漫画家の「ろくでなし子」こと五十嵐恵さんが４４歳で第一子となる男の子を無事出産いたしました。旦那さんはイギリスのロックバンド「ザ・ウォーターボーイズ」のマイク・スコットさんだそうです。

漫画家のろくでなし子さんですが、今では、マンガ活動よりも彼女のアート作品のほうに世間の注目は集まっています。

自分の性器を３Dプリンターで型取り、それに装飾を施した「デコまん」という作品が彼女の代表作です。

「デコまん」に関しては賛否両論があり、アーティストとしての評価を得ている一方で、わいせつ物公然陳列の罪に問われたこともあります。

では、マンガ以外のろくでなし子さんのアート作品をいくつか見ていきましょう。

自身の性器を型取りしたものに様々なデコレーションを施したものがこのデコまんになります。ハートなどの可愛らしいデコレーションから、ジオラマ風のものまでさまざまなものがあります。

このデコまんがろくでなし子さんの名を世に広めました。

クラウドファンディングで、「わたしの「まん中」を3Dスキャンして、世界初の夢のマンボートを作る計画に支援を！」という内容で募集し制作したものがこのマンボートです。

動画で、彼女の「真ん中アート」について詳しく説明していますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

ろくでなし子さんは女性器を型取った作品を扱っていたために、過去２回も逮捕されてしまいました。

２０１４年の７月に、自身の女性器の３Ｄデータを複数男性に送付したことが、わいせつ罪に問われ突然逮捕されることになってしまいました。

しかし、この逮捕を思想の弾圧であると考えた人たちの署名活動や、弁護士の活躍により、ろくでなし子さんは釈放されることとなりました。

その後、国内外で、多くのアーティストや評論家がこの逮捕について、「表現の自由に反している」「思想弾圧だ」「逮捕するならばわいせつ罪ではなく政治犯としてだ」など様々な意見があがりました。

ただ、共通して言えるのはろくでなし子さんの行為はわいせつ罪ではないということでした。

同年の１２月に今度はアダルトショップで自身の「デコまん」を出展したことによりわいせつ物公然陳列の疑いで再逮捕されてしまいます。

その後の裁判で、わいせつ物公然陳列は無罪になりましたが、わいせつ物頒布等の罪に関しては有罪判決となりました。そのため、ろくでなし子さんは、即日控訴しました。

このろくでなし子さんの逮捕は、単なる漫画家のわいせつ罪のスキャンダルではなく、多くの有識者やアーティストまで巻き込み、日本の「表現の自由」や「国家の思想弾圧」などの重大なテーマへと発展しました。

今後も、ろくでなし子さんの活動には多くの方が注目していくことでしょう。

実はろくでなし子さんは、今の旦那さんと結婚する前に別な男性と結婚していました。ろくでなし子さんの男性遍歴とはどのようなものだったのでしょうか？

元旦那とは１０年の結婚生活を送っておりました。しかし、旦那の稼ぎの少なさや、自分のアートへの不理解によって２０１２年に離婚してしまったそうです。

当時は毎日死にたいと考えていたほど生活が大変だったようです。

しかし、結婚中にオフ会で知り合った男性と浮気をし、それを作品にしていたそうで、一概にどちらかが悪いとは言えそうに無さそうです。

ろくでなし子さんがツイッターで「逮捕を機に人生が大変化し続け、まさかの子宝まで授かって、本当に幸せです。警察に感謝感謝\( ˆoˆ )/」とう言っていたように、逮捕がきっかけで今の旦那さんとは親密ななかになったそうです。

逮捕されたときに、ツイッターから応援メッセージを送ったり、プレゼントをしたりとたくさんの手助けをしたようです。

ザ・ウォーターボーイズというバンドをしているマイク・スコット氏は「ＲＯＫ ＲＯＫ ＲＯＫＵＤＥＮＡＳＨＩＫＯ」という彼女のテーマソングも作っていました。

浮気、離婚、逮捕、再逮捕、再婚、出産と大忙しのろくでなし子さんですが、今後の彼女の活躍に期待したいですね。
アート活動だけなく子育ても上手くできるように応援したいですね。
また逮捕されることのないように頑張ってほしいです。