冬はお風呂に入るのが辛い!浴室の寒さ問題

浴室の寒さで悩む人の声

浴室の寒さで悩む人の声

気温が下がり、寒さが厳しくなる冬。
その寒さから、「お風呂に入るのが辛い!」という方が急増しているようです。

寒い( ’ω’)
シャワー浴びたところなんだけど浴室が寒すぎて死ぬ

出典:Twitter

寒い日のシャワーはつらい(´~`)
浴室くっそ寒いから、体拭いて服着るまでが地獄(ง ˙ω˙)ว(ง ˙ω˙)ว

出典:Twitter

浴室寒いと風呂入る気が一気に失せるからこの時期いやだ

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特に、お風呂から上がって脱衣所で着替えるときなどは辛いですよね。
お風呂に入る気力が失せるのも分かります。
では、このような浴室の寒さ、解消する方法はあるのでしょうか?

寒いのは我慢しちゃダメ!浴室の寒さ対策をする必要性

寒さ対策をしないとどうなる?

寒さ対策をしないとどうなる?

寒さを我慢して、お風呂に入っているという方は多いでしょう。
しかし、浴室での寒さは身体に大きな負担をかけてしまうことが分かっているのです。

浴室の寒さによる身体への影響として、最も怖いのが「ヒートショック」です。

ヒートショックとは?

例えば暖かい部屋から寒い屋外に移動したとき、血圧は上昇します。また、冷たい水に触れるだけで、20mmHg以上も血圧が上昇することがあります。このように、急激な温度変化で血圧は乱高下しますが、その血圧変動によって起こる健康被害のことをヒートショックといいます。
ヒートショックの原因とは?
冬場、寒い脱衣所で服を脱いで裸になり、冷え切った浴室に入ると血管がびっくりして縮み、血圧が急激に上がります。その状態で熱いお湯に浸かれば、さらに血圧が急上昇。しかし体が温まることで血管は広がりだし、今度は逆に血圧が下がってしまいます。このような血圧の乱高下が心臓に大きな負担をかけて、ヒートショックを招くのです。

ヒートショックは、特に65歳以上の高齢者に多いと言われています。
また、肥満傾向にある方もヒートショックに陥る危険性が高いので注意が必要です。

高齢者の方達のように体が弱いという以外にも、浴室に問題があれば若い人でも発症する危険があります。家が古く、隙間風によってタイルが冷えて、常に体温が冷えていた場合、お風呂に入った時の温度が激しくなります。

結露によるカビ・ダニの発生

結露によるカビ・ダニの発生

浴室の寒さは、ヒートショックだけではありません。
冬は結露によって浴室にカビやダニが発生しやすいのも問題の一つです。

夜の間の家事や入浴、呼吸などで室内はたくさんの水蒸気が発生しています。外気の冷たさと相まって、冷たい窓や壁に当たって水になるのが結露。



結露がたまる窓枠やカーテンなど、ちょっと油断するとすぐにカビが発生するので注意が必要です。
第2段階 放っておくとダニが発生
結露が原因でカーテンなどが常に湿っぽい状態になるとカビが発生します。そうすると、発生したカビの胞子、ダニのふんや死骸が浮遊し、それをエサにするダニも発生します。

ダニやカビが発生すると、アレルギーを患ってしまう可能性が高くなります。アレルギーの症状は、鼻炎や喘息、皮膚炎や目が痒くなるといったものがあるので、発症してしまうと苦しい思いをするはずです。

浴室が寒いままだと、ヒートショックやアレルギー疾患の恐れがあります。このような症状を引き起こさないためにも、浴室の寒さ対策はしっかり行っておくことが大切です。

寒波に負けるな!簡単にできる浴室の寒さ対策

入浴する際の温度差をなくすためには、浴室の寒さを改善して温かくすることが重要です。
簡単に浴室を温めることができる方法を、いくつか紹介します。

お風呂のお湯の蒸気で温める!

お風呂のお湯の蒸気で温める!

浴槽にお湯を溜める時は、お湯が溜まっても蓋を閉めずにそのままにしておきます。蓋を閉めないことで、浴室に温かい蒸気を充満させますから、室温を上昇させることが可能です。

蓋を閉めないので、お湯の温度が下がってしまうため、お湯の温度を少し高めにしておけば丁度いい温度になるでしょう。

シャワーを壁に向けてかける
高温のお湯が出ない場合は、シャワーを壁に向けて流しておきましょう。
温度は45度前後にしてください。
もったいない気もしますが、数分間だけです。
これだけでも浴室はだいぶ暖まるでしょう。
窓から冷気を遮断する

窓から冷気を遮断する

入浴前に浴室の窓を閉めても、風のせいでタイルや壁は冷たくなっています。それでは、せっかく溜めたお湯も冷めてしまうので、入浴する2時間程前に窓を閉めてから、お湯を溜めたほうがいいです。

窓ガラスに、冷気を遮断する断熱シートを貼ることもおすすめです。他にも、シャワーカーテンを取り付けるなど、DIYで対策することもできます。

お風呂に床シートを敷く
浴室の床が冷たい時に自分でDIYできるように冷たくない床シートが売られています。

すのこを敷く
自分でシートを敷くのは面倒という場合にはすのこを敷くことで簡単に寒さ対策が出来ます。木というのは触った時に冷たさを感じにくいので「ひゃー冷たい!」ということはなくなるでしょう。

これらの方法だと、すぐに実践できるので便利ですね。
浴室の寒さ対策として、手始めに試してみてはいかがでしょうか。

根本的に浴室の寒さを解決する方法

浴室自体が古い場合は、様々な対策をしても根本的な解決にはなりません。
その場合、浴室暖房機や浴室リフォームを行う必要があります。

浴室暖房機

「浴室暖房機」は、「浴室乾燥機」「浴室乾燥暖房機」と呼ぶこともあります。基本的には、スイッチ1つで素早く浴室や脱衣所に温風を送り温める機器です。また、使用後の浴室を乾燥する役目もあります。そして、浴室にパイプを取り付け洗濯後の衣類をハンガーでつるせば、衣類乾燥機として使用することもできるのです。

浴室暖房機を設置すれば脱衣所や浴室が暖かくなるので、部屋の中との温度差が少なくなり、ヒートショックの危険性を防ぐことができます。また、湿気がこもりがちな浴室を乾燥させてくれるので、カビやダニの発生を防ぐ効果も期待できます。

浴室リフォーム

浴室の床リフォームを行うと、浴室全体の印象が変わるだけでなく、機能性がアップします。例えば、滑りにくい床材にしたり、乾燥しやすく湿気がこもりにくい床にしたりするのも、アイディアの一つです。浴室に入ったときに、すぐに体が温まるように暖房が効く浴室の床リフォームをするのも良いでしょう。

他にも、「内窓を設置して冷気が入らないようにする」「保温性のあるユニットバスにする」などの方法もあります。窓は浴室を寒くする大きな原因なので、内窓を設置すること格段に断熱効果を高めることができます。

もう寒さを我慢するのはやめよう!快適な入浴タイムを過ごすために

浴室が寒すぎて、冬はお風呂に入るのが億劫になりがちです。
しかし、寒さを解消するための方法はたくさんあるので、無理に我慢する必要はありません。
今回紹介した浴室の寒さ対策を実践して、冬でも快適な入浴タイムを過ごしていきましょう!

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