筑波大からフランス東部ブザンソンの大学に留学中の黒崎愛海さんの行方不明事件は、まだ解決に至っていません。

行方不明が発覚してから時間が経ちますが、思ったより捜査が難航しているといった感じでしょう。

今回は、今まである情報を元に、考えられる事件内容を推測してみました。

この事件の内容を簡単にまとめると、先月23日に黒崎愛海さんが行方不明になっていることが発覚しました。
フランスの地元警察によると、黒崎愛海さんは12月4日に容疑者であるチリ人「ニコラス・セペダ」と一緒に、レストランから黒崎さんの寮に一緒に戻りました。

その時に、黒崎さんの叫び声が聞こえたという住人がいます。この日を最後に黒崎さんの行方が分からなくなっています。

どうやら二人は、以前交際をしていた関係であり、容疑者が「声明」というビデオメッセージを公開していたことから、二人の間に何かのトラブルがあったのは間違いなさそうです。

誰もが黒崎さんの無事を祈るばかりですが、今まで集まっている情報を元に考えれば、生存している可能性は残念ながら低いように思えます。

まず、寮に血痕が見つかっており、容疑者の携帯電話から、彼は不自然に森の中に入っていたということがわかっています。ここまで述べたら何を意味するかはわかると思います。

それに、行方不明になってからかなりの時間が経っているというのも、最悪のケースではないかと思わされます。フランス当局の警察も、容疑者の国籍や名前をずっと隠していました。最近になり、その容疑者の情報が公開されたのも、なんか不気味です。

国際手配しているのなら、容疑者情報を隠す必要ないのでは？と。

それか、日本の報道では伝えれる情報量が現地のと違うのかもしれません。

これは完全な憶測なのですが、容疑者は黒崎さんに「声明」で「ある条件を守れば、許す」とある意味脅しのようなことを言っています。

このことから、黒崎さんはまだ生きていて、ただ容疑者のいう条件をどこかでさせられているだけかもしれません。これでも、十分残酷な話ですが、命があるならいいに越したことはありません。

しかし、容疑者と連絡をした友人の話では、彼女は生きているというニュアンスのことを言っていることからも、この声明をしっかりと理解すると、考えられる可能性です。

皆さんも気付いているのではないでしょうか、今回の行方不明事件では報道にいくつかおかしな点がありました。

まず、容疑者の名前や国籍がすぐに公開されなかったことです。最近になってようやく、国籍が発表されて、先日くらいに名前が公開されました。

本当に容疑者の情報を隠す必要があったのでしょうか。

そして、捜査が何よりも難航していることです。すぐに解決するのが当然といことではなく、時には長引くものをあるでしょう。
ただ、今回に関しては、毎日の報道に全く進歩がありません。ただ、同じような情報などが更新されていくばかりです。

これは、現地の警察の動きが良くないからか、ただすでに情報はあるけど、フランスと日本は外国なので（容疑者もフランス国籍外）、情報開示する限界が決まっているからなのかはわかりません。

それにしても、手際の悪さが目立ちます。

捜査にあまり進展はないにせよ、私たちみんなは黒崎さんの無事を心から祈っています。せっかく、意欲のある学生が海外で勉強しているので、危ない目にあってほしくはありません。
海外経験を生かして、これから日本の未来を変えていく人材になるでしょう。

いくら難しい状況でも、捜査を進めるのが困難でも、私たちが一番欲しいのは黒崎さんの命です。
無事に彼女が発見されたというニュースが出ることを心から待っておきましょう。