「いくら家賃が安くても、事故物件には住みたくない」という人がほとんどです。
しかし、逆に「事故物件とか気にならない。安くてラッキー」と考える人も少なからずいます。
実際に事故物件に住んでいる人、住んだことがある人の話を聞いていきましょう。

一人目のお話は、元住人が病死で亡くなった部屋です。
初めての事故物件ということで不安だったそうですが、知り合いに「病死だったら大丈夫！」と言われ、住み始めたそうです。

この人の場合、交通事故以外、特に異変がなかったそうです。
事故物件の中でも、病死だったら大丈夫という人は多いと思います。

二人目のお話は、元住人が首吊り自殺をし、そのまま一ヶ月発見されなかった部屋です。
不動産屋さんの話では、遺体の体液が床の下まで染み込んでいて、床材を全部張り替えたそうです。

この人は結婚し妻ができましたが、そのままこの部屋に住み続けました。
その後子供ができたので引っ越しましたが、引越し先も家賃が安い事故物件と考えているようです。

三人目のお話は、全国ニュースにもなった連続殺人事件の現場になった部屋です。
病死や自殺は大丈夫でも、殺人事件は駄目という人がほとんどではないでしょうか？

この人の場合、事件があった部屋よりも周りの環境に不満があったみたいです。
しかし、特に霊的な異変は気にならなかったと言っていました。

なぜ、上で話しを聞いた人たちのように、事故物件に進んで住む人がいるのでしょうか？
異変がなくても、そこで事件があると思うと、なんとなく不安になりますよね。
しかし、事故物件には不安を我慢できるほどのメリットがあります。

事故物件では入居者獲得のため、相場の家賃より安くします。
中には元の家賃より半額以上安くする物件もあります。
さらに、敷金・礼金なしの家具付きの物件もあるらしく、本当に事故物件にさえ目を瞑れば、最高の部屋と言えます。

自分の住みたい街に事故物件があったら、入居を検討してみてもいいかもしれません。

部屋を決める前に、誰でも内見すると思いますがその時、日本酒を持って上のテストをやってください。
事故物件との相性が良かったら入居してよし、悪かったら他の部屋を探してみましょう。

事故物件は全国に何万とあります。異変を感じることができるのは、極一部の物件だと思います。
しかし、不安を感じて住み始めると、些細なことで「何かあった！」と精神的に落ち着きません。
事故物件に住みたいなら、「俺は見えないものを信じない！」と絶対的な自信を持ちましょう。