9月17日に行われた広島対中日の試合で守備の妨害を行ったと言われる広島ファンの男性の名前や勤務先などがネット上で特定され、お祭り騒ぎのような大炎上が発生しています。

Facebookを見る限りファンの男性や一部の広島ファンは炎上後も反省の色を一切見せていないようです。

騒ぎの原因となった守備妨害が起こったのは9月17日に行われた広島対中日の試合中。
8回の1塁1死、広島－中日が1－5の場面です。
広島の丸選手が打った球を左翼にいた中日の工藤選手が捕球しに行き、工藤選手がフェンス際のボールをグローブでキャッチしようとしたところで事件は起こりました。

なんと工藤選手がボールをとろうとした直前にホームランボールを欲しがった観客の一人がフェンスの後ろから手を伸ばし、選手より先にボールを捕ってフェンスの向こう側に持っていってしまったのです。

この結果打席の結果がホームランとなってしまい、中日側や一部の審判団から20本目の本塁打に物言いがついてしまう結果となります。

守備妨害かホームランかの判断をつけることが出来ずにビデオ判定を行った審判団の人達。
判定の結果、ピッチングはホームランとみなされて広島は3－5となりました。

この後点数は動かず結局試合は3－5で広島が破れる結果となったのですが…審判団が下したビデオ判定の結果に納得がいかないファンが大爆発を起こします。

画像は観客の男性が中日選手の上からボールを持っていってしまった場面。
画像をアップにしてみても写真上は選手のグローブの上から自分のグローブを被せて守備を妨害しているように見えます。

放物線を見る限りボールを捕らなかったとしてもフェンスにボールが当たってホームランにならなかったと思われますが…。
報道にあったこの画像の通り、審判団の結果に納得がいかない野球ファンはかなりの数に上ったようです。

画像は試合後ファンのFacebookアカウントにアップされたボールの画像。
守備妨害を行ったと思われている所で自慢気にボールの画像をアップしてしまい、完全に野球ファンの怒りを買ってしまう結果となりました。

この後、このFacebookアカウントから男性ファンの特定が進められることになってしまいます。

まず真っ先に特定され拡散されてしまったのは男性ファンの名前と顔写真。
Facebookは本名による登録が義務であり、顔写真も多く投稿されていたため男性ファンの名前と顔写真はあっという間に本人だと特定されるハメになりました。

この方の名前は巻幡健吾(まきはた けんご)さんといい、広島県福山市に住んでいる広島県尾道市出身の方のようです。
生粋の広島生まれ広島育ちの方だったようですね。長年広島ファンの方なのでしょうか?

さらに、Facebookで本人特定がされてすぐ勤務先と勤務先住所も特定されてしまいました。
情報を見る限りスポーツ用品店『ミズノ』の立町店で勤務しており、毎日福山市から広島市まで市を跨いで通勤している事が分かります。

マナー違反をしたファンがスポーツ用品店の従業員だったという事もあり、一部では不買活動が始まりかねない状態なんだとか…。

巻幡健吾さんはFacebookの日記で息子の顔写真と名前まで公開してしまっており、過激な野球ファンの間ではこの息子さんの通う中学校の特定まで始まっているよう。
父親の不祥事でさらされる息子の気持ちはどういう物なのでしょうか…。

息子さんの名前が巻幡拓也(まきはた たくや)くんであり、お受験勢でない限りは今年の四月に広島県福山市内の中学校にに進学した15歳の子だというところまで特定されてしまっているようですね。

広島が25年ぶりに優勝し、本拠地である広島県は毎日優勝セールを行うなどといったお祭り騒ぎになっています。
そういった盛り上がりで常識のタガが外れ、こういった行為に走ってしまった人が現れてしまったのかもしれませんね。

野球ファンは他の趣味ジャンルに比べて比較的年齢層が高く、経済力や行動範囲も子供に比べて格段に大きい方が多いためこれからの巻幡さん一家が心配になる出来事でした。
同じ野球ファンの株を下げないためにも野球観戦はマナーを守って行いたいものですね。