防犯対策は1割以下!?自宅の空き巣対策に取り入れるべきこと
一戸建てやマンションに関わらず、悪質な空き巣被害に遭う件数は少なくありません。空き巣被害から自宅を守るためには防犯対策が何よりも大切。自宅の安全性を確保するためにも、防犯対策について学んでいきましょう。
全国の空き巣被害(侵入窃盗)は、年間約8万6千件です(平成27年)。世帯数で割ると約618世帯に1件発生していることになります。侵入手口などを知ることで、空き巣から財産を守りましょう。
警察庁の統計を見ると、住宅侵入で最も被害が多いのは、一般的に不在になりがちな午前10時~午後4時の時間帯です。
泥棒は再犯罪率49%と他の刑法犯の28.5%と比べても非常に高いことがわかります。
前科11犯以上2%で、H18年188人もいました。
空き巣・泥棒は心理面を突いてくる 空き巣の侵入手口で最も多いのは、「無締まり(無施錠)」「ガラス破り」です。この2つの侵入手口による被害が、全体の約8割を占めていて、一般にイメージされるような、いわいる「ピッキング」は全体の1割弱となっています。 【参考】空き巣・泥棒の主要な侵入手口とその予防策 このよう
出典:空き巣・泥棒の被害を受けやすい家の特徴とその防犯対策
セキュリティがしっかりした高層マンションも例外ではない
高層マンションはセキュリティ面において一般的な住宅よりも安全性が確保されています。しかし、だからといって空き巣被害に遭わないとは限りません。
「うちは高層階だから大丈夫!」なんて安心している場合ではない。侵入窃盗の場所別発生状況は、一戸建て住宅に続いて4階建て以上の住宅が2位となっており、全体の約10%を占めている。
「マンションは高層だから泥棒の被害に遭わない」「オートロックがついているから安心」
もしこんな風に考えているとしたら大間違いで、マンションで住居侵入等の被害が増えているのです。
高層マンションの高層階は、侵入が難しく作られていますが、内部からの侵入は行えますし、完全に防げるとは限らないのです。
防犯意識はあるものの防犯対策を実施しているのは少数派
最近は犯罪もニュースなどのメディアで放送されるようなり、身の危険を感じる方も少なくありません。しかしながら、物騒だと思っていても、実際に防犯対策している方は少数派ということが現状です。
■調査結果 概要
・普段防犯対策を意識していると回答したのは、31%
・防犯対策は「オートロック式住居を選ぶ 48%」
「個人情報の取り扱い 24%」
「防犯効果の高いドア錠を使用 16%」しかし「何もしていない 27%」
防犯対策は、「鍵」に頼る傾向がある。
・防犯対策のイメージは「何をすればいいかわからない 54%」
「防犯対策しても効果があるか不安 48%」
・防犯対策に使えるお金は「1万円以下 58%」コスト面を重視
・防犯意識が上がるタイミングは自分が事件・被害にあった時
「防犯対策イメージ」については、「何をすればいいかわからない」が54%で最も多く、「防犯対策しても効果があるか不安」が48%で続いた。また、「防犯対策に使えるお金」については、「1万円以下」58%が最も多く、2位が「3万円以下」30%、3位が「5万円以下」9%だった。
防犯に対する関心が高まる中で、具体的な対策を講じている一般消費者はどのくらいいるのだろうか。関心があると回答した919人のうち、対策を講じていると答えたのは356人(約39%)。逆に講じていないと回答したのは521人(約57%)と過半数を超え、関心があっても実際の対策となると必ずしも十分でないことが浮き彫りになった。
早めの対策が肝心!防犯対策で取り入れるべきこと
家を守るための防犯グッズ例
・防犯カメラ(室内・室外)
・防犯ライト(玄関)
・電子錠(玄関)
・液晶モニター付きインターホン(玄関)
・防犯砂利(玄関・庭)
・窓用補強錠
・防犯サッシ(窓)
・防犯フィルム(窓)
・シャッター、面格子(窓)
柵やフェンスで周囲を囲み、敷地内に出入りできる場所を制限する。
「警戒中」であることを示すステッカー等を目立つ場所に取り付け、下見に来た犯罪者にセキュリティの高さをアピールして諦めさせる。
不特定多数の人間が出入りするエントランスやエレベーター、集合ポスト等に防犯カメラを設置し、デジタルレコーダーに録画をしておく。
まず行うべきことは、侵入・逃走しにくい環境を作ることです。脚立や自転車、エアコンの室外機などは放置していると侵入する際の足場として利用される可能性があります。不要なものは処分、今後使用する予定のあるものは収納しておきましょう。これだけの対策でも、空き巣から狙われる可能性は低くなります。
ネットでも購入できる防犯カメラは犯罪抑止率に効果あり
一般家庭で防犯カメラを設置する効果は以下のような点があげられます。
・泥棒・空き巣の抑止と犯行後の証拠になる
・車へのいたずら防止
・外壁への落書き防止
・覗き、盗聴の防止
・ストーカー被害の防止
・近隣トラブルへの対処
人は、防犯カメラが設置されていることを知りながら犯罪を犯そうとはしません。それは、犯行の瞬間を記録されればその後に自分が特定され、責任を追求されることが分かっているからです。
この意味で、防犯カメラには強力な防犯抑止効果があると言えます。
おすすめの防犯カメラの販売・設置業者に設置費用をそれぞれ問い合わせしました!見積額をもとにランキング。マンションやアパート、ビルのオーナーさん向けに、防犯カメラに関するお役立ち情報をまとめています。
出典:費用と対応で比較!防犯カメラ販売・設置業者のおすすめランキング
犯罪を未然に防ごう
自宅を狙った犯行は後を絶たない
この記事を気に入ったら
いいね!しよう!
エンタメ情報を毎日お届けします
|
この記事を友達に教える
防犯は意識するだけでは意味がありません。犯罪を未然に防ぐには、やはり対策方法や防犯グッズの利用をオススメですよ。
防犯対策は、狙われてからでは非常に遅いので早め、早めに準備をして安全に暮らせるようにしておきましょう。