忘年会シーズン真っ只中の2016年12月。

ツイッター上で、ぼったくり被害にあったという報告が
話題となっています。

被害にあったという人は、
友人4人で歌舞伎町に行ったところ、
キャッチに声を掛けられ、

「個室ダイニング　黒船」

というお店に連れて行かれました。

飲み放題をオーダーしましたが、
あまり美味しくなかったので、
一杯飲んで店を出ようとしたところ会計がなんと2万円!

キャッチには席代もチャージ料も掛からないと言われていたのに、
しっかり会計に含まれています。
そして驚くことに、4人で来店したのにもかかわらず、
5人分のお通し料金や席代を請求されていたのです。

インターネットユーザーがこの店を調べてみたところ、
驚きの事実が隠されていました・・!

2016年12月10日のツイッターにも
「個室ダイニング　黒船」は苦言を呈されていました。

つぶやきには画像もアップされており、
きな粉が付いている親指ほどの和菓子(?)三個が写っていました。
なんと、この写真が三人前のデザート。
これには苦笑するしかありませんよね。

「食べ物の量が少ない」、
「思っていた以上の金額を請求された」

という報告が目立ちます。
これは2014年に話題になった
「プチぼったくり」かもしれません。

2014年の12月にも同じようなぼったくり被害が発生し、
話題となりました。
しかも、同じ新宿歌舞伎町!

店名は「風物語」

被害者は2014年12月27日、
友人二人で「風物語」に来店。
飲食を終えて、チェックを頼むと
「42,912円」請求されたとのこと。

「少し高すぎるのでは？」と思い、
レシートをよく見てみると、
二人で来店したのにもかかわらず、

お通しが6人前、
席料が5人分、
週末料金が5人分、
チャージ料も別途で7000円

と、かなりずさんな内容。
このレシート画像はツイッター上にアップされ、
大炎上し、「風物語」は閉店しました。

しかし、風物語の経営者は他に10店舗以上の飲食店を構えており、
入店する際は注意が必要です。

歌舞伎町浄化計画などが施行され、
客引きやキャッチなどの撲滅が計られましたが、
未だ、歌舞伎町や繁華街には大勢の客引きやキャッチがいます。
全てがぼったくり店というわけではありませんが、
その判断は難しいでしょう。

ですので、よく言われているように、

「客引きやキャッチには付いて行かない」

というのが鉄則です。
割引きなど甘い言葉で誘惑してきますが、
実際にサービスがあるかどうかは保障できません。
歌舞伎町で安心して飲むのであれば、
チェーン店に行くようにしましょう。

同僚や上司がキャッチの誘いに引っ掛かり、
一緒について行った自分も、ぼったくり被害にあったという人が急増しています。
明らかにぼったくりの金額を請求された場合は支払う必要はありません。
店員に「この会計はおかしいから支払わない」と主張して下さい。
そして話し合いは交番でするようにしましょう。
もし、交番に同行しないと言われたら、110番通報して下さい。
その際に「居酒屋で軟禁されてしまいました」と伝えてください。

また、身分証の提示を求められても見せる必要はありません。
店側が裁判で争いたいということであれば、
相手側の情報も控えてください。
控える内容としては

飲食代の内訳、会社名、会社住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、代表者氏名、代表者の住所

を請求して下さい。
ぼったくり店なら確実に裁判に勝てないと分かっているので、
絶対に請求に応じません。

万が一請求金額を支払ってしまった場合は、
取り返すのが困難になってしまいます。
ぼったくり店の寿命は短く、すぐに閉店してしまいます。
そうなってしまうと経営者が雲隠れし、
見つけ出せなくなります。

つまり、ぼったくりにあった場合は

・絶対に支払わない
・警察に通報

この二つを心掛けましょう!