逃げ恥でブレイクのメガネ男子『星野源』って一体何者?

俳優!?ミュージシャン!?それとも作家!?



ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で話題沸騰中の星野源さん。

実は以前、くも膜下出血で生死を彷徨ったことがあります。

しかし、大病から見事に復活を遂げ、今の活躍に到りました。
そんな不死鳥のような源さんの意外な経歴を見ていきましょう。

星野源のプロフィール

星野 源(ほしの げん、1981年1月28日 - )は、日本の俳優、シンガーソングライター、文筆家。埼玉県蕨市出生、川口市出身。所属はアミューズ(音楽業)、大人計画(俳優業)。インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のリーダーとして、主にギターとマリンバを担当。エッセイストやコラムニストとしての顔も持ち、複数の連載や刊行物を著しているマルチタレントである。

俳優業以外にも音楽業、文筆家などマルチな方面で活躍しておられるようですね。二つの事務所に職業別に分けて所属していることにも驚きですね。

星野源の俳優としての活動

星野源さんと言えば最近では【逃げ恥】のイメージが強いかもしれませんが、それ以前にも多くのドラマや舞台で活躍していました。

俳優デビューのきっかけは?

初めて演技をしたのは中学一年生の時だそうです。学校の友達に誘われてもらった役で、セリフはたったの一言だけでした。
しかし、その一言を放った瞬間から星野源さんは演劇にのめり込んでいきました。
そして、その後2003年に松尾スズキの舞台「ニンゲン御破算」に参加したのをきっかけに大人計画に所属することになったそうです。

実は意外な作品も!?星野源さんの出演作

星野源さんの主な出演作品がこちらです。

映画
『箱入り息子の恋』
『地獄でなぜ悪い』

テレビドラマ
『タイガー&ドラゴン』
『アキハバラ@DEEP』
『去年ルノアールで』
『ゲゲゲの女房』
『11人もいる!』
『コウノドリ』
『逃げるは恥だが役に立つ』

バラエティ
『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』

映画では「箱入り息子の恋」と「地獄でなぜ悪い」で主演を務め、なんと日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。テレビドラマだと他には「真田丸」で演じた徳川秀忠役が記憶に新しいのではないでしょうか。

実はウォーターボーイズだった星野源さん

上記の作品以外にも実は2003年の大ヒットドラマ「WATER BOYZ」にも星山という役で出演しており、山田孝之や森山未來らと共演を果たしていました。
貴重な星野源さんのウォーターボーイズ動画がこちらです。

星野源にペンキをかけられていた 布施明 - YouTube

出典:YouTube

貴重な星野源さんのウォーターボーイズ出演動画。坊主に眼鏡という今とはだいぶ異なる雰囲気ですが。しっかりと源さんらしくギターをかき鳴らすシーンもあります。

いかがでしたか?今とはだいぶイメージが異なるのではないでしょうか。この頃から脇役にもかかわらず独特の存在感を発揮していますね。

ミュージシャンとしての星野源の音楽活動

【逃げ恥】の主題歌「恋」や、結婚式の定番ソング「SUN」などヒット曲を連発している星野源さん。音楽との出会いはいったいどのようなものだったのでしょうか?

音楽との出会いは?

物心ついたころから音楽には触れていたようで、音楽好きの父が家にいるときはいつもピアノを弾き、50~60年代のアナログレコードをずっと流していたそうです。
そして中学一年生の時に周りの友人たちがこぞってバンドを始めたのをきっかけに、焦りを感じた星野源さんはギターを弾き始めたそうです。

初めての作曲

人前に出ることが嫌いだった源さんは、学生生活で溜まった鬱憤をひたすら家で歌にしてカセットに吹き込んでいたそうです。
それがオリジナルの曲をつくるようになったきっかけだそうで、当初の歌は呪いのような歌ばかりだったそうです。
今の源さんからはあまり想像が出来ないですね。

星野源と初めてのバンド

音楽自体には幼い頃から触れてきた星野源さんですが。バンドを初めて結成したのは20歳の時だそうです。「サケロック」というバンドなのですが、当時の星野源さんは声に自信がなかったので、ボーカルのいないインストバンドにしたそうです。

SAKEROCK / SAYONARA 【Music Video】 - YouTube

出典:YouTube

星野源さんがリーダーを務めるバンドSAKEROCKの「SAYONARA]

ちなみにこのSAKEROCKというバンドは2015年に解散してしまっています。根強い人気のあるバンドだったので昔からのファンからは解散を惜しむ声がたくさんありました。また、星野源さんからSAKEROCKを知った人たちは「もっと早く知りたかった」と残念がっています。
楽器だけでここまで感情移入させるバンドもなかなかないので、メンバーの実力の凄さがわかりますね。

気になる病気は!?後遺症はないの!?

過労によるくも膜下出血

インストバンドをしているうちに、「大事なのは歌う事だ」と考え始めた星野源さんは2010年に星野源としてソロデビューします。バンドにソロ活動、執筆など活躍の舞台を広げていく星野源さん。
しかし、過労のために、2012年の12月にくも膜下出血で倒れてしまいます。一時は生死の狭間を彷徨い、復帰するまでに一年以上かかりました。

2012年12月22日、くも膜下出血と診断されたため、活動を休止[10]。2013年2月28日、J-WAVE「TOKYO HOT 100 CHART OF THE YEAR」授賞式にてステージに立ち仕事復帰した[11]。
しかし、2013年6月ごろに行った定期検査の結果、手術した箇所が万全な状態ではなくなってきていることがわかった。経過観察と新たな措置が必要との診断を受け、治療に専念することになったため再び活動休止。

再入院と手術を経て今の状態に復活したのですね。星野源さんの活躍は嬉しいですが、体調の事を考えると心配になってしまいますね。

この闘病中の経験を経て考えた曲が「地獄でなぜ悪い」です。この曲は、星野源さんが主演する同名の映画の主題歌にもなっています。

星野 源 - 地獄でなぜ悪い 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube

出典:YouTube

映画「地獄でなぜ悪い」の主題歌。この世の不条理と人間の無力感、そして生への前向きな強い意思が同居した歌詞は、現代社会という地獄で様々な困難と闘っている私たちに戦う力を与えてくれます。

病気から復帰後、源さんの飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍が始まります。病気を通して大人になり、仕事を以前より楽しむことが出来るようになった、と後に星野源さんは語っています。

作家としての星野源の執筆活動

星野源さんは音楽業、俳優業以外にも昔から執筆業も行っていました。では星野源さんにとって執筆業とはどのようなものなのでしょうか?

執筆業を始めたきっかけは?

ペン一本で壮大な物語を創り出すことが出来る、文筆家に憧れたのがきっかけだそうです。もちろん最初は仕事がなかったので、一人で書いていたようです。しかし、まったく面白いものがかけず、このままではダメだと思い、知り合いのライターに頼んで仕事を紹介してもらったそうです。

はじめは200文字から

最初は雑誌の片隅のたった200ページのコラムから始まったそうです。はじめこそ周りから「物を書く才能がない」と言われていたそうですが、書いているうちに仕事も増えていき、2000字のエッセイの連載から文庫本の出版にまで至ったそうです。

星野源さんの主な著作

著書[編集]
そして生活はつづく(2009年9月17日、マガジンハウス)
働く男(2013年1月17日、マガジンハウス)
蘇える変態(2014年5月9日、マガジンハウス)
星野源 雑談集1(2014年12月18日、マガジンハウス)
地平線の相談(2015年3月28日、文藝春秋)
連載[編集]
シアターガイド「わたしの今月」
QuickJapan「植物人間でも踊れる音楽」「今日の埼玉」
少年文芸「くるくるぱー子」
未来創作vol.1 短編小説「急須」
bounce.com「星野源の唄いだす小説」
H(エイチ)「うめぼしのフィクション大魔王」(写真:梅佳代、ロッキング・オン)
テレビブロス「細野晴臣と星野源の地平線の相談」(細野晴臣との対談連載)
TSUTAYAフリーペーパー“VA”「星野源のそしてサケロックはつづく」
マガジンハウス“ウフ.”「そして生活はつづく」
POPEYE「ひざの上の映画館」「星野源の12人の恐ろしい日本人」
GINZA「銀座鉄道の夜」
ダ・ヴィンチ「いのちの車窓から」

200文字のコラムから始まりこれほどの量まで仕事を増やした星野源。まさに継続は力なりですね。

”才能が無い”と謙虚すぎるメガネ男子

星野源さんの意外な経歴がお分かりいただけたでしょうか?現在の魅力も様々な職業や病気からの復活などの経験から生まれたものなのかもしれませんね。
星野源さんは本当にマルチな才能のある人物だと思います。
しかし、本人曰く、才能は無いらしく。著書の「働く男」の中でこんなことを言っています。

才能があるからやるのではなく、
才能がないからやる、という選択肢があってもいいじゃないか。
~中略~
いつか、才能のないものが、面白いものを創り出せたら、
そうなったら、才能のない、俺の勝ちだ。

星野源さんの成功のエッセンスが詰まったような言葉ですね。私もこの言葉を見習って頑張っていこうと思います。皆さんもぜひ才能のある人に勝てるように頑張ってみて下さい。

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