スパイ映画の傑作!50年の歴史を持つ「007」シリーズ

 「007」シリーズといえば、もはや知らない人はいない程のスパイ映画ですね。主人公「ジェームズ・ボンド」に憧れた人も少なくないのではないでしょうか。
 そんな007シリーズも、昨年12月に公開された「SPECTRE」で24作となりました。もうすぐDVD&Blu-rayも発売されますので、この機会に007シリーズを1作目から振り返ってみましょう!

原作はイアン・フレミングによる小説

007シリーズの原作はイアン・フレミングによる小説です。イアン・フレミング氏は自身も英海軍諜報部に在籍していたという経歴があります。

イアン・フレミング氏本人を題材とした作品もありますので、007ファンなら要チェックです!

初代ジェームズ・ボンド「ショーン・コネリー」

ジェームズ・ボンドを語るにはこの人を欠かせないでしょう。初代ジェームズ・ボンドとして、以降のジェームズ・ボンドのイメージを作り上げたのがショーン・コネリー氏です。
ボンドのお馴染みのセリフ「The name is Bond, James Bond.」を初めて使ったのもショーン・コネリーでした。

第1作「007 ドクター・ノオ」

映画007シリーズ始まりの1作です。1962年公開。

。アメリカの宇宙開発の妨害を図る謎の中国人、ドクター・ノオとの闘いを描く。ジャマイカの英情報局長が何者かに殺害された。本部は事件究明にボンドを派遣する。やがてその死は、驚くべき陰謀を明らかにする……。

第2作「007 ロシアより愛をこめて」

007シリーズの中でも名作と呼ばれる作品です。1963年公開。

英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く。

第3作「007 ゴールドフィンガー」

007シリーズ第3作ゴールドフィンガーでは、ギミック満載の「ボンドカー」が初登場します。1964年公開。

 金だけを愛する男ゴールドフィンガー。彼はアメリカ中の金塊が貯蔵されるフォートノックスを放射能で汚染させ、自分の金の値打ちを上げようと画策していた。それに先立つ、大量の金流出を調べていたボンドは、事件の背後にゴールドフィンガーが存在していることを知るが……。

第4作「007 サンダーボール作戦」

シリーズ4作目となるサンダーボール作戦では、海上を舞台にしたアクションが繰り広げられます。1965年公開。

 核を積んだNATO軍の戦闘機が行方不明になった。事件を操っていた国際的陰謀団スペクターは、米英首脳に対して、1億ポンドもの身の代金を支払うことを要求する。期限は一週間。核の所在探索を命じられたボンドは、わずかな手掛かりからバハマへと飛ぶが……。シリーズ第4弾。主題歌はトム・ジョーンズ。

第5作「007は二度死ぬ」

007シリーズ5作目の舞台はなんと日本!ボンドガールも日本人が演じました。当時の日本が世界からどんな風に見られていたのかがわかる貴重な作品です。1967年公開。

 米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入するが……。ボンドの宿敵、ブロフェルドをD・プレザンスが演じたシリーズ第5作。

1作のみの二代目ジェームズ・ボンド「ジョージ・レーゼンビー」

ショーン・コネリーの主演降板宣言を受けて、二代目ジェームズ・ボンドに就任したのが「ジョージ・レーゼンビー」でした。後述の「女王陛下の007」にしか出演していませんが、ジェームズ・ボンド史上最も若いボンドでした。

第6作「女王陛下の007」

007シリーズ6作目の今作では、なんとジェームズ・ボンドが結婚!?最初にして最後のジョージ・レーゼンビーによるボンドにもご注目。1969年公開。

 ショーン・コネリーに代わり、二代目ジェームズ・ボンド、G・レーゼンビーが登場したシリーズ第6作。スペクターの首領、ブロフェルドの所在が明らかになった。ボンドはその情報をもとに、スイスへと飛ぶ。やがて、細菌を使った恐るべき人類抹殺計画が明らかになる……。

ショーン・コネリー復帰作!

第7作「007 ダイヤモンドは永遠に」

ショーン・コネリーによるジェームズ・ボンド引退作です。非常にコメディ色の強い作品となっています。
また、この作品を最後に2015年公開の「SPECTRE」まで敵組織「スペクター」も登場しなくなります。1971年公開。

 ボンド役にS・コネリーが復活したシリーズ第7作。大量のダイヤが密輸されるという事件が起こった。ダイヤの行方を追ったボンドは、アメリカの富豪ホワイトが経営する科学会社へたどり着く。そこでボンドは、集められたダイヤを使って、強力なレーザー光線を作り上げる計画を突き止める。そして全ての事件は、ボンドの宿敵、ブロフェルドが糸を引いていたのだった……。主題歌シャーリー・バッシー。

番外編「ネバーセイ・ネバーアゲイン」

「ダイヤモンドは永遠に」を最後に「もうジェームズ・ボンドはやらない」としていたショーン・コネリー氏でしたが、奥さんに「Never say never again.(もうジェームズ・ボンドをやらないなんて言わないで)」と言われたことから1度だけ復帰。
 4作目の「サンダーボール作戦」をより原作に近い形でリメイクしました。1983年公開。

 犯罪組織スペクターによるNATOの核ミサイル強奪事件が発生。特命を受けたジェームズ・ボンドはバハマに急行し、スペクター幹部・ラルゴの愛人との接触を図るが、そこにはスペクターの罠が待ちかまえていた……。「007/サンダーボール作戦」をアメリカ映画界がリメイク。「007/ダイヤモンドは永遠に」以来12年ぶりにS・コネリーがジェームズ・ボンドを演じている。

まとめ

 「長身の黒髪で酒と女好きのお調子者英国人」という以降のジェームズ・ボンドのイメージを作り上げたショーン・コネリー氏。実は007シリーズの制作会社との仲は険悪というのがなんとも悲しいお話ですが、かっこいい男であったのは間違いありません。
 007シリーズを語る上で欠かすことのできないショーン・コネリーによるジェームズ・ボンド作品を是非ご覧ください!

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