何度不倫しても懲りない斉藤由貴

カリスマシンガー、プレイボーイ、そして医者

2017年、自身3度目の不倫報道が流れた斉藤由貴さん。当初の記者会見では不倫関係を否定していましたが、追撃の報道が出るとあっさり白旗。不倫関係を認めるコメントを出しました。

斉藤さんにとって不倫報道はこれで3度目。
報道されているだけで3度ということは、報道されていない不倫も含めると、どれだけ不倫をしているのか?
そんな斉藤さんの芸能生活や不倫騒動を振り返ってみたいと思います。

斉藤由貴のプロフィール

・本名    :小井由貴(いさらい・ゆき 旧姓・斉藤)
・生年月日  :1966年9月10日
・血液型   :B型
・年齢    :51歳   (2017年9月現在)
・出身地   :神奈川県
・身長    :161cm
・所属事務所 :東宝芸能

デビューのきっかけ

1984年に開催された「第1回東宝シンデレラオーディション」でファイナリストとなり、東宝芸能からデビュー。同年「第3回ミスマガジンコンテスト」でグランプリを獲得。
翌1985年に『卒業』で歌手デビューを果たすと35万枚を売り上げる大ヒットを記録。同年4月に『スケバン刑事』で主演し、トップアイドルとして人気を得ることになります。

アイドルとして活躍後の斉藤由貴さん

斉藤由貴さんは1994年に一般人である会社員男性と結婚。結婚後は芸能活動を控え、3人の子宝に恵まれます。
斉藤さんの芸能活動が盛んになってくるのは2007年頃から。そして2011年に、連続テレビ小説『おひさま』で原口房子役を演じ、役者としての地位を確立。
その後は名バイプレイヤーとして、個性的な演技を見せ多くの作品で活躍しています。

芸能活動は順調に見えますが…

芸能活動だけに注目すると順風満帆に見える斉藤由貴さんの人生ですが、私生活に目を移すとなかなか波乱万丈な人生を送っております。

キーワードは「不倫」。

1991年には尾崎豊さんと、1993年には川崎麻世さんと不倫騒動を起こしています。

そんな斉藤さんがモルモン教徒であることは有名なお話。
斉藤さんの不倫遍歴を見つつ、モルモン教の教えを調べると、なにやら腑に落ちない事実がいくつか見られましたのでまとめてみました。

斉藤由貴さんが信仰するモルモン教とは?

キリスト教から派生した異端宗派

斉藤由貴さんがモルモン教を信仰していることは有名なお話。では、そもそもモルモン教とはどのような宗教なのかを、簡単に解説していきましょう。

モルモン教は正式名称を「末日聖徒イエス・キリスト教会」といい、1830年にアメリカで誕生しました。こと宗教ですから難しい話を書き出すとキリがないので、ものすごく簡単に説明すると、「今のキリスト教の教えはまったく間違っているから、新しい宗派を作りなさい」という神の啓示を受けた方が起こした宗派ということになります。

そんな誕生の仕方ですから、当然本家であるキリスト教からは「異端」として見られており、「統一教会」、「エホバの証人」と並ぶ「三大異端」という見方をされているそうです。

モルモン教独特の戒律

モルモン教には独特な戒律があります。特に有名なものが3つ。

一つ目は「知恵の言葉」といわれるもの。
これは人間は健康でなければいけないという教えから、コーヒー、紅茶などのカフェインを含んだ飲料、アルコール、たばこ、違法薬物の接種を禁止するというもの。

二つ目は「純潔の律法」といわれるもの。
いわゆる婚前交渉は禁止という戒律。併せて示威行為や避妊なども禁止しています。
つまり夫婦間以外の肉体関係は禁止ということです。

三つ目が「献金の義務」といわれるもの。
モルモン教徒は収入の10分の1を献金することを義務付けられています。

これらの戒律を知ったうえで斉藤さんの不倫騒動を振り返ってみましょう。

斉藤由貴さんの不倫騒動

1991年 尾崎豊さんと不倫熱愛

1991年3月、写真週刊誌『フライデー』が、北海道小樽で尾崎豊さんと斉藤由貴さんが買い物をしている様子を掲載。当時すでに結婚しており、子供もいた尾崎さんにとっては不倫ということになります。
2人の出会いは写真が撮られる3か月ほど前。『月刊カドカワ』という雑誌での対談でした。

斉藤由貴さんは不倫の釈明記者会見で尾崎豊さんとの関係を「彼とは同志のような関係」と表現し、当時話題になりました。
2人の不倫関係は数か月後に終わり、尾崎豊さんは翌年亡くなられました。

尾崎さんの死に関しては疑問点が多く、それでも警察が「事件性なし」と判断したため様々な憶測が流れました。
そんな憶測の中には斉藤さんとの関係が関わっているとする説もありましたが、真相は闇の中です。

1993年 川崎麻世さんとの不倫が発覚

尾崎豊さんとの不倫から2年、尾崎さんの死から1年後、今度は俳優の川崎麻世さんとの不倫騒動で世間を驚かせた斉藤由貴さん。
川崎麻世さんといえば、奥様はあのカイヤ川崎さん。カイヤ川崎さんの強烈なキャラクターを印象付けたのがこの時の川崎麻世さんの不倫釈明会見でした。
自分の旦那の不倫釈明会見にカイヤさん三津からが駆け付け、終始鋭い視線で川崎さんを睨みつけ、返答がしどろもどろになると明らかに不機嫌になるカイヤさん。この後この夫婦は離婚や浮気などの話をネタに、テレビで活躍するようになりました。

一方、尾崎豊さんとの不倫釈明会見で、「彼とは同志のような関係」という名言を残した斉藤由貴さんは、川崎麻世さんとの不倫釈明会見では名言ではなく「迷言」を残します。

「とにかくなんで私という人は、いつも、毎度こんな風になってしまうのかなという気持ちがしますけども、前の人(尾崎豊さん)とのことがあったにもかかわらず、本当に学ばない人間なんだなと、自分のことながら悲しい気持ちです。」

これが会見前に斉藤さんが発表した声明文です。
自分で犯した不倫に対して、まるで他人事のように「こんな風になってしまうのかな?」と言ったことで、すっかり「天然女優」というレッテルを貼られることになります。

2017年 医師との不倫騒動発覚

2017年7月。1994年に結婚した後は不倫とは無縁のように見えた斉藤由貴さんですが、久々に不倫報道が流れます。お相手は斉藤さんの主治医という男性。映画館から恋人繋ぎをして出てくる写真を撮られてしまいました。

報道当初に行われた記者会見では、斉藤由貴さんは不倫の関係であることを否定。その上で疑われるような行動をしてしまったことを反省している様子でした。

自撮りにも見えるキス写真

自撮りにも見えるキス写真

衝撃のパンツ写真

衝撃のパンツ写真

しかし釈明会見後、待ってましたとばかりにマスコミが報じたのが斉藤由貴さんと不倫相手とみられる男性のキス写真。写真は非常に近距離で撮られており、状況を考えると自撮りをしているようにも思える1枚でした。
さらに衝撃の1枚が、不倫相手と目される男性が、斉藤さんの自宅と思われる室内で、頭に女性ものの下着を被って写っている写真。
下着が斉藤さんのものかどうかは不明ですが、それ以上に分からないのがなぜ被ったのか? そしてそれをなぜ撮ったのか?
常に一般人の予想のナナメ上をいく斉藤さんらしいといえばそれまでですが、もはや言い逃れのできない写真が流出してしまいました。

第二弾の写真流出に加え、不倫相手がテレビの取材を受けたところで斉藤由貴さんもギブアップ。人生3度目の不倫謝罪となりました。
結婚以降はプライベートでの問題も起こさず、順調に女優として活動してきたところにこの不倫騒動は大ダメージでしょう。

で、モルモン教的にこの騒動は大丈夫なの?

現在もモルモン教徒のようです

ここでモルモン教の戒律を思い出してみましょう。
「夫婦間以外での性行為は禁止」という項目がありますが、斉藤由貴さんはこの戒律に反しまくっているということになります。
そもそも表沙汰になった不倫が3件ということは、表沙汰になっていないものも含めると、どれだけ戒律を破ってきたのかという話になります。

この騒動があり、斉藤さんは、自分からモルモン教を棄教する考えがあったとの報道もあります。斉藤さんのこの考えに対しモルモン教は、「私たちの境界はあなたのような人のためにあるのです」と認めなかったと言われていますが、これが本当だとするとモルモン教の戒律とは何なんでしょう?

斉藤由貴さんを辞めさせない理由を勝手に推測

厳しいと言われているモルモン教の戒律を定期的に破っている斉藤由貴さんが、なぜモルモン教徒でいられるのか?
ネットに出回っている情報を元に、勝手に推測してみました。

旦那様が大幹部?

1994年に結婚した斉藤由貴さんですが、旦那様は一般の方ということでほとんど情報がありません。ネット上では「小井延安(いさらい・のぶやす)」さんという方ではないかと言われています。
さらにネット上での噂では、この旦那様がモルモン教の幹部(そういう役職があるかどうかすら不明ですが)との噂が。

つまり、斉藤さん自体は辞めさせたいものの、旦那様の顔を立てるために辞めさせられないという説があります。
モルモン教は不倫行為を認めていない上に、離婚も認めていません。旦那様が熱心な教徒だとすれば、斉藤さんがいくら不倫をしても離婚はできないということになります。
さらに、離婚しない限り斉藤さんは大幹部の奥様であり、軽々に辞めさせられないという理屈になります。

そもそも斉藤夫妻の馴れ初めは?

そもそも斉藤さんと小井さんの馴れ初めがなかなかトリッキーなことは業界では有名な話。
2人の結婚は採算触れているように1994年。2人が出会ったのが1993年9月と言われています。つまり、川崎麻世さんとの不倫報道の直後ということに。お互いモルモン教徒であれば、どこかの会合で出会ったとも推測できますが、実は小井さんはこの時期アメリカに留学していたことが濃厚なのだとか。
斉藤由貴さんも結婚の会見で、「彼はアメリカにいたので(不倫)騒動については知らない」と明言しています。

さて、なぜそのタイミングで、引き寄せられるようにアメリカ在住のご主人様と出会ったのでしょう? 当時斉藤さんは不倫騒動の影響であまりお仕事もなかった時期。フラッと渡米して、たまたまそこにいたご主人と出会ったのでしょうか? これが事実であれば小説にでもできそうな運命の出会いですが、そんなにうまくいくでしょうか?

囁かれるモルモン教の存在

すべて噂の域は出ませんが、斉藤由貴さんのご両親も熱心なモルモン教徒だそうです。そこでご両親とモルモン教の偉い方(?)が話し合い、「身元のしっかりした教徒を旦那としてあてがい、これ以上不倫などの問題を起こさぬように」仕組んだという噂があります。

確かにアメリカで運命の出会いをし、わずか1年で結婚に至ったというよりは、両親とその知り合いが見合いをさせたと考えたほうがすんなり受け入れられるような気がしますね。

金づるを手放したくない?

他にはモルモン教の「金づる」説も根強く囁かれています。
モルモン教には「収入の10分の1を寄付する」という義務があります。順調に芸能活動を続ける斉藤由貴さんは、教団にとっては重要な金づるであるとする説です。

とはいえこれはちょっと暴論かもしれません。
モルモン教は、キリスト教徒からは「異端」と思われていますが、世界中に1,500万人の信者を抱える大きな宗教団体です(2010年公式発表)。
斉藤さんの年収は、確かに同年代の女性に比べればはるかに多いでしょうが、信者1,500万人のなかで上位であるとは思えません。
所属事務所もデビューから変わらず東宝芸能であり、個人事務所というわけでもありません。ネット上では「年収は1億円超え」などと言われていますが、正直斉藤さんがそこまで稼いでいるとは考えにくいところ。
ですから「金づる」というほどの存在ではないのではないでしょうか。

どちらかというと、モルモン教徒を公表している日本人は珍しく、「広告塔」としての方が価値は高いかと思います。
とはいえその広告塔がこれだけ戒律を破ってしまっては、「モルモン教はだらしない宗教」という誤解を招きかねず、どちらかといえば教団としては辞めていただきたいのでは? と思われます。

それでも辞めたいとする斉藤さんを引き留めたのであれば、むしろ宗教団体としては正しい判断だったかもしれません。

今後の斉藤由貴は芸能活動自粛!?引退!?

この不倫騒動でレギュラーだったラジオ番組は休止になり、数社あったCM契約も即解除、もしくは契約延長はあり得ないという状況に陥った斉藤由貴さん。
女優としてもスポンサーの意向を反映すれば現場としては使いづらく、仕事の面では苦境にあると断言していいでしょう。

家庭の問題に関しては、家庭内で話し合ってはいるかと思いますが、旦那様が本当にモルモン教徒であれば離婚は回避できるでしょう。しかし、年頃のお子様がいるのは確かで、お子様の将来が気になるところです。

過去を振り返っても、自由奔放というか、天然というか、宗教の決まり以上に自分の感情で動いてしまう傾向のある斉藤さん。50の大台を超えても女であり続けることは素晴らしいとは思いますが、さすがにそろそろ落ち着かれた方がいいかと思います。

女優としては稀有な存在感のある方ですので、これまでの件を反省し、またドラマや映画で活躍されることを祈るばかりです。

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