小泉今日子が雑誌『MEKURU』で自宅公開!タバコふかす姿に喫煙者!?

男前過ぎる″男気エピソード”も調べてみました

1982年に「私の16才」でデビューした小泉今日子さんは、2017年で35周年を迎え、5月17日には記念アルバム「コイズミクロニクル コンプリートシングルベスト1982-2017」をリリース。

35年間も芸能界の第一線で活躍し、人気が衰えるどころか、最近また彼女の存在が大きくなってきたように感じられるのは、芸能界の女性タレントたちからも慕われている理由のひとつ、「男気」が、ファンだけでなく多くの人たちに知られるようになったことも、あるのではないでしょうか。

「小泉今日子の男気」とは何なのか。

ここでは彼女のこれまでの多くのエピソードの中からいくつかピックアップして、ひとりの女性の心の奥に存在するらしい、男気というものの正体を明らかにしてみようと思います。

芸能界で活躍する女優のみ招かれる飲み会『小泉会』

参加メンバーは誰!?

女性タレントに好かれ、リスペクトされる女性タレントというのも、そう多くないと思いますが、「小泉会」と呼ばれる彼女を中心にした。女子だけの飲み会があることは、ファンなら誰でも知っています。

参加メンバーは芸能界で活躍する女優のみ、具体的な名前を、一部だけでも挙げると、米倉涼子、内田有紀、長澤まさみ、吉高由里子、黒木メイサなど、主演クラスがそろっていて驚かされます。

男なら、一度でいいから参加してみたいと思うのではないでしょうか。

そこで小泉今日子会長と飲み、語り合い、意気投合した女優たちは、
彼女に心酔し、小泉流人生の生き方を実践する人も出てくるようになります。

観月ありさの熱愛フライデーは小泉会の影響だった!?

観月ありささんは、その筆頭ともいえる実践ぶりで「悪いことをしているのではないから、男女交際は堂々とすべき」という教えを実践し、写真週刊誌に撮られてしまったこともあります。

何が、そこまで女優たちを惹きつけるのか、それをひとつの言葉で表現すると、「男気」ということになるようです。

雑誌「MEKURU」での男気エピソード

スタッフわずか5名の出版元。自身を特集する雑誌からのオファーにひとこと「任せます」

2016年2月に発売された雑誌「MEKURU」は90ぺージにおよぶ小泉今日子特集を組み、即日完売どころか、翌日には1万件を上回る注文が殺到し、出版元が対応に追われたというニュースは、覚えている方も多いと思います。

この出版元は、スタッフ5名、それまで小泉今日子さんとは何のつながりもありませんでした。その小さな版元が、世間の注目を浴びる本を出すに至る経緯には、彼女の「男気」としか言いようのないエピソードがありました。

それはあとで詳しく紹介します。

また、女優然とした、すましたところが皆無で、誰とでもフランクにコミュニケーションが
とれる彼女は、お酒の席でどこかのサラリーマンのグループと意気投合し、おおいに盛り上がるかと思えば、ドラマのスタッフのADたちをきちんと覚えていて、彼らがやがてプロデューサーになったときにドラマ出演のオファーを持ってくると、なにより優先して、出演を快諾するという、こういうところに垣間見えるのは「肩書や地位にこだわらず、人そのものを愛する姿勢」ではないでしょうか。

中井貴一が感じた小泉今日子の「男気」とは?

人気ドラマ「最後から二番目の恋」は、中井貴一、小泉今日子、ふたりのダブル主演による鎌倉を舞台にした物語です。

彼女はこの作品により、第49回ギャラクシー賞テレビ部門の個人賞を受賞、前作のヒットをうけて、2年後に放送された第2シリーズ「続・最後から二番目の恋」では、ザテレビジョン ドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。

名手、岡田恵和の手による脚本は、中年の男女の微妙な恋心を描いていて、男まさりの女性を演じる小泉さんは見事にハマっていましたが、その勝気なキャラクターと裏腹の、女としての弱さを自然な演技で魅せた第2シリーズ最終話のラストシーン、記憶に残っている方も多いと思いますが、中井貴一さんは、ドラマのディレクター宮本理江子さんと小泉さんと三人で出演したテレビ番組「僕らの時代」で、「小泉今日子の女性らしさと男気」について印象的な言葉を語っていました。

これも詳しいことはのちほど。

小泉今日子、と言うよりもキョンキョンと呼ぶのが似あっている彼女も今年で51才、今までに「ヤマトナデシコ七変化」「なんてたってアイドル」「木枯らしに抱かれて」などのヒット曲、「最後から二番目の恋」「あまちゃん」などのドラマ主演、そして「ボクの女に手を出すな」「怪盗ルビィ」などの映画、さらにCM、舞台、著書出版と、誰もが認めるアイドル、スターとして文句のつけようのない活躍をしてきました。

そして第一線でトップランナーの位置にいる女優やタレントは、あまりプライバシーをおもてに出さないのが普通です。

プライバシーの切り売りは、売れなくなった芸能人の最後の商売、と言えるかもしれません。

ところがキョンキョンは、ある雑誌の自分を特集する企画にのり、自宅内を撮影させ、ノーメイクで立ったままタバコをくゆらせる自身を見せるということをしてみせました。

これが、冒頭で紹介した雑誌「MEKURU」ですが、その企画提案から発売に至る過程と特集記事の内容には「キョンキョンの男前ぶり」が見えてきます。

初公開した小泉今日子の自宅がスゴイ!

すっぴんでタバコくゆらせて、それが売れに売れて版元はパニック状態

ウソではなかった「任せる」のひとこと。これが本当の大物女優。

2016年2月4日「みんなのキョンキョン、誰も知らない小泉今日子」という特集を組んだ雑誌「MEKURU」発売。

この日はキョンキョン、50才の誕生日。

その後の反響はメディアでもニュースとしてたくさん取り上げられたので、よく知られていますが、雑誌が売れないと言われる今、大手出版社が出し、大宣伝をしたということでもなく、マイナーなカルチャー雑誌であった「MEKURU」が、驚異的ともいえる売れゆきを記録したことは、そういう本を求めていた読者がいたということであり、別の言い方をすれば、世の中に、それだけ小泉今日子ファンがいる、ということではないでしょうか。

編集長の上田智子さんは以下のように話しています。

「50才の誕生日に、こういう特集を組みたいと、ご本人に話したら、
 “任せる”のひとことで、この号が始まりました」

こういう内容であれば、人によっては細かいところまでチェックして、いろいろ注文を付けてくるケースがあってもおかしくはない。

すっぴんだし、タバコ吸ってるし、寝室見せてるし・・・、

女優である自分を、読者はどうとらえるのか、気にしない方がおかしい。

でもキョンキョンは淡々と、友だちを招き入れるようにカメラマンとスタッフを迎え、家の中を説明しながら、あちこち案内したという。

最初に言った「任せる」という言葉がウソではなかったということの証し。

簡単にできることではありません。

お世話になった演出家の長男の結婚披露宴で見せた「男気」

そうして撮影された写真に加えて、キョンキョンと仕事などで関わった27人が語った「小泉今日子」についての証言が掲載されています。

ふたたび編集長の上田智子さんのコメント。

「任された私たち編集サイドのプレッシャーもさることながら、27人の証言者の方々も、小泉さんの50才を記念する特集に参加してくださるということで、愛情深く、真摯に『小泉今日子』について語ってくれました」

その中のひとり、ドラマの演出家としてキョンキョンと関わり、育ての親ともいえる故・久世光彦氏の夫人、朋子さんは息子さんの結婚式の招待状を送った際、彼女から「出席させていただきます。私はお父さんの代わりね」と返事がきて、当日、光彦氏が座るはずだった朋子さんの隣の席に、キョンキョンが座ったことを明かしています。

なんだか、テレビドラマのようなエピソードです。

これぞ男気と言わずして何と言えばいいのでしょう。


ほとんどマスコミに出ることのない、キョンキョンの母、由美さんも
娘について証言しています。

「デビューしてからきょうまで、全然変わらないっていうことがすごいと思う。

親に対しても、世間に対しても、変わらない。

媚びないし、自然体、それは私にとってはすっごく嬉しいことですし、誇りに思っている」

「媚びないし、自然体」

これもまたキョンキョンを表わすのにピッタリの言葉ですが、お母様が言うと、なおのこと説得力が増します。

「あまちゃん」のロケ地でのある夜の出来事

カラオケを歌っていた女性客が…

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は、女優・小泉今日子の実力をしっかりと見せつけてくれた作品ですが、全国の視聴者のなかには、このドラマで初めて小泉今日子のファンになったという人も少なくないのではないでしょうか。

その「あまちゃん」のロケで東北のある街に滞在していたときのこと。

共演者の尾美としのりさんとキョンキョンと、もう一人の3人で夜、食事に出ました。

その流れで一軒のスナックに入ると、店内には地元の常連客と思われるグループがいてカラオケを楽しんでいました。

尾美さんたちは店の中の奥のテーブルについて飲み物を注文し、しばらく雑談していたところ、グループ客のなかのひとりの女性が「木枯らしに抱かれて」を選曲して、歌うために立ち上がったというのです。

言うまでもなく、これはキョンキョンのヒット曲。

尾美さんは、これは困ったことになったと思ったそうです。

その女性客が、さっき入って来たのがキョンキョン自身であることをわかったうえで「木枯らしに抱かれて」を選んだことは間違いないのですから。

イントロが終わり女性は歌い始めました。

キョンキョンは、どうしたか。

ワンコーラスを聞いたあと、歌手、小泉今日子は、近くにあったマイクをとると、女性客と一緒に歌い始めたのです。

それだけでなく、ハモるところはハモるパートを自分が歌い、最後まで歌い切りました。

店内は拍手喝采。くだんの女性は感激のあまり泣き出してしまったそうです。

何事もなかったかのように、席に戻って微笑んでいるキョンキョン。

これもまた、コイズミ流「男気」ではないでしょうか。

中井貴一の名言。「小泉今日子を見ていると…」思わず納得してしまいます。

小泉今日子の背中が言っている「どこへ行くとか聞かないで」

テレビ番組「僕らの時代」にキョンキョンと一緒に出演した中井貴一さんは、こういうふうに言っていました。

「女らしさを持ってる人は男気を持ってる。

小泉今日子を見ていると、食事のあと飲み足りない時があるとき、ひとりで酒場に向かっていく後ろ姿。

振り返らない背中から漂う『どこへ行くとか聞かないで』
気を遣われることが嫌い。業界チックなポジションなのに付き合ってみるといちばん遠いところにいる。

十代の頃からアイドルだった人が」

愛のこもった「小泉今日子論」

名言と言っていいでしょう。


中井貴一と小泉今日子といえば人気ドラマ「最後から二番目の恋」、そして「続・最後から二番目の恋」。

その第2シリーズの最終話、ラストシーン。

酔っ払ったふたりが互いの気持ちを言いだせないまま他愛もない会話を続ける。

男まさりの乱暴な口調でキョンキョンが言う。


「ていうか、ギュッと抱きしめるぐらいのことできねえのかよ」

「バカだねえ、今・・・今、それをやろうと思ったんだよ」

「ウソだね」

「ウソじゃないよ、よし、お前から来い」

「いいよ、冗談だよ」

「いいから来い」


照れて中井貴一の脇をすり抜けようとするキョンキョン。

中井の右腕が彼女のからだを止めるように出され、そのまま背中越しに抱きかかえる。

振り返りながら、一瞬、おんなの表情を見せるキョンキョン。

しばらくそのままでいたあと、向き合う格好になる。

ふたりは立ったまま、微妙な距離をおいて抱きあっている。

やがて、どちらからともなく笑い始め、からだを離す。

テレビドラマ史上に残る名ラブシーンといってもいい、この場面をあらためて見てみると、中井貴一の「女らしさを持ってる人は男気を持ってる」
という言葉が説得力を持って心に浮かぶ。

「男気なんて言うけど、わたしはやっぱり女なんだよ」

キョンキョンの、そんな声が聞こえてくるような気もします。

男らしさも女らしさも薄れていく時代に、キョンキョンは行くべき道を指し示して立っている。

男が男らしくなくなった、と言われ始めてからずいぶん時間がたちました。

女が強くなったと言われたのは、ずーっと昔で、それから女は強いままです。

世の中、それで案外うまくいっているなら、それでいいのかもしれません。

でもどこかで、自分が男らしく生きたいとか、女性らしいやさしさで人に接したいと本当は思っているのではないでしょうか。

その「男らしさ」と「女性らしいやさしさ」の両方の精神を、心の中に兼ね備えている人、それが小泉今日子なのかもしれません。

35年の歳月が培った、苔のようなスピリット。

「MEKURU」のインタビューの中で、キョンキョンは言っています。

「社会のなかで何かを遺すとしたら、あと10年だと思っていて。

そうすると、やっぱりあんまり時間がないから、あとから歩いてくる人たちが歩きやすいような道を整えたい」 

やっぱり「男前」です。

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fujiko

埼玉県在住のオジサンですが、気持ちの若さは失わないように、いつも好奇心イッパイで生きてます。