『最強のアイドルグループ』を作ると公言し勝ち抜き方式でのアイドルオーディション番組『ラストアイドル』を発表した秋元康ですが、この番組に対しネット上では様々な批判の声が上がっています。

8月初旬ごろに放送される事が発表された『ラストアイドル』とは、秋元康がこれまでにない究極のアイドルを発掘することを目的に企画されたアイドルオーディション番組番組です。

この番組は他のオーディション番組と違って初めからデビュー予定のアイドルメンバーが7人揃った状態から開始され、毎週挑戦者がその中の1人を指名してそのメンバーとの入れ替わりを狙います。

パフォーマンスの方法などはまだ公開されていないようですが、1回負ければ即メンバー入れ替えという過酷な企画に多くの注目が集まっています。

『ラストアイドル』の応募条件はかなりの破格であり、アイドルを目指す素人だけでなく現在他の事務所に所属している現役アイドルや個人で活動中の地下アイドルなども『ラストアイドル』にチャレンジすることが可能だそう。

さらに、合格後も今所属しているアイドルユニットとの兼任も可能であり、誰でもOKの間口の広さを見せていました。

『ラストアイドル』に勝ち抜いてデビューした7人は秋元康が直接プロデュースすると言われており、既に冠番組へのレギュラー出演や雑誌の表紙掲載、秋元康作詞の歌でのCDメジャーデビューなど既に大きな仕事が用意されていると言われています。

間口の広さや応募しやすさ、デビュー後の活動範囲などアイドルとして活躍したい女の子にとってはこれ以上ない条件ですね。

これまでにない過酷なアイドルサバイバル企画で大きな注目を集めた秋元康の『ラストアイドル』ですが、発表直後、企画の内容をみた韓国のツイート民からパクリの指摘が上がっています。

パクリ元と言われているのは韓国の深夜番組『PRODUCE 101(別名プデュ)』。
この番組は様々な芸能事務所に所属する101人のアイドルの卵達が11席のメンバー枠を競って勝ち抜きを狙うという内容なのですが、他事務所から参加可能という条件や『ラストアイドル』の公式PVの内容からパクリの指摘が相次いでいるようです。

また、一部では『PRODUCE 101』の他にも『식스틴(SIXTEEN)』という韓国のリアリティー番組と内容が丸被りのパクリだという声も上がっています。

こちらの番組の内容は新しく作られるアイドルグループのメンバーの座を巡って7人のメンバー候補生と9人の挑戦者が7席の座を奪い合うというものなのですが、暫定メンバーの数や挑戦者による暫定メンバーへの挑戦という図式が非常に似通っており、SIXTEENファンからも疑問の声が上がっています。

また、パクリ疑惑の他に番組趣旨に苦言を呈す人間も多数存在するようでした。
大量のアイドルを一気に抱え込みファンに好きなメンバーを支持させるというやり方は若い女性の使い捨てるやり方だという批判が多く、『ラストアイドル』はお金儲けや視聴率稼ぎの為にアイドルに憧れる女の子を食い物にしようとしているという声が相次いでいます。

また、まだ芽が出ていないAKB系列のメンバーを数多く抱え、新劇場の設立など大掛かりな公約を放置した状態で新企画をスタートした事から現AKBグループの育成を放棄したのかという疑惑の声も上がっています。

番組内容を発表した瞬間から批判の声が上がっており、他のアイドルグループのファンからは「『ラストアイドル』に応募して欲しくない」という声が相次いでいる秋元康の『ラストアイドル』。

条件は破格ですのでこれからアイドルになりたい女性の応募は多いでしょうが、ラストアイドルの特徴である現役アイドルからのオーディション応募はあるのでしょうか？

若くて可愛い女性の需要はいつでも高いのでこれがヒットすればこういった企画が増えてくるかもしれませんね。