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ネアンデルタール人は食人文化を持っていた!?

ネアンデルタール人が過去に食人をしていた証拠がベルギーの洞窟遺跡から発見され、イギリスの科学誌『ネイチャー』系列のオンライン科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』で発表されました。
ネアンデルタール人についての認識を揺るがす恐ろしげな発見にネット上で一部話題となっているようです。

ネアンデルタール人とは

約4万年前に絶滅したヒト族

絶滅の理由は様々

絶滅の理由は様々

ネアンデルタール人とはかつて現生人類と同じヒト族の動物として存在していた種族であり、最新の研究では約4万年前に絶滅したと言われているヒト族です。

絶滅の理由は別種のヒト族であるクロマニョン人との戦争で滅ぼされた暴力的衝突説、獲物の競合で緩やかに滅んでいった食糧問題説、ホモ・サピエンスとの交配で滅んでいった混血説、火山の噴火で滅んだ大噴火説など様々な説があるようですが、はっきりとした原因は分かっていないのだそう。

現世人類(ホモ・サピエンス)との違い

現世人類(ホモ・サピエンス)との違い

昔は私達と同じホモ・サピエンスの祖先として扱われていたネアンデルタール人ですが、現在は骨から見つかったDNAの解析結果からネアンデルタール人はホモ・サピエンスとは別系統の人類である事が分かっており、直系の祖先ではない事が明らかとなっています。

ホモ・サピエンスに比べてネアンデルタール人は頭が幅広で顔が大きく、ネアンデルタール人から見て現生人類は総じて幼児的・女性的に見えていたのではないかという説もあるのだそう。

数%のみDNAが一致

数%のみDNAが一致

現生人類の直系先祖ではないと言われているネアンデルタール人ですが、人類の皮膚や髪、爪の遺伝子の中には数%だけネアンデルタール人の遺伝子が混ざっており、コーカソイド系の特徴である白っぽい皮膚や金髪や赤毛、青い目などと言った見た目はネアンデルタール人から受け継いだものである可能性が高いのだそう。

ネアンデルタール人は食人をしていた!?

これまでのネアンデルタール人の認識

遺体を丁重に扱い埋葬もする種族

遺体を丁重に扱い埋葬もする種族

これまでネアンデルタール人は遺体を埋葬する文化があった事が分かっており、埋葬されていたネアンデルタール人の化石から数種類の花の花粉が大量に付着しているのが発見された事から遺体に花を添えて弔う文化があったと言われていました。

人類学者エレーヌ・ルジェ氏らが発見

ベルギーのゴイエ洞窟にて

ベルギーのゴイエ洞窟にて

しかし、そんなネアンデルタール人の認識を覆す発見がされたのがベルギーのゴイエ洞窟。
この洞窟は全長250mにもなる巨大な洞窟群であり、旧石器時代からネアンデルタール人の群れが住居として使っていた事が明らかとなっています。

そこに居住していたネアンデルタール人が食人をしていた証拠が発見され、ネアンデルタール人が食人種であった可能性が示唆されることとなりました。

ネアンデルタール人に食べられた人の骨が見つかる

若者4人、子ども1人、新生児1人の人骨に…

若者4人、子ども1人、新生児1人の人骨に…

発見された証拠とは、ネアンデルタール人の若者4人と子ども1人、新生児1人の人骨。
一見これまでのものと同じ埋葬された骨だと思われましたが、これらの骨には骨の内部にある骨髄を取り出すために粉砕された痕がはっきりと残っており、解体されて肉を取り去った跡まで残っていたのだそう。

トナカイ・馬と同じ食べ方で!?

トナカイ・馬と同じ食べ方で!?

さらに、骨の砕かれ方は洞窟の入り口で発見されていた馬やトナカイの骨から骨髄を取り出す時の砕き方と一致しており、馬などと同じく食べるために骨髄が取り出されていた非常に可能性が高いのだそう。

調理された馬の骨髄

調理された馬の骨髄

ちなみに、馬の骨髄は現代でも一部の居酒屋などで食べることが出来ます。
ややさっぱりとした風味ですが、白子に似た味と食感をしているのだとか。

人骨が生活用品にも

フリント石器の砥石代わりに使用!?

フリント石器の砥石代わりに使用!?

ゴイエ洞窟で発見された人骨には生活用品として利用されていた形跡のある物もあり、狩りや動物解体で使われるフリント石器の砥石の材料として使用されていた跡のある人骨も発見されていたようです。

食人行為は儀式?日常?

詳細は研究中

詳細は研究中

今回の発見で合計6人の人が食べられていた事が発覚し、遺体の扱い方について新たな見解が発見されたネアンデルタール人。

この食人の理由や規模については現在研究中であり、食人行為が日常のものだったのか、それとも何か特別な時に行われたものだったのかなどはまだ分かっていないそうです。

スペイン・フランスに続き3ヶ所目の食人例

これまでスペインやフランスなど南欧の方面だけで食人の証拠が見つかっており、一部地域でだけ行われていたと思われていたネアンデルタール人の食人文化。
北欧であるベルギーで3ヶ所目の食人文化の発見があった以上、もしかしたらネアンデルタール人自体に食人の文化があったのかもしれませんね。

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*Putyu*

元栄養系大学生。得意科目はダイエット。
辛いものと猫が大好き