2011年のHKT48発足以来、宮脇咲良（さくらたん）と並ぶ人気メンバーの一人として活躍してきた「はるっぴ」こと兒玉遥（こだま・はるか）さん。
しかし、ただでさえ「整形モンスター」だった彼女、2017年以降は激太りが凄まじく、アイドルとして二目と見られぬ姿になってしまっているという報告が相次いでいます……。
彼女の命運を分けた2016年末の「紅白選抜勘違い事件」とは一体何だったのか？　今回は、紅白の件に端を発するはるっぴの迷走の2017年をざっくり振り返ってみましょう。

2011年、新たに発足した博多・HKT48の第一期メンバーとしてアイドルデビューを果たした「はるっぴ」こと兒玉遥さん。
後に「さくらたん」こと宮脇咲良と並んでHKTのツートップという扱いを受けるようになりますが、実はHKT発足当初ははるっぴの方が扱いが大きかったのです。
2012年5月には、AKB48本店の26thシングル「真夏のSounds good !」で初めて選抜に抜擢。これは宮脇咲良の本店選抜入りより半年も早い出来事でした。

そんな感じで快速スタートを切った彼女でしたが、次第に宮脇咲良には人気を逆転され、初めて選抜総選挙のランクインを果たした2013年頃には、もうとっくに「ツートップの中でも宮脇＞児玉」という序列は明確なものとなっていました。

それでも必死に48グループ上位にかじりつこうと頑張ってきた彼女。実際、そのガッツはかなりのものだったのですが、2016年末の「あの事件」を境に、そのアイドル人生は一転、崩落の一途を辿ることになるのです……。

有名になり始めた当初から、一貫して整形を疑われ（というか確信され）、相方の宮脇咲良とともに「整形モンスター」と言われ続けているはるっぴ。
しかし、たとえ整形であっても彼女は十分な魅力をファンに見せつけていましたし、華奢なスタイルや前向きなキャラクターも相まって、アイドルとして立派な輝きを放っていたのです。
そう、「あの事件」があるまでは……。

このショッキングな画像から目を背けるなかれ。
右が、「整形モンスター」と言われながらもまだ華奢で可愛かった頃のはるっぴ、左が2017年時点での激太りはるっぴです。

何故こんなことになってしまったのか……。最新のはるっぴはどうなってしまっているのか……。この記事を読んでいけば全てがわかります。

「さくらたん」こと宮脇咲良と並ぶHKT48のツートップとして快進撃を続けてきたはるっぴは、水着グラビアにも積極的に登場していました。
スレンダーボディに面積の小さいビキニを纏い、健康的な笑顔を見せる彼女の姿は、まさに博多っ子らしいハツラツとした魅力に溢れていたものです。
バストサイズは決して特別大きくはありませんが、さりとて貧乳でもなく。Cカップくらいの万人受けするスタイルだったのではないでしょうか。

↑さくらたん（左）とのツーショットグラビア。可愛かったですね、この頃は……。

↑無駄な肉がほとんど付いていない、まさにアイドルらしいスレンダーで魅力的な身体。

↑本人も自分の細さに自信があったのか、どんどん積極的にファンの前に肢体を晒していました。

しかし……。

↑それが2017年には、こう！！

どうして？　どうしてこんなヒドイことに……？

そもそも、はるっぴが何故こんなことになってしまったかというと……。
全ての発端は2016年末、NHK紅白歌合戦での「夢の紅白選抜」の発表時に遡ります。

紅白歌合戦の出演メンバー48名を事前に視聴者投票で選出し、さらに生放送中にその上位16名の順位を発表するという、前代未聞のこの企画。
はるっぴも48名の出演メンバーの一人に選ばれて紅白のステージに立ち、順位発表のその時を待っていました。

運命のその瞬間。「フライングゲット」の間奏が流れる中、16位から順にメンバーの名前が発表されていき、3位の島崎遥香までの名前が巨大画面に出揃いました。あとは2位と1位を残すばかり。
後から冷静に考えれば、この時点で残る2名は指原莉乃と山本彩しか有り得ないのですが、現場に立っている当人達からすれば、目で追うのがやっとというほどのスピードで立て続けに名前が表示されていく中、自分以外に誰が残っているのかリアルタイムに把握するのは至難の業だったでしょう。
自分と指原の順位しか頭になかったであろうはるっぴからすれば、この瞬間、「えっ、自分が1位か2位！？」と思ってしまうのも無理もないことかもしれません。

この時、はるっぴは本来の位置取りに従ってステージの端の方にいましたが、自分が2位か1位のどちらかで呼ばれるに違いないと信じてか、ステージの中央にタタタッと駆け寄ってきて、お祈りポーズで大画面を見上げています……。

そして画面に表示される「2位　指原莉乃」の文字。「私が1位！？」と期待するはるっぴ。しかし、次の瞬間、画面に表示された1位は……皆様御存知の通り、さや姉こと山本彩でした。

「え、私は！？私は！？」と混乱した様子で自分を指差しながら、ステージ中央からハケていくはるっぴの姿が全国生中継され……。
その笑えない姿は一夜にしてネット上の話題を席巻し、48グループファン達の2017年は、はるっぴの可哀想な姿に対する嘲笑によって幕を開けたのでした。

はるっぴからすれば、2016年度総選挙で9位までランクを上げ、押しも押されもせぬHKTの看板メンバーとして活躍している自分が、まさか紅白選抜で16位圏外だなんて思いもしなかったのでしょう。
……いやまあ、自分より格上の宮脇咲良が5位止まりな時点で、自分が1位なんて有り得ないとわかりそうなものですが……。

↑良い子の皆は、こんな画像を作ってはるっぴをイジメちゃいけないぞ。

紅白勘違い事件で余程ショックを受けてしまったのか、2017年に入ってからのはるっぴは、SNSをほとんど更新しなくなったり、握手会や劇場公演を全休するようになったりと、ほとんどファンの前に姿を現さなくなってしまいました。

2017年1月に始まったドラマ「豆腐プロレス」にも当初は登場していたものの、番組の途中で不自然な形で降板。
「プロレスの撮影で怪我をしたのでは？」と推測するファンもいましたが、紅白の件で負った心の傷の方が要因としてはあり得るのではないでしょうか？

同年2月には、握手会でファンに罵声を浴びせられて号泣し、握手会を途中欠場するはるっぴの姿も報告されています。（写真は関係なし）

他にも、劇場公演の途中で歌を放り出して泣き出したりとか。またしても整形を重ねたとウワサを立てられてまた病んだりとか、6月の選抜総選挙への出場を辞退したりとか。2017年のはるっぴは本当に散々、一年通じて全く良いとこ無しのままでした。
あまりにファンの前に姿を現さなくなったので、「このまま卒業・引退か？」なんて真剣に囁かれることも。

少し前まで宮脇咲良と並ぶHKT48のツートップと言われていたのに、紅白での出来事が一夜にして彼女の運命を変えてしまったのです……。

そうは言っても全ての仕事をボイコットしているわけではなく、シングルの選抜や、歌番組の出演などは何だかんだで2017年中もこなしていたはるっぴ。
2017年8月のHKT48のシングル「キスは待つしかないのでしょうか？」や、同5月のAKB48本店シングル「願いごとの持ち腐れ」、同11月の「11月のアンクレット」と、主要な選抜にはちゃっかり顔を見せています。

「握手会や公演に出てこないクセに、選抜には一人前に入りやがって……」みたいなアンチ意見も勿論あるのですが、少なくとも卒業・引退の意向はなく、今後も頑張って48グループの上層にかじりつこうと必死ではあるようです。

しかし、ストレスによる激太りは避けられず、以前の華奢な姿はどこへやら、なんだかもうとんでもない姿になってしまったはるっぴ。
心身ともに全く万全ではない状態で無理に前に出てくるものだから、その度にファンから「はるっぴ激太り」と指摘されてしまう始末。
おとなしく休んでいた方がいいんじゃないですかね……？

↑これが華奢だった頃のはるっぴで……

↑これが2017年のはるっぴ

↑これが可愛かった頃のはるっぴで……

↑これが2017年のはるっぴ

こちらは本記事を執筆している時点での最新のはるっぴの姿。2017年12月、東京モノレールのイベントにHKT48の4人で登場した際の一幕です。

いやいやいや、ねえ……。開店休業状態からなんとか立ち直って表の仕事に出ようとするガッツは評価しますよ。実際、並のメンタルの持ち主ならとっくに芸能人なんて嫌になって辞めてしまっているかもしれない。凄いとは思いますよ。でもねえ……。
その激太り顔はアイドルとして表に出てきちゃいけないだろう！！

↑さくらたんの顔、引きつってるじゃないですか。

こちらは同年10月、NHK全国学校音楽コンクール（Nコン）のスペシャルステージに登場した際の、楽屋裏での一枚。
なんだ、はるっぴ、元気なアイドルスマイル出来るようになってるじゃないですか。よかったねえ。

さすがはプロのアイドル、写真一枚一枚に違う表情を……。

……ん？

誰と映っても……顔が……

顔が……全く同じ……？

はい、最後は再び、可愛かった頃のはるっぴの写真でお別れしましょう。

2017年はとにかくメチャクチャだった兒玉遥さん。少しは元気に仕事に出られるようになってきたとはいえ、激太りによるコンディション劣化はどうしたって否定できず、これからの彼女のアイドル稼業が茨の道であることは間違いないわけで……。
本当にこれ、どうするつもりなのか。あらゆる意味で先が気になるアイドルの一人です。
本サイトでは今後も彼女の活躍を積極的に追っていく予定です。