2017年9月。安室奈美恵さんが1年後に引退すると宣言したのと同時期に、ひっそりと発表されたのが光宗薫さんの活動休止宣言。ここではそんな光宗さんの、2017年までの6年間の活動の経歴を中心に振り返ってみたいと思います。

・本名　　　　：非公表
・生年月日　　：1993年4月26日
・血液型　　　：O型
・年齢　　　　：24歳　　　（2017年9月現在）
・出身地　　　：大阪府
・身長　　　　：168cm
・スリーサイズ：B82・W61・H82
・所属事務所　：フレイヴ エンターテインメント

2011年11月、18歳の時にAKB48の13期生として『AKB48 6周年記念公演』の舞台に初登場。この前にはモデルオーディションでグランプリを獲得していますが、芸能界デビューはこの舞台となっています。

光宗薫さんのデビュー前の貴重な映像。当時アルバイトをしていた大阪日本橋のメイドカフェの映像に、メイド姿の光宗さんが登場しています。

AKB48の新メンバーとして舞台に立つ8か月前、「神コレモデルオーディション」に参加した光宗薫さんは見事にグランプリを獲得。この時点ですでにズバ抜けたポテンシャルを発揮しています。

AKB48のメンバーは加入するとまずは研究生として日々レッスンに明け暮れます。そして劇場でのデビューを目指すものですが、光宗薫さんはその枠を飛び出した活躍を見せます。
舞台デビューからわずか2か月後の2012年1月、『週刊プレイボーイ』でgyラビアデビュー。CM出演も決まるなど、スーパー研究生として活躍を始めます。

スーパー研究生として活躍する光宗薫さんは、2012年4月放映のドラマ『ATARU』に出演し女優デビュー。この当時もまだ身分は研究生であり、AKB48のフロントメンバーでもなかなかドラマに出演できない状況ながら、まさに異例の活躍を見せつけます。

八面六臂の活躍を見せる光宗薫さんは、2012年8月に行われた「AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜」でAKB48の正規メンバーへの昇格が決定。初日の公園で発表をされる予定でしたが、体調不良でこの公園への出演を辞退。同時にAKB48としての活動自体も辞退することになります。

これが光宗さんにとって最初の「活動休止」であり、この休止は2年ほどに及びます。

体調不良で活動を休止していた光宗薫さんの復帰作品となったのは、レギュラー出演していたドラマ『ATARU』の映画版でした。この復帰にはドラマプロデューサーをはじめ、主演を務めた中居正広さんや他の共演者の尽力もあったようです。
そんな経緯を綴った、ドラマプロデューサーのツイッターをご紹介します。

劇場版『ATARU』出演後は、ゆっくりと芸能活動を再開。同時に披露したのが「絵」の才能でした。2014年頃に出演したバラエティ番組『プレバト』では水彩画の実力を発揮。特待生になるほどの実力を見せています。

2012年に続き2017年も「体調不良」による活動休止を宣言した光宗薫さん。ネット上では様々な憶測が流れています。
一番多いのは「うつ病」であるという予想。光宗さんは自らの画力を生かして、個展を開いたこともあるのですが、その時に発表された絵が「病んでいる」と話題になりました。

確かにかなり独特な表現がお好きなようです。さらにこの「うつ病」説を加速させたのが、「激太り写真」の流出でした。

この写真、一見「激太り」というほど太くもないように見えますが、光宗薫さんのお腹あたりに注目してみると、相当太っているように見えます。もちろんそういうデザインの服だったり、お腹に何かを詰めている可能性もありますが、顔のあたりに手を持ってくるポーズは、顔が大きい人が顔を小さく見せるためにやりがちなポーズ。
ひょっとしたらこの時期は「過食」の時期だったのかもしれません。

激太りがあれば激やせもあるわけで、この写真は2015年公開の映画『ピースオブケイク』のイベントでの1枚。中央が光宗薫さんですが、やせすぎて頬骨が浮き出すという、ちょっと痛々しいほどの姿となっています。
この時期は「拒食」の時期だったのでしょう。

2017年の活動休止宣言は自筆の書面で発表した光宗薫さん。この書面を見ると、やはり10代のころから摂食障害があったことは間違いないようです。
これまではっきりとした病名や症状が発表されていなかったことから、一部では「ガンなのでは？」という噂までありましたが、どうやらそこまで重い症状ということはないようです。

文面からはまた復活を希望しているようにも見えるため、しばらくはゆっくりと休んで体調を万全にし、心に余裕ができたときに復活するということを期待したいところです。

光宗薫さんは幼いころから父親の仕事の関係もあり、日本中を転々とする、いわゆる転勤族と呼ばれる過程で育っています。小学校中学年からは大阪府で落ち着いたようですが、いわゆる幼馴染と言える友達を作るのは相当難しい環境だったと思われます。
大阪でようやく落ち着き、高校に進むころにはこの美貌ですから相当モテたはず。高校3年の頃にモデルオーディションに参加し、メイドカフェでアルバイトをしていたことを考えると、芸能界へのあこがれは強かったのではないでしょうか？

そしてデビュー。すると周りの同期とは明らかに違う待遇で、デビューして間もなくグラビア、CM、ドラマと一気に環境が一変します。あまりのスピードで変わる環境に、おそらく心が追いつかず、このころから摂食障害が出たのではないでしょうか？

あまりのプレッシャーと、体の不調でアイドル活動を断念すると、今度は猛烈なバッシングが起きます。「AKBを踏み台にして」、「正式メンバーにならないで脱退とかAKBとファンをナメている」など、心ない言葉がネット上では書き綴られていたようです。
芸能活動を休止すると、今度は何もない生活が待っていたはず。しかも古郷ではない東京で、です。光宗さんは相当寂しかったのではないでしょうか？

やがて周囲の助力や家族の助けなどで徐々に体調を回復させた光宗さんは、芸能活動を再開させます。当然暖かく迎えてくれる現場もあったでしょう。しかし、同時に新人女優に厳しく演技を指導する現場もあったはずです。そして作品が完成すればプロモーション。普通の心境、体調の芸能人でも厳しいスケジュールをこなすようになると、再び体調に異変をきたしてもおかしくはない話です。
そして苦渋の決断として2度目の「活動休止」を宣言。再び心と体を整えることを決断したのだと思います。

しばらく会えないということで、少々多めに光宗薫さんの写真を掲載してみました。
心と体の病を治すには、周囲の協力と長い時間が不可欠です。光宗さんにはしばらくゆっくり休んでいただきたいと思います。
さらに言えば、芸能活動をしていた6年間で、男性の噂がまったくなかったことも気になります。心の病にはそばで支えてくれる存在が不可欠。2017年で2度目の年女と迎えた立派な女性ですから、この休養期間に素敵なパートナーを見つけることができれば復帰も早まるかもしれません。

ここはひとつゆっくり彼女の復帰を待っていたいと思います。