9日のフジテレビ「ワイドナショー」にベッキーが出演しました。
番組冒頭、出演者達に一斉に視線を集中され、笑顔で挨拶をしたベッキー。

東野幸治さんが「よく出演した」と振った際には「何でも答えますよ」と公言した通り、今週活動自粛を発表したゲスの極み乙女の話題に早速入りました。

ＭＣの松本人志さんが「旬な話題がある時に関係者を呼ぶのは何か違う」とし「呼んだ時に例のカレが何かあったら触れなきゃならないし」と、コメンテーターとして呼んだのは意図としてではないと、声を上げていました。


実際、不倫関係にあったゲスの極み乙女のボーカル川谷絵音さんが、未成年と飲酒の席に同席していた事が、明るみになった今週のネタに、タイミングよく出演となったベッキー。
松ちゃんが「本当に何かあっちゃったから触れなきゃならないじゃん」と、声をあげると周りからは笑いが起きた。

この話題のＶＴＲが流れてる最中、ワイプで抜かれていたベッキーの顔は、気丈に見せようと努力していた節があり、時折何とも言えない複雑な表情も見せていました。

極度の緊張をして臨んだ収録。
顔も、緊張の為か無理に笑顔を作っているようにも見えました。
激ヤセ報道もあったが、髪型のせいなのか元々の丸顔が綺麗に見えるヘアスタイルで、頬がコケたりした弱々しい感じも見られなかった。

番組の冒頭で紹介があった通り、最初のニュースでゲス極・川谷さんの話題に。
これに対して、ベッキーにコメントを求めたところ、慎重な面持ちで言葉を選びながら語りました。

「1月に私との騒動があり、世間の皆様から厳しい声を私にも川谷さんにもいただいて、世間の厳しい目がある中で活動したり生活したりしていて、そういった中でこういう行動をとってしまったのは、未然に防げたことなんじゃないかな、とは思っています」

気丈にコメントをしたベッキーですが、この事は事前に聞かれると想定していたので、発言するコメントは元々考えてきたのでしょう。
スラスラと出てきた言葉はまるでセリフのようで、事前に言葉を選んで選んで、自分も卑下しながらのコメントに慎重さが伺えました。

ただ、以前のような元気印のベッキーは抑えたキャラを、今回は演じていたような感じがしました。

元気が印象的なベッキーにしては、ウザさが取れて丁度いいと言えばいいのだが、少し物足りなさも感じた出演でした。
以前とは違いキンキンした声を張るわけでもなく、遠慮しながらの発言にも見えました。

ただ、他に出演していたコメンテーターのヒロミや堀潤さんのコメントに対して、目線を合わせ一生懸命聞いていた印象も深かったです。

番組の最後に「ベッキーに聞きたいこと」ととして、芸能レポーターの長谷川まさ子さん筆頭にベッキーに質問をぶつけるコーナーも設けられました。

ベッキーは最初ビビリながらも、「レギュラー番組に戻りたいか」の質問に、ハッキリと「戻りたい」としながらも「大人の事情が色々と・・・」と、すんなり戻れない事も覚悟していると。

松ちゃん曰く、キャラをどういう風に持っていくかがこれからの問題とし、清潔感があるベッキーが下ネタを話し始めてヨゴれになるのも違うし、元モーニング娘の矢口真里さんを引き合いに、笑いに持って行くのは流石でした。

芸能人は2度ブレークチャンスがあると、この日一緒に出演していたヒロミが、自身の経験を話しながらエールを送っていました。

8年ぶりのアルバムを発売した、ベッキーもファンだとする宇多田ヒカルも引き合いに出し、2度目のチャンスを逃さないで欲しいと、やさしいおじ様方に心強いエールをもらっていました。

今回、ベッキーのワイドナショー出演はいい方向に向かったと思われる内容でした。

以前は中居正広さんのTBS「金曜日のスマイルたちへ」で、嘘は言わない約束で独白し中居君によって反省している事を世間に知ってもらえました。
今回は、松ちゃんやヒロミ、東野幸治さんによって笑いを交えながら軽快とまではいかなかったが、以前のベッキーに戻りつつある様子も伺えました。
視聴者は、嫌な印象はそれほど持たなかったのでは？と憶測ですが感じられます。

ただ、画面からも伝わる以前のようなハツラツさが無くなった分、劣化した！？の声もチラホラ。
肌は相変わらず美白できれいなのだが、髪型のせいなのか口元が歪んで見えたり、目尻の小じわが目立っていたようにも見えました。

最後の最後に、恋愛の話を振られたベッキー。
「今は・・・」といささか引き気味だったが、周りから「いい歳なんだから」と勧められ前向きに捉えているところに、松ちゃんが「高畑さんとか・・・」の発言に、スタジオ内は失笑となり、エンディングを迎えました。