ワンダーコアの使用中に窒息死を起こさせたとして裁判を起こしている死亡者親族の女性にネット上で批判の声が殺到しています。
裁判を起こした女性の言い分や会社側の主張、裁判内容を知ったネット上の反応はどうなっているのでしょうか？

ワンダーコアを使用しての死亡事故が発生したのは2015年の5月9日朝。
当時46歳の男性が名古屋市内にある自宅にて倒れているのが発見され、病院に搬送されましたがその後死亡したことが確認される事故が発生してしまいました。

男性はワンダーコアの使用中に窒息死してしまった事が確認されており、腹筋運動中の事故である事が判明しています。

窒息死してしまった男性が発見された際男性の首にはネックレスが付けられており、このネックレスがワンダーコアの背中部品部分や頭を乗せる部分に絡まってしまったため男性は首を絞められて死んでしまったのだそう。

警察による捜査の結果、ワンダーコアを使って腹筋運動をしていた男性は当時酒酔い状態であり、飲酒しながらトレーニングをしていたことが明らかとなりました。

酒酔い状態でワンダーコアに寝転んだという推測の他、ワンダーコア上で睡眠を取ろうとした結果転がり落ちてネックレスが引っかかったという推測も上がっているようです。

ワンダーコアによる死亡事故が起こった後、死亡した男性の姉である親族女性(50歳)はワンダーコアを輸入販売している『オークローンマーケティング』に対し7075万円の損害賠償を請求する民事訴訟を行いました。

しかし、この訴訟を行った女性に対しネット上では批判の声が殺到しています。

まず、裁判を起こした親族女性の言い分。
訴状によると親族女性は男性の首がネックレスで絞まってしまったのはワンダーコアの商品としての欠陥が原因だと主張しており、使用方法にネックレスを装着して使用することに関する警告文が記載されていなかったことが今回の死亡事故の根本的原因であると主張しています。

これに対し、輸入販売会社のオークローンマーケティングは答弁書にて当時男性が酒酔い状態であった事を言及し、飲酒後の使用禁止を明記していたにもかかわらず使用を強行した男性の誤使用が死亡事故の原因だと反論しました。

製造物責任法に基づく賠償義務は発生せず、男性側に責任があると主張しているようです。

以下はこの裁判のニュースを知ったTwitter民の反応。
このニュースを知ったほぼ全員が訴えを起こした親族女性の敗訴を確信しており、裁判所が会社の要望通り訴えを棄却する事を望んでいます。

死亡事故の原因はネックレスをつけたまま運動を行った男性にあると考えており、あまりに常識に欠ける行為だと男性に対する非難の声が上がりました。

また、7075万円という超高額な損害賠償を請求した親族女性に対し「金目当てでは？」という批判の声が多く上がっていました。
アメリカなどでは警告文が不足していた事による訴訟が通った例がありますが、日本的な考えではないと眉をひそめるネット民が圧倒的多数となったようです。

さらに、あまりに珍妙な死亡事故である事から訴えを起こした親族女性による保険金詐欺、殺人を疑う声もありました。
一般的にそこまで丈夫ではないはずのメックレスがワンダーコアに引っかかり続けていた事に不自然さを感じたネット民は多かったようです。

もしもこの裁判が親族女性勝訴で幕を閉じた場合、これから製造会社は取扱説明書の注意書きを大幅に改変することが求められ、類似した訴訟が大量に頻発する事が予想されています。

裁判所は今回の訴訟にどのような判決を出すのでしょうか？
結果が気になるばかりです。