元モーニング娘。の一期メンバーとして北海道室蘭から上京し大人気アイドルになった安倍なつみさん。モーニング娘。の活動と同時並行で始めた、写真集の発売やCM出演など、彼女のソロ活動は大変順調で、名実ともにトップアイドルの名を欲しいままにしていきました。

しかしここ数年すっかり彼女の姿をテレビで見なくなってしまいましたが、安倍なつみさんに一体何が起きてしまったのでしょうか？結婚を機に仕事をセーブしているのかと思いましたが…実は彼女！！とんでもないトラブルを2つも引き起こしていたのです。

安倍なつみさんが芸能界に入ったのはテレビ東京のオーディション番組「ASAYAN」がきっかけでした。安倍なつみさんはシャ乱Qの女性ロックボーカリストオーディションに参加し、見事3次選考まで進んでいたのです。

残念ながら最終選考で落選、この時優勝したのは平家みちよさん（↓の動画の人物）でした。

シャ乱Qの女性ロックヴォーカリストオーディションでは落選してしまった安倍なつみさんでしたが、自宅のテレビで落選したメンバーを見ていた、同じくシャ乱Qのメンバーだったつんくさんが「これ落選した子らにいいメンバーが揃ってるじゃないの！？」と目をつけます。

同じく最終候補に選ばれていた中澤裕子さん、石黒彩さん、飯田圭織さん、福田明日香さんと安倍なつみさんの5人はモーニング娘。を結成することになるのです。

つんくさんから書き下ろされた最初の課題曲は「愛の種」でした。安倍なつみさんらモーニング娘。の初期メンバーは「このCDをたった5日間で5万枚売り切ればメジャーデビューできる」という条件を提示されてしまいます。

とんでもない数を売らなければならなかった安倍なつみさんでしたが、なんと彼女たちはこのとんでもない5万枚という数字をクリアしてしまうのです。

結局1998年1月28日「モーニングコーヒー」でメジャーデビューしたモーニング娘。は、同年12月に回日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得、そして第49回NHK紅白歌合戦にも出場するという快進撃を見せたのです。

デビューからずっと絶大な人気があった「モーニング娘。」その勢いを支えた最大の立役者は安倍なつみさんでした。身長152CM、体重は38kgくらいしかないのかと思われるほど華奢な体型だった安倍なつみさんは、まるで子犬のチワワのように可愛らしく異性も同性も魅了していたのです。

安倍なつみさんはモーニング娘。としてデビューした翌年に、初のソロ写真集「ナッチ」を発売。その後映画「ピンチランナー」に出演したり、カネボウのシャンプー「SALA」のコマーシャルに出演したりと、名実とともにトップアイドルの名を欲しいままにしてきます。

活躍が続いていた安倍なつみさんでしたがモーニング娘。としてデビューしてから5年後の2003年7月27日、安倍なつみさんはモーニング娘。からの卒業を発表しました。

2004年からは本格的なソロ活動を始め、東京・大阪・名古屋で初主演ミュージカル「おかえり」を無事大成功の内に終了。幼い頃から「いつかやってみたい」と憧れていた舞台の世界で再びを花を咲かせ始めていました。

ソロになってからも彼女の写真集はずっと売れ続けていました。2004年3月には3番目の写真集「出逢い」を発売。その後は日本テレビ系列の連続ドラマ「子犬のワルツ」で初出演を果たすなど、彼女の人気は落ちることを知りませんでした。

安倍なつみさんにはこれからも順風満帆な芸能生活が待っているかと思いましたが…。彼女の人生を変えるある大きな出来事が起こってしまうのです。

デビューからずっと快進撃を続けていた安倍なつみさんでしたが、ついに彼女の勢いにストップが掛かるある事件が起きてしまいます。

その事件が起きたのは2004年12月のことでした。安倍なつみさんが過去に発売した写真集・エッセイ集の中に「盗用したのではないか？」と思われる歌詞が見つかったのです。

歌詞盗用事件の発覚により安倍なつみさんは芸能活動を2ヶ月間自粛しました。盗用されたといわれた歌詞が掲載されていた写真集とエッセイ集の2冊は発売中止になると同時に絶版に…。関係者を青ざめさせてしまったのです。

発売が予定されていたシングル曲も発売中止に追い込まれ、出場が決まっていた第55回NHK紅白歌合戦は出場を辞退しています。

2004年12月に最初の事件が発覚した安倍なつみさん。後に彼女は2つ目の事件も起こし、益々テレビに戻れなくなってしまいました。

彼女が起こした2つの事件の全貌とは一体どんなものだったのでしょうか？

自作として発表されていた歌詞やエッセイの盗作が発覚し活動自粛していた安倍なつみさん。しばらくすると事務所側は「会見を開きますので…」とマスコミ各所に連絡。

それと同時に「この件を記事にする際は盗作した歌手名、曲名は出さないで欲しい」「時間制限があるので代表質問だけにしてほしい」という制限が言い渡されました。そして世紀の茶番復帰会見はスタートしたのです。

その場では反省の言葉を述べ涙ぐんだ安倍なつみさんでしたが、実は裏でとんでもないことを発言していたのです。

安倍なつみさんのある事務所関係者によると、安倍なつみさんは会見直後次のような暴言を吐いていたそうです。

↑の言い訳が酷すぎてびっくりです。安倍なつみさんってこんなに性格が悪かったのかと驚きました。

つまり反省の色は全くなし。小さくて可愛くて素直で、まるでチワワのように見えた天使みたいなナッチはどこにも存在しなかったのです。

そもそも安倍なつみさんが盗用したとされる詩の内容とは一体どんなものだったのか？気になったので調べて見ることにしました。すると、↓の内容が見つかったのです。

安倍なつみさんが予想以上にパクッていたことに驚きを隠せませんでした…。これでは盗用というより「ほぼ全部パクリ」状態です。

ここまでパクっておいてバレないと思った安倍なつみさんが凄すぎです。ファンや彼女を知る視聴者が想像している以上に彼女はあんまり頭が良くないのかもしれません。

イメージが大事なアイドルにも関わらず他の歌手の歌詞を盗用するという情けない事態を起こしていた安倍なつみさんは、不幸にも立て続けに2つ目の不祥事を起こしてしまいます。

この事件が彼女の芸能生活にピリオドを打たせたのではないかと思われます。一体彼女はどんな事件を起こしていたのでしょうか？

2007年10月7日、安倍なつみさんは東京都渋谷区の路上で乗用車を運転中、人身事故を起こし東京地検に自動車運転過失傷害の疑いで書類送検されたことがわかりました。

幸いにも相手が軽傷だったことで起訴猶予になっていますが、「安倍なつみがまた事件か…」世間からのイメージは最悪になってしまったのです。

歌詞の盗用事件が起きた時は活動を自粛していた安倍なつみさんでしたが、人身事故を起こした後は特に自粛等は行わなかったようです。

事故の一か月後、2007年11月には8回目の写真集「Cam on」が発売。その後は安倍なつみ&矢島舞美で「16歳の恋なんて」をリリースしたり、宮本亜門さんが演出した舞台「祝祭音楽劇トゥーランドット」でリュー演じるなど活躍は続いていきました。

テレビへの出演はなかったものの、8回目と9回目の間がたった9ヶ月しか開いていなかったくらいタイトなスケジュールで、9回目の写真集「End Of Summer」が発売。

盗用によって受けた損害の多くはどうやら写真集の売り上げでカバーできたのではないかと思われます。

歌詞盗用疑惑で干された後、テレビには起用してもらえず、舞台中心の活動になっていった安倍なつみさん。

2015年12月29日ミュージカル「嵐が丘」で夫婦役を演じた俳優の山崎育三郎さんと4年間の交際を経て結婚しました。

2016年7月26日に第一子となる男の子が誕生。2018年5月10日第11回ベストマザー賞授賞式の席で第2子を妊娠していることを発表。2018年10月31日に2人目の男の子が誕生しました。

安倍なつみさんは現在、2人の男の子のママとなり忙しい日々を送っているようです。

2017年にはモーニング娘。一期メンバーが勢ぞろいし、FNS歌謡祭に姿を見せました。安倍なつみさんはデビューから10年以上が経過し、子供も産んでいるというのに、変わらない美貌で視聴者を驚かせていました。

そんな安倍なつみさんには現在、旦那・山崎育三郎さんと不仲で離婚が近いのではないかと噂されています。

その原因は安倍なつみさんと山崎育三郎さん夫妻が、どちらも夫婦や家族について一切話をしないからです。ファンの間ではイベント事が好きそうな安倍なつみさんが夫婦の結婚記念日について何年も触れないのはおかしいのではないか？と憶測が飛び交っています。

安倍なつみさんと山崎育三郎さんはできちゃった結婚をしました。見た目は可愛いけれど、性格はヤンキー気質な安倍なつみさんとの生活が大変すぎて近々離婚なんてことも…可能性はあるのかもしれませんね。

舞台役者・俳優として大活躍している山崎育三郎さんと結婚し、本人は仕事をしなくてもセレブな生活が送れるようになった安倍なつみさん。

第11回ベストマザー賞を受賞して幸せな結婚生活を送っているのかもしれませんが…。

もしもまだあの頃のまま、チャランポランタンな気持ちで芸能生活を続けているのであれば…第3の事件が起きるのも、そう遠くないのかもしれません。