乃木坂46の1期生メンバーで「みさ先」という愛称でも親しまれていた衛藤美彩さん。

清楚系アイドルグループの中では唯一エロさを武器に頑張ってきたメンバーでもあり、またテレビなどでの飲酒を認められた稀有な存在でもありました。

そんな衛藤美彩さんが2019年3月末をもって卒業…ということですが、その裏には「運営からの干されが原因だったのでは？」といった噂も飛び交いました。

グループ創設初期から2年目くらいまで万年アンダーメンバーとして活動しながらも、自身の努力によって選抜フロントまで成り上がった衛藤美彩さん。

そんな彼女が何故運営から干されていたという噂が流れたのか、衛藤美彩さんのアイドル人生を振り返りながらご覧いただきましょう。

1期生主力メンバーのひとりでもあった衛藤美彩さんですが、将来のために卒業を発表。

努力で選抜入りを勝ち取ってきた方でもありますので、寂しい感じがしましたね。

そんな彼女の卒業理由はなんだったのか、ここから衛藤美彩のアイドル人生を振り返りながら見ていきましょう。

衛藤美彩さんは大分県出身で、高校時代からモデルやローカルアイドル経験のある人物でした。

高校を卒業したあとにレコード会社からのスカウトをきっかけに上京。

そこで色々なオーディションを受けた結果、ミスマガジンに選出されることになります。

しかし、同時期に受けていた乃木坂46のオーディションにも合格した衛藤美彩さん。

そのため、ソロタレントでありながら乃木坂46に所属するという唯一の存在となったわけです。

衛藤美彩さんは結局ソロタレントとアイドルという両方を選択し、乃木坂の運営もそれを認めたうえで加入が決定しました。

そのため、衛藤美彩さんはSNS禁止の乃木坂46において初期の頃だけツイッターアカウントを持つ唯一のメンバーでもあったわけですね。
(いつからか更新はなくなりましたが･･･)

また、個人活動としては写真集「－彩－」を発売し、さらにイメージDVDなども出しています。

こんなメンバーは後にも先にも衛藤美彩さんだけですので、かなり特殊な契約だったように感じられます。

・2011年4月に上京、レコード会社からのスカウトを受けていた

・2011年5月ツイッターアカウントを衛藤美彩名義で開設

・2011年7月ミスマガジングランプリを受賞

・2011年8月乃木坂46オーディションに合格、1期生メンバーとして加入

・2011年9月個人名義でのイメージDVD発売

・2011年11月乃木坂公式ブログに衛藤美彩も登録される

・2012年1月に個人名義での写真集「－彩－」を発売

………

・2013年11月、7枚目シングルにて初めて乃木坂46の選抜メンバーに選ばれる

衛藤美彩さんの芸歴などを見ると、今なら即戦力といった感じがしますが、グループ初期の頃には異質な存在であったため、およそ2年間ほど選抜(いわゆるテレビなどに出られるメンバー)に入ることはありませんでした。

これはおそらく「清楚・清純」をウリにする乃木坂46において、露出度の激しいグラビアや写真集を発売していた衛藤美彩さんがブランドイメージに合わなかったことと予想されます。

また、グラビアアイドルのような仕事をしていたこともあり、男性交際関係などを懸念されての措置だったのかもしれませんね。

衛藤美彩さんを初期から選抜メンバーとして扱い、スキャンダルが発覚した場合グループへのダメージが大きかったでしょうから。
(普通のメンバーよりスキャンダルバレのリスクが高いというのもあったのでは)

衛藤美彩さんが運営から干されていたのでは？と噂されるのには「彼氏バレ」という要素もあったと語るファンもいます。

しかし、これは根も葉もない噂であり、おそらくアンチが囃し立てた噂とされていますので、衛藤美彩さんは卒業まで大きなスキャンダルに見舞われることはありませんでした。

ちなみに衛藤美彩さんには兄と弟がいるのですが、その兄弟との写真やツーショットなどをネタに悪評を流す衛藤アンチもいたようですね。

乃木坂46には初期の頃から「御三家」と呼ばれるメンバーがいました。

それが絶対的人気を誇る白石麻衣をはじめとする松村沙友理・橋本奈々未の3人です。

このうち橋本奈々未さんがすでに卒業をしていますがファンの間ではこの御三家を今でも称える方が多く存在します。

この御三家というのはルックスや人気などで選ばれていた部分も大きいのですが、奇跡的に3人とも同学年だったことからも特別視されていました。

しかし、実はこの1期生メンバーと同学年だった人物が衛藤美彩さんです。

本来であれば衛藤美彩さんを加えて「四天王」とかの呼び方もアリと言えばアリだったわけですが、どういうことか運営からもファンからもそうしたアクションはなく、衛藤美彩さんからすればかなり悔しい時代を過ごしていたかと思います。

当然こうした御三家が優遇された時代においては、衛藤美彩さんはアンダーメンバーだったわけですので、相当きつかったと思います。

なにせ同じ年で唯一ですからね。

しかもほかのメンバーよりも芸能活動という部分では一歩リードしていたにも関わらず。。。

しかし、こうした経験から衛藤美彩さんは表舞台に立てるありがたさなどを実感し、ファンと真摯に向き合うようになっていきます。

そして握手会なども一生懸命に頑張った結果として、7枚目での選抜入り。

そして13枚目での初フロント入りに繋がっていくわけです。

ラジオ番組「らじらーサンデー」で乃木坂メンバーと共演が多い藤森慎吾さん。

ファンからみさ先の卒業を伝えられての一言です。

ちなみに過去、藤森慎吾さんが乃木坂の中で嫁にしたいランキングを発表したところ、衛藤美彩さんは3位だったので本当は寂しいことでしょう。。。

↑同じ1期生として乃木坂初期時代、一緒にアンダーを支えた永島聖羅さんからもツイートが･･･。

元々は女優に憧れて芸能界を目指した衛藤美彩さんですが、乃木坂46に加入する前くらいからは歌やダンスといったものに興味が出てきて、結果として8年間アイドルとしての人生をまっとうしました。

グループの中でも歌唱力は高いメンバーでしたが、もう20代も半ば過ぎですので、ここから本格的にアーティストを目指すことはないかと思われますが、女優業などに転身してくれたらこれからも応援ができますね。

これからもファンにとってのみさ先輩としてずっと芸能活動を続けてもらいたいものです。