赤ちゃんは生後1年になると、どのような成長が見られるのでしょうか。
もう立って歩いたりするのでしょうか。
それともハイハイ！？

1歳頃の赤ちゃんの成長について、平均身長や体重、食事や睡眠サイクルなど、いろんな側面から説明していきます。

赤ちゃんの成長と聞いてまず最初に浮かぶのが、身長と体重がどれくらいになるかではないでしょうか。
赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、あくまでも目安程度に参考にして頂ければと思います。

1歳の赤ちゃんの平均身長は、男の子の場合でおよそ70cmから80cm程度に、女の子の場合で68cmから78cm程度になります。大きい子と小さい子では10cmも差が出てきますね。ただ、子どもの身長がグッと伸びる時期はそれぞれなので、あまり気にし過ぎないで下さいね。

1歳の赤ちゃんの平均体重は、男の子の場合でおよそ7.7kgから11kg程度、女の子の場合でおよそ7.2kgから10.5kg程度になります。やはり大きい子と小さい子とでは3kg以上の差があるので、見た目的にはずいぶんと違ってきますね。

生まれたばかりのことは朝も夜もなかった赤ちゃんですが、1歳頃になるとどのような変化が見られるのでしょうか。まとまって寝てくれると助かりますがどうでしょう。

1歳くらいになるとだんだんと体力がついてくるので、日中に起きている時間が少しずつ長くなってきます。そのため、お昼寝を2時間程度と夜中に10時間程度の合計12時間程度寝るようになります（もちろん個人差はありますが）。

早い子だと生後3ヶ月から4ヶ月頃から夜泣きが始まりますが、夜泣きは長い子の場合3歳くらいまで続くこともあるそうです。夜泣きの原因はいろいろと言われていますが、1歳くらいだと生活リズムの不安定や夜泣き時の親御さんの対応に問題があるケースが考えられます。

早寝早起きが重要なのは言うまでもありませんが、夜泣きをした時の対応によっても、夜泣きが長引いてしまうこととなるそうです。赤ちゃんが泣いたからと言ってすぐに起こさず、少し様子を見ることも大事です。

赤ちゃんが1歳頃になると、どのような変化が見られ、どんなことができるようになってくるのでしょうか。ぼんやりしているとあっという間に成長していってしまいますよ。

1歳くらいになると、早い子だと自分の足で立ってヨチヨチと歩けるようになります。まだまだ不安定ですが、頑張って歩いてる姿を見るのはなかなかに感動的なものですよ。

お散歩に行ったり公園に出かけたりすると、自分の足で歩けるようになると好奇心の対象も広がり、外で遊ぶのが楽しくなってきます。日中体をしっかりと動かすことで夜の睡眠も深くなるので、積極的に外に出かけると良いでしょう。

両親が共働きの家庭の場合、1歳になると保育園に預けることケースも出てくると思います。これまで大人というと両親か祖父母くらいだったのが、急にたくさんの大人に囲まれることで、人見知りがひどくなってしまう子もいます。ただ、これも成長の一過程とある程度は割り切って考えることが大事です。

1歳頃になると、離乳食も完了期の前期に入ります。大人と変わらないメニューを食べられるようになり、食事の時間がますます楽しくなりますよ。

1歳の時期の離乳食は、1日に3回の食事と補食としておやつをあげる3回食プラス軽い1食といった感じになります。味付けを気をつければ大人と同じものを食べても構いませんが、アレルギーには引き続き気をつけましょう。

1歳時期の授乳量は、朝食と昼食の間、昼食と夕食の間の2回、それぞれ200ml程度のフォローアップミルクを与えるのが目安です。おやつと一緒にあげると良いでしょう。

「立てば這え　這えば歩めの　親ごころ」などという川柳がありますが、心配しなくても赤ちゃんはどんどん成長して、出来ることが増えていきます。可愛い時期を見逃さないようにして下さいね。