印象深い初対面にするには?どうしても顔を覚えてしまう名刺の作り方
あなたは名刺交換の本当に目的を知っていますか?
名刺交換は相手に自分の顔を覚えてもらうためにします。
小さい名刺でいかに自分を覚えてもらえるか、作り方のコツをここで紹介します。
名刺をわたす理由と役割
社会人になると、名刺を作って初対面の人に、営業先の人に渡します。
しかし、この名刺はただ渡すことを目的として作るのではありません。
ビジネスの常識だから、仕事につながる可能性があるから、と何となく従うような名刺の持ち方をしていると、名刺は本来の目的を果たしてくれません。
あなたはなんのために名刺を配りますか?知り合いをつくるため、仕事を円滑にするため、仕事を得るため、パートナーを探すため…などなど。ひとによって様々な目的があると思います。
このようにただ名刺を渡して終わりということではなく、この先のビジネスチャンスを掴むために渡します。
確かに名刺交換の最終目的はビジネスチャンスを掴むことにあります。
ですが、いきなりチャンスが来るわけではなく、本当に大切なことは自分のことを覚えてもらうことです。
名刺を交換するという行為は、自己紹介をするのと同様の意味を持つのです。相手はその名刺を受け取って確認をすることで自分のことを理解してくれます。そのため、自分を知ってもらうための大事なツールでもあるビジネス名刺を作る時は、相手に何を伝えたいのかをしっかりと把握して作ることが重要です。
名刺は言わば自己紹介のようなものです。
名刺は55mm✕91mmと小さく、載せる情報は限られます。
この小さい紙を使って、相手に自分のことを覚えてもらうように工夫しましょう。
何事もバランスが大事!見やすい名刺を作るポイント
名刺は小さい紙ですから、以下のことは最低限載せるべきです。
氏名
会社名
会社ロゴ
部署名・役職名
住所
電話番号
SNSアカウント
HPのURL
これに加えて顔写真を載せる人もいますが、これにはメリット・デメリットがあります。
メリットは顔を覚えてもらえやすい、他人の名刺より目立つことの2つです。
デメリットは幅を取ってしまい他の情報を載せるのが難しくなります。
写真を乗せる時は自分自身をアピールしたいか、所属している会社をアピールしたいか、考えましょう。
次に上記で紹介した名刺に載せる内容を、相手に覚えてもらうポイントを紹介します。
①余白を活用しよう
版面率とは、紙面に対してどれだけ文字や写真などの「ガラ」が入っているかの割合です。
基本的に版面率の大小でこのような効果が出ます。
余白の使い方は印象調整だけではありません。
目立たせたい要素は他より大きく・周りに余白持たせる
似た要素はグルーピングしてまとめる、フォント・サイズなどを揃える(住所と電話番号など)
一番覚えてほしい情報の周りに余白を作ると、他の情報より目立たせることができます。
②ジャンプ率を大きくする
ジャンプ率とは、名刺の中の「最も大きな字と最も小さな字の大小差」のことです。このバランスを適切に取ることで見やすい名刺ができます。
例えば、ジャンプ率を大きくとると、インパクトや「積極的」で「元気」な印象を持たせることが可能です。一方、ジャンプ率を小さくとると、「落ち着いた」「真面目」な印象を持たせることが可能です。
①と同じで覚えてもらいたい情報を目立たせることができます。
ただし、あまりに大きすぎると他の文字がかけなくなったり小さくなって読みにくくなるので、文字の大きさは注意しましょう。
③文字の配置は揃える
文字情報を揃えることで、スッキリとした印象の名刺になります。
最も扱いやすいのは「左揃え」です。
左揃えは一番オシャレに見える配置です。
そして、一番扱いにくいのがセンター揃えです。文字の量や大きさが原因でバランスの悪いデザインになってしまいます。
※実際に印刷して名刺のデザインを確認
上記の3つのポイントを意識することで、名刺を渡した相手に覚えてもらいやすくなります。
ただし、これらはあくまでパソコンで制作している段階の話で、実際に印刷してみると微妙な違いが起こるのです。
紙の質感や厚みなどによって印刷イメージは変わってくるため、ドラフト作成サービスのサンプルで実際に確かめてみて、それから種類を選ぶのがおすすめです。
まずは完成したチラシを自分のプリンタで印刷しましょう。
画面内だと、画面の大きさの制約などから細かい点を見落としがちです。
印刷した実物を手に持ってみると、細かいミスが見つかりやすくなります。
こんな名刺ってありなの?珍デザインの名刺を紹介
人によっては、読みやすさをそこそこに見た時のインパクトを重視した名刺を作る人もいます。
その例を何個か紹介します。
このように個性溢れる名刺を作る人もいます。
ただしこれは特定の会社に所属していないフリーランス向けの名刺です。
普通に会社に所属し仕事をしている人は、上で説明したような作り方で名刺を作りましょう。
名刺はこの先も繋がるためのもの
社会時になると多くの人と接するため、会った人全てを覚えるのは大変です。そこで、名刺を貰ってどのような人だったのかを思い出します。
名刺を渡した企業や相手が、新しいビジネスを始める際に自分のことを選んでもらうためにも、印象に残りやすく覚えやすいような名刺を作ることが大切です。
名刺でいちばん大切なのは自分または所属会社を覚えてもらうことです。
上で紹介した作り方で、仕事が取れるような名刺を作ってみてください。
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