成宮寛貴の引退声明後、意味深なコメントを公式HPに投稿した事で話題となった元岩手県議員兼プロレスラーのザ・グレート・サスケですが、グレートサスケがその後週刊誌に息子が受けた仕打ちを告白し、大きな騒動が巻き起こっています。

騒ぎの発端となったのは12月初旬に週刊誌『フライデー』が掲載した成宮寛貴のコカイン吸引疑惑記事。

2回に分けて掲載された記事で成宮寛貴は生々しいコカイン吸引の様子やコカインを“チャーリー”と隠語で呼びつつ電話でコカインをねだっている肉声データの存在を公開されてしまい、ドラマ『相棒』を始め成宮寛貴が出演していたCM会社などに大きな打撃を与える事となりました。

週刊誌によるとこの時コカインを買いに走らされた友人Aは普段から成宮寛貴にパシリ扱いされており、代理購入したコカインを成宮寛貴に渡したところ薬で酔ってきた成宮寛貴に性的に迫られた事を明かしています。

フライデーによる報道後事務所が『法的措置を取る』とまでいった今回の疑惑でしたが、成宮寛貴はこの記事の後すぐに“絶対知られたくないセクシャリティな事を明かされた”として芸能界引退宣言を行い、すぐさま海外へ旅立ってしまいました。

事務所側は薬物疑惑を事実無根として弁護士立会いのもと尿検査を行い、検査の結果を“陰性”だったと明かしていますが…尿検査で分かるコカインの使用歴は2～10日前までであり、記事にある11月中旬の無実を証明するには90日分の使用歴が判明する毛髪検査を行うしかありません。

12月8日に芸能界引退宣言を行いテレビの前から姿を消した成宮寛貴ですが、引退声明を発表して3日が経った12月11日、プロレスラー界の大物であるザ・グレート・サスケから思わぬ攻撃を受ける事となりました。

グレートサスケは自身のブログにて「こんな幕引きは許さない、10年前に息子があなたから受けたハラスメントは事実だったのか？」と怒りの声を露わにし、世間を大きく驚かせる事となります。

ハラスメントを受けた、という事は明かしながらも具体的な内容はこれまで明らかにしていなかったグレートサスケ。
しかし、最近になってようやく週刊誌の記者達に具体的なハラスメントの内容を明らかにし、成宮寛貴が行った行為がハラスメントどころの騒ぎではなかったことを明らかとしました。

『週刊新潮』と『週刊文春』の2社にハラスメントの内容を明かしたようですが、細かい差はあれど大体同じ内容の暴露となっているようです。

グレートサスケの話によると、息子のアンドレスが成宮寛貴からハラスメントを受けたのはアンドレスがまだ17歳の頃。
アンドレスは15歳の頃から父親である自分の名前を隠してモデル活動を行っており、持ち前の顔立ちやパリコレモデルの実績でそれなりに活躍していたそうですが、17歳になった頃から仕事に穴をあけるようになり、PTSDらしき精神障害を発症してしまいました。

不思議に思ったグレートサスケが医師によるカウンセリングを受けさせたところ、なんとアンドレスは「成宮さんから“1億円で寝てくれ”と言われた」と告白したとのこと。

かなり無理矢理に迫られた事も告白したアンドレスでしたが、当時グレートサスケは成宮寛貴がゲイである事を知らなかったため連れ子である息子の言葉を100％信じることが出来ず、当時は事を荒立てない事を選んだのだそう。

抗議を行わない事を選んでから10年の月日が経過し、引退声明で成宮寛貴が本当にゲイであった事を初めて知ったグレートサスケ。
そのことで胸の中にふたをしていた当時の胸のモヤモヤが爆発し、今回の暴露を決意したのだとか。

現在当時妻であった女性とは離婚し母側に戻っているアンドレスですが、週刊新潮によるとアンドレスは当時の事を思い出すと泣き出してしまい、「痛い、痛い」と言いながらお尻をかばう様子を見せるのだそうです。

更に、17歳当時に受けたトラウマが10年経った今でも消えておらず、28歳になった今でもPTSDで心療内科に通い続けているのだとか。
個人差はあるものの平均数か月の治療で回復・寛解するのが一般的なPTSDが10年間治療しても回復しないとなるとかなり重症である事がうかがえますね。

以下は主に男性の利用比率が高いネット掲示板での反応。
このところスクープの多い週刊誌側の主張を肯定する『記事肯定派』が多数となっており、同じ男性として恐怖の感情を訴える声も多く挙がっていました。

こちらは若い女性を中心とするTwitterの反応。
週刊誌側やグレートサスケの主張を信じるネット上とは正反対に『グレートサスケ売名説』を強く推しており、グレートサスケに怒りの声を上げています。

未成年の男子高校生に対して性的暴行した事実の真偽が大きな話題となっている成宮寛貴ですが、一部では今回のグレートサスケさんの息子への性的暴行疑惑はコカイン吸引疑惑から目をそらすための良い隠れ蓑になっているという意見もあるようでした。

強姦罪は告訴期間こそ存在しないものの、時効が10年と定められている犯罪です。
グレートサスケの主張が真実であるならば10年目にしてようやく暴露されたこの強姦事件は時効ギリギリもしくはギリギリ期限切れの問題であり、もしも告訴を行うのならばスピード勝負になるでしょう。

元義父であるグレートサスケや成宮寛貴はこの暴露の後どういった行動をとるのでしょうか？
今後の動向に注目が集まります。