかも!B型肝炎に感染した際の対処法

もし、B型肝炎に感染したかも?と思ったら以下の対処方法を実践してみるといいでしょう。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれることもあり、自覚症状が現れにくいため、避妊具を使用せずに性行為をしたことやあまり知らない人と性行為をしたことがあれば、まずは、血液検査を受けることをおすすめします。
急性のB型肝炎に対しては、症状を和らげるための治療が行われます。慢性化した場合には、抗ウイルス剤による治療が行われます。

B型肝炎に感染したとしても悲観的にならずに、すぐに対策することが大切です。
少しでもB型肝炎の疑いがある場合には、最寄りの病院やクリニックで診察してもらうといいでしょう。

自分の体は大切に!

性交渉は生きていく上で必要な行為ですが、安易な気持ちで性交渉をすると性病のリスクが高まります。性病に掛かると、体への負担だけでなく費用の負担が掛かってしまうので「予防」をしましょう!また、場合によっては寄付金の支給もあるようなので、体に異変を感じたら早めに検査を受けることが大切です。

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