つんく♂が声を取り戻した!?どんな声になった!?

音楽プロデューサーで人気バンド「シャ乱Q」のボーカル「つんく♂」さんが食道発声法によって会話での意思疎通ができるようになったことを明かしました。2014年10月、つんく♂さんは喉頭がんのため声帯を摘出。その後懸命なリハビリによって声を取り戻しました。
そこで今回はこれまでの「つんく♂」さんの経歴やがん発覚、そしてリハビリ生活についてご紹介します。

シャ乱Q「つんく♂」とは?

プロフィール
本名 寺田光男
生年月日 1968年10月29日
出身 大阪府東大阪市
学歴 近畿大学商学部卒業
職業 シンガーソングライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、タレント
デビュー 1988年

デビュー当初

1988年に、同じ近畿大学で知り合った学生が「シャ乱Q」を結成します。デビュー後はあまり売れず、低迷期が続きます。しかし1994年、誰もがいとど聴いたことがあるシングル曲「シングルベッド」をリリースします。
この「シングルベッド」はなんと200万枚を超える大ヒットを記録し、一躍人気バンドへと成長しました!

数多くのヒット曲をリリース!

1995年には「ズルい女」がミリオンヒット!このときにはもうテレビに出まくりでした!とても懐かしい!
そしてこの年には第46回NHK紅白歌合戦にも出場。音楽業界や世間からも認められるビッグバンドとなりました!
その後も数多くのヒット曲をリリースします。その傍らシャ乱Qのメンバーはバラエティー音楽番組にも出演。ダウンタウン浜田雅功さんとの絡みはとても新鮮でしたよね!

つんく♂が感じたダウンタウン浜田雅功との絡み方とは?

シャ乱Qは多くのヒット曲を生み出してきましたが、その勢いに乗りバラエティー音楽番組やライブにも積極的に出演。音楽バラエティー番組「HEY!HEY!HEY!」ではダウンタウン浜田雅功さんとの絡み方を覚えました。
つんく♂さんは、「浜田さんに頭をたたかれるとその人は絶対に売れる」という法則を見いだしました笑
つんく♂さんもこの当時はノリに乗っていたので番組ではちょっとした自慢話なんかも・・・すると浜田さんから「なんやねん!」と頭をたたかれていました。
確かに「浜田さんに頭をたたかれると売れる」という法則はあっているかもしれませんね!最近では「ももち」こと「嗣永桃子」さんが浜田さんに「頭をたたいてほしい!」と言っていましたよね。嗣永さんも「浜田さんに頭をたたかれると売れる」ことがわかっていたのではないでしょうか?

シャ乱Q活動休止

人気アーティストとなったシャ乱Qですが、1999年に突然の活動休止宣言。理由はシャ乱Qメンバー「しゅう」さんが女性への暴行事件で逮捕されたことがあげられます。ちょうど結成10年という節目でしたが、残念な形で活動を休止する結果となってしまいました。

つんく♂のプロデュース活動

2001年から本格的にプロデュース活動に専念します。つんく♂さんがプロデュースした歌手は、例えば「モーニング娘。」今も十分人気グループですが、当時の勢いはすごかったですもんね!女の子が歌をまねしたり、モーニング娘。のトレーディングカードを持っていた女の子も多かったです。
しかしつんく♂さん自身は「自分がプロデューする歌手をアイドル扱いするのは嫌。本格派のヴォーカルダンスグループをプロデュースしたい!」と答えています。つんく♂さんの歌手に対する強い気持ちを伺うことができました。

シャ乱Q活動再開!

2006年、ファンが待ちこがれていたシャ乱Qの活動再開宣言が発表されました。再開後初めてテレビ出演した番組は以前も多く出演していた「HEY!HEY!HEY!」。浜田さんとの交流も深いので今回このような形で復活することができました。
その後もライブ活動やバラエティー番組への出演。作詞作曲家としても活躍しました。

活動20周年記念!

2008年には「シャ乱Q結成20周年記念フェスティバル」を開催。ここには当時シャ乱Qとともに音楽活動をしていた歌手の「KAN」、「黒澤健一」、「森下千里」、「五木ひろし」など、そうそうたるメンバーが集まりました。
ほかにもゲストや有名人などがライブに参加し、シャ乱Q結成20周年記念を祝いました。

本格的な歌手活動

2013年には結成25周年を達成し、シャ乱Qメンバーが本格的な歌手活動をすることが決定しました。東京都渋谷区のライブハウスではメンバーが記者会見をして今後のライブ日程やツアーの企画、大ヒット曲「シングルベッド」の再レコーディングなどが発表されました。

つんく♂が「喉頭がん」を告白・・・

2014年3月6日、シャ乱Qのつんく♂さんが「喉頭がん」を発症したと告白しました。つんく♂さんは以前喉頭がんで手術を受けていましたが、今回はそのがんが再発をしてしまいました。

喉頭がんとは?

喉頭とはのど仏の仲にあり、この喉頭周辺にできるがんを「喉頭がん」と呼びます。喉頭がんの原因としては主に「タバコ」、「喉の疲労」、「遺伝」があります。
つんく♂さん自身は煙草を吸わないので、「喉の疲労(酷使)」や「遺伝」が考えられます。歌手としてのどに大きな負担を抱えてしまい、その負担が限界を超えてしまったことが理由としてあげられます。
初期症状としては「声のかすれ」だそうです。つんく♂は2000代初頭から声帯左側に違和感があり、たびたび病院に通うことも・・・そして活動再開後も声全体がハスキーになり、ライブでも声がかすれるようになりました。そして2014年3月に喉頭がんが発見されました。

食道発声法とは?

2014年には歌手の命である「声帯」を摘出。つんく♂さんは声を失ってしまいました。しかし2016年1月18日発売の「新潮45・2月号」では、「食道発声法」という方法で声を発することができたことを告白しました。
食道発声法とは声帯を失ってしまった人が口や鼻から空気を取り込み、それを逆流させて食道の粘膜を振動させます。
声帯を失ってしまった方は、この発声法で自分の声を取り戻そうとするのですが、とても難しく、あきらめてしまう人も多いそうです。しかしつんく♂さんはレッスンの初日に「あ」という音が出せたそうです。やっぱりすごいですよね!
今では家族や友人とともに会話でコミュニケーションをとれているとか。
本当にうれしいですね!!

まとめ

今回はシャ乱Qのボーカルとして数多くのヒット曲を生み出した「つんく♂」さんについてご紹介しました。つんく♂は「シングルベッド」、「ズルい女」などのミリオン曲を生み出し、音楽界のトップに君臨していました。

一度活動休止を宣言しましたが、2013年からは本格的なグループ活動を再開。誰もがシャ乱Qの復活を望んでいましたが、つんく♂さんが「喉頭がん」に・・・歌手にとって命とも言える声帯も失ってしまいました。

しかし「食道発声法」という方法で、「意思疎通ができるようになった」ことを告白しました。まだ小さい音しか出せないそうですが、声大きさは徐々にあがってきているとか。
また元気でかっこいいつんく♂さんの姿を見たいですね!

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